2020-06-02 第201回国会 参議院 法務委員会 第10号
それから、歩行者が青信号で横断中に絶対に犠牲者を出さないために、この歩車分離信号というものがあるんですけれども、要するに、歩行者が青のときに全ての車を赤で止めましょうという、スクランブル交差点みたいな、ああいうふうなものをどんどん導入すれば、本当に弱者の、ルールを守っている子供たちの命が守られるんじゃないかというふうに思います。
それから、歩行者が青信号で横断中に絶対に犠牲者を出さないために、この歩車分離信号というものがあるんですけれども、要するに、歩行者が青のときに全ての車を赤で止めましょうという、スクランブル交差点みたいな、ああいうふうなものをどんどん導入すれば、本当に弱者の、ルールを守っている子供たちの命が守られるんじゃないかというふうに思います。
また、歩行者が通行する時間と車両が通行する時間とを分離する歩車分離式信号も、歩行者等の安全確保に有効な手段であると考えており、その整備に努めているところでございます。
対策として、車両の速度抑制や交通量の抑制、歩行空間の確保、歩車分離などが大きな課題ではないかと考えますが、大臣のお考えをお聞かせください。
その場合に、都道府県公安委員会の交通規制とともに、道路管理者による歩行空間の確保、歩車分離の取組や交通量抑制の対策等と連携しての取組が重要であります。 その点でも、車両の速度規制というのはその入り口としても極めて重要だということで、衝突時の自動車の走行速度が三十キロを超えると歩行者が致命傷を負う確率が急激に高まるということは、以前の質疑でも取り上げたところです。
○塩川委員 歩行者の安全確保策を重視をして取り組むということが必要だという点で、高齢者や子供たちの安全確保のために生活道路の交通安全対策が極めて重要で、対策としては、車両の速度を抑制する、車両の量そのものを、交通量を抑制する、歩車分離と言われるような、歩行空間をしっかりと確保する、交差点対策をしっかりと行うということが中心的な話だろうと思っております。
ですから、物理的に歩車分離を図るようなそういった措置ですとか道路改良というのは、開通前の措置というのはないということで承知をしていますが、国交省にお尋ねしますけれども、こういった道路改良を伴うような対策というのは中期的対策であって、開通後に措置をする、そういうことになっているんじゃありませんか。
あと、子供たちの事故の中でやはり一番多いのは交差点だというふうに思いますので、車が左に曲がってきたら、横断歩道を手を挙げて渡っているのにひかれちゃったですとかということは、通学の朝と夕方だけでもいいんですけれども、交差点について、歩車分離式信号というのがあるじゃないですか、全部赤になって歩道だけ青になる、そうすれば、車と接触することはなくなると思うんですね。
○北村政府参考人 ただいま御指摘の歩車分離式信号でございますが、歩行者が通行する時間と車両が通行する時間とを分離するというものでございますので、歩行者等の安全確保に有効な手段であると考えており、警察庁におきましては、平成十四年に歩車分離式信号に関する指針を作成して、その導入を推進しているところでございます。
○政府参考人(倉田潤君) 昨年五月末以降に実施いたしました緊急合同点検の結果、警察では一万九千七百十五か所におきまして信号機の新設、歩車分離化、横断歩道の新設等の約二万六千の対策を実施する予定としております。 この対策の進捗状況につきましては、昨年十一月末現在で既に全体の約三割に当たる約九千の対策を実施しておりまして、今年度中に全体の約九割に当たる約二万四千の対策を実施する予定でございます。
今、歩車分離信号ですとかゾーン30というお言葉もありました。これ、ちょっと後ほどまたお聞きをしたいというふうに思います。 通学中の子供の事故を防ぐには様々な対策が必要だというふうに思います。私は第一に、まず子供たちが歩く歩道をきちんと整備をする、簡易なものも含めて、そういったことが必要でないかというふうに思います。
また、信号の歩車分離というようなお話もございました。やはり、将来を担う子供たちの安全、安心、我々大人がしっかりと守っていかなければならないという気持ちを強く持っております。しっかりと連携を取りながら進めていきたいというふうに思います。
通学路は言わば線の対策だというふうに思いますから、歩道の整備と併せ、実は先ほどもちょっとありましたけれども、全国的に大きな事故抑制効果につながっている歩車分離信号の実施などでこの線の対策をもう徹底をしていくということも必要だと思います。 この歩車分離信号ですけれども、実は本当に効果が出ていまして、ある地域では人身事故はこの対応だけで四割減ったという結果も出ています。
警察におきましては、高齢者が被害者となる交通事故の減少に資する対策といたしまして、地方公共団体を初めとする関係機関、団体と連携した交通安全教育、歩車分離式信号を初めとする交通安全施設の整備、最高速度時速三十キロの区域規制の実施、路側帯の設置、拡幅などを内容とする生活道路対策を推進しているところでございます。
このほかでございますが、歩行者用の青信号の時間を延長するといったバリアフリー対応型信号機の整備や信号制御の歩車分離化、生活道路におきます交通規制の見直しなどによりまして、高齢歩行者が安全、安心に通行できる交通環境の整備を推進しているというところでございます。
当然、歩車分離はありません。こういうところが現にいっぱい存在しているわけです。こういう地域の道路事情を解消しない限り、地域の活性化だとか、安心、安全な国土づくりといったって、それはむなしく響くだけでありまして、まさにこれを解決することが重要であると思っております。
ぜひ歩車分離、この場合の車というのは自転車でございますが、自転車自体は健康にもいいですし環境にもいい乗り物ですから、自転車にとっても走りやすい、そういうようなところにしていただきたいと思います。 また、駅前の放置自転車ということでは、自転車の駐輪場というのが、これまでもある程度都市サイドを中心にお進めいただいているところではありますけれども、やはりもっともっと必要ではないかと思われます。
歩車分離式信号。これは大変実験されて効果があるというふうに伺っていますけれども、その現状と、今後そういう信号を普及されていくのかどうか、お考えをお願いします。
○政府参考人(属憲夫君) 歩行者と車両の通行を時間的に分離する歩車分離式信号は全国でモデル運用を実施した結果、歩行者の安全確保に大変大きな効果が認められると、そういった結果が出てまいりました。それを受けまして、平成十四年九月に、歩車分離式信号に関する指針というものを私ども取りまとめをいたしまして、それに基づいて全国でその整備を推進をしているところでございます。
○国務大臣(谷垣禎一君) 今、委員がおっしゃいましたとおり、例えば歩車分離式の信号にしても、現在、都道府県警察から約三千か所欲しいという要望がありまして、これはいずれもそれぞれの地域の方々からの御要望を踏まえたものだろうと思うんですね。 国民のための警察と言えるからには、やはりこういう御要望は真剣に受け止めなきゃならない。
私どもといたしましては、一つは、やはり何と申しましても、先ほど歩車分離交差点等につきましてお話ございましたけれども、交通安全施設の整備というのは、これやっぱり一つ考えなきゃならない問題だろうと思います。
通学路にある二十五の交差点を分離信号にしたら安全性が高まるんではないかというような調査結果も報告をされていたところでありますけれども、これは前にもお取上げをさせていただきましたけれども、この歩車分離信号の今後の展開についてどのようにお取組をいただけるものなのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。
○政府参考人(属憲夫君) 警察庁では、本年一月より半年間、全国で百か所の交差点を選定いたしまして、歩車分離式信号のモデル運用を行ってまいりました。
○政府参考人(坂東自朗君) 歩行者と車両の通行を時間的に分離するいわゆる歩車分離信号というものは、車両の円滑な通行に影響を与える可能性はありますけれども、歩行者の安全確保のための有力な手段の一つと私どもは認識しております。したがいまして、警察庁では交通状況あるいは地域住民の要望等を勘案して、全国で百交差点を抽出して歩車分離信号のモデル運用を行うということとしたところでございます。
○政府参考人(坂東自朗君) ただいま御答弁申しましたように、警察庁では設置方針というものを取りまとめたいというふうに考えておりますが、具体的に歩車分離信号を導入するというのは委員御指摘のように都道府県警察というものが決定するところでございますので、都道府県警察におきましては、やはり現場の具体的な交通状況とか、あるいは地域住民あるいは関係行政機関等の意見、要望といったものを総合的に勘案した上で、歩車分離信号
○政府参考人(坂東自朗君) 警察庁ではこのモデル運用というのを通じまして、歩車分離信号機の設置方針というものを、先ほど申しましたように、いろんな方から御意見等を聴取しながら、あるいは効果分析等を行いながらこの歩車分離信号の設置方針等を取りまとめまして、今後の交通安全施設の整備に活用してまいる所存でございます。
今私たちは、歩車分離というか、歩行者と車を分離するという分離式の信号をぜひもっと急いでつくってもらいたいと言っているんですが、ようやく百カ所の予算化をして、これからどう普及するかというところで、とてもおくれているんですね。今、全体的には十七万六千基の信号があるのに、ちょろちょろっと、まだ全体の分離式は千五百しかないですね。
そういった意味で、こういったそれぞれの個々の交差点につきまして、都道府県公安委員会が個別にいろいろな事情を判断した上で、先ほど言ったような形で、結果として全国に千五百基の歩車分離信号が設置されているということだと承知しております。
○瀬古委員 一体こういう歩車分離の信号をどのぐらいの規模で急いでつくらなきゃならないのか。そのうち、現在、今千五百基と言われましたけれども、どの程度進んでいるというその認識は、どうお考えでしょうか。
○坂東政府参考人 委員御指摘の歩行者と車両の通行を時間的に分離する、いわゆる歩車分離運用の信号というものは、交通の円滑という観点に配慮しつつ適切に運用すれば、横断歩行者の安全の確保のための有力な手段の一つとして考えているところでございます。 そこで、現在の歩車分離運用の信号機の設置数でございますが、全国で約一千五百基という数になっております。
交通事故の中ではやはり交差点での事故というものが非常に高い率を占めているということでございますから、各都道府県公安委員会、各都道府県警察におきましては、その交差点での事故、なかんずく歩行者事故というものをいかに減少すべきかということは日々真剣に検討しているところであるというように確信しているところでございますので、そういった意味から、もろもろの交通諸条件、あるいは周辺住民の御意見等を聞きながら、歩車分離信号
○政府参考人(坂東自朗君) 先ほどスクランブル交差点と申しましたけれども、これも要は歩車分離というんでしょうか、そういうものにカウントすることができると思いますので、まずそのスクランブル運用の数でございますけれども、全国では約千カ所余りを把握しています。それから、それ以外の歩車分離運用の信号機でございますけれども、全国で約五百弱というものを把握しております。
○政府参考人(坂東自朗君) 繰り返しになるかもわかりませんけれども、やはり歩車分離運用というものは、交通の安全という観点に配慮しながら適切に運用すれば歩行者の事故防止のためにも有力な手法の一つであるというように考えておるところでございますので、後は具体的な、各交差点ごとに交通状況とかいろんなものを総合的に勘案しながら歩車分離をつける方がいいというように判断されるならば、それぞれの公安委員会におきまして
結局、ブキャナンレポートというのは歩車分離という考え方で、居住環境の視点から通過交通道路と地区内道路を分ける住居環境処理という構想で、これはイギリスロンドンでも生かされたし、日本でも非常に影響を与えたみたいです。ところが、歩車分離だけでもなかなかこれ解決しないというので、最近はやっぱり自動車交通そのものの抑制をいろいろ考えなきゃならぬということが国際的にいろいろ進んできているというんですね。
○橋本説明員 ただいま御指摘のように、例えば道路でいいますと歩車分離ということで、歩道橋でございますが、先生御指摘のようないろいろな御批判もまたございます。今後、例えば道路につきましてはスロープをなるべくつけるとか、ペデストリアンデッキ、建物あるいは駅から直接利用できるような施設、あるいは必要に応じて昇降装置、エレベーターをつける等の努力を現在進めているところでございます。