1959-03-18 第31回国会 参議院 決算委員会 第10号
査定を行いますにつきましては、事業の設計上の単価、歩がかり等につきまして一応の標準的なものがあるわけでございます。
査定を行いますにつきましては、事業の設計上の単価、歩がかり等につきまして一応の標準的なものがあるわけでございます。
なおそのほかにも施設関係の事項がいろいろあがっておるのでありますが、御承知のように一件総額が相当莫大でありまして、そのうち積算の間違いで些少な不当なる利得を業者に与えたというようなものにつきましては、ほかの工事のいろいろな歩がかり等と勘案いたしまして、どうしてもそのまま放直することが妥当でないというものにつきましては、業者から返納金をとるというふうに精算させることにいたしております。
それから十番目は、弾薬庫の工事予定価格の積算に当って、調査不十分なため、過大に支払ったと認められるという御指摘であったと存じますが、この点につきましては、直接費の積算につきまして、検査院の御指摘のように、あるいは堀さく土工の歩がかり等に若干適格を欠く点もあったと思うのでありますが、他面、一般標準よりも低い諸経費を計上してあったことでもございますし、それからまた、本工事は当初八社ないし九社の指名競争に
大体農地課の職員は、私どもの何といいますか、金科玉条としておる技術家の憲法というようなハンド・ブツクというようなものがありまして、それに基いて歩がかり等を算出しておりますので、そのでき上つた設計が特に過大な設計であるという事例は原則としては私ないと思つております。