1985-04-19 第102回国会 衆議院 決算委員会 第4号
こういう報道に対してアメリカ側は、中国へ寄港する米艦船が非核武装艦であるとの保証を一切与えていない、さらには、あらゆる米艦船はいわゆるアメリカの核兵器の存在を肯定も否定もしないという政策を変えないし、その政策の適用を除外すれば世界じゅうのいかなる場所にも寄港できなくなる、こういうコメントがなされているわけであります。
こういう報道に対してアメリカ側は、中国へ寄港する米艦船が非核武装艦であるとの保証を一切与えていない、さらには、あらゆる米艦船はいわゆるアメリカの核兵器の存在を肯定も否定もしないという政策を変えないし、その政策の適用を除外すれば世界じゅうのいかなる場所にも寄港できなくなる、こういうコメントがなされているわけであります。
○政府委員(下田武三君) その趣旨の御説もございまして、引揚者を迎えるに武装艦を以てするというのは甚だ国際関係から見て面白くないのではないかという御意見誠に御尤もだと思います。
そうしますと、警備隊は海上における警備、救難の任務を遂行するに必要な武器を保有することはできますけれども、その任務の遂行に必要な範囲を越えて、本来が戦争をなす力を供給する武装艦、そういう性能を持つておる船舶を保有することは禁じられておると私は解釈しなければならないと思います。