1959-11-04 第33回国会 衆議院 予算委員会 第2号
以上の歴史的事実の前にわれわれは講和条約締結当時の吉田氏が再軍備、憲法改正の押しつけに抵抗、反対された苦心の跡を知りますとともに、日本の安全保障についても、非武装地帯案をも用意せられました事実に注目しなければならぬと存ずるのであります。
以上の歴史的事実の前にわれわれは講和条約締結当時の吉田氏が再軍備、憲法改正の押しつけに抵抗、反対された苦心の跡を知りますとともに、日本の安全保障についても、非武装地帯案をも用意せられました事実に注目しなければならぬと存ずるのであります。
また、このほか、中東非核武装地帯案も最近の問題になっているし、さらに先日、チトー・ユーゴー、スカルノ・インドネシア両大統領は、冷戦を終らせ、国際問題解決の基礎を築くため、いずれのブロックにも属さぬ中立諸国の会議を持つことの共同声明を発しているのであります。