1949-05-11 第5回国会 衆議院 文部委員会 第15号
派遣議員は伊藤郷一君、淺香忠雄君、受田新吉君、渡部義通君の四名に不肖私で五名、それに武藤專門員が同行せられましたが、なお若林義孝君が私費をもつて参加せられましたことは大いに意を強うするものでありました。
派遣議員は伊藤郷一君、淺香忠雄君、受田新吉君、渡部義通君の四名に不肖私で五名、それに武藤專門員が同行せられましたが、なお若林義孝君が私費をもつて参加せられましたことは大いに意を強うするものでありました。
なるほどわれわれも今年の耐乏予算の状況等は承つてはおりますけれども、先ほども法隆寺の問題に関しまして武藤專門員からるる話がありましたように、アメリカのハーバード大学のウオーナー博士は、日本の古美術等を守るために、京都、奈良の爆撃をやめさせ、日本の國宝その他を守つてくれたのみならず、法隆寺の焼失に際しては、絶大の関心を拂われたということであります。
これより懇談会に入り、武藤專門員より説明を聽取します。武藤專門員。 ―――――・――――― 〔午後二時四十七分懇談会に入る〕 〔委員長退席、松本(七)委員長代理着席〕 〔午後三時十三分懇談会を終る〕 ―――――・―――――
○武藤專門員 今期國会では委員会が発足早々緊急な問題をお取扱いになりましたので、專門員からのごあいさつと委員会の所管事項の御紹介が遅れましてまことに相済みません。 まずこの時間を拝借いたしまして御報告申し上げることがございます。今年の一月の初めに宇野専門員がおなくなりになりましたので、一言追慕の言葉と御遺族からのお言づけをお傳えすることをお許し願いたいと思います。
○横田專門員 ただいま武藤專門員のお話申し上げましたのは文化関係のことでございますが、私は文教関係の事項だけを簡単に並べて申し上げたいと思います。 文教関係の方の当文部委員会の所管事項といたしましては、御承知の通り教育行政に関する立法と、文部行政当局の法律に関する立案の審議というようなことをやつております。
○武藤專門員 先ほどの政府の提案理由の御説明の中で、第一回國会において衆議院及び参議院が國語研究機関の設置に関する請願を、採択し議決されたのを初め云々とありましたが、これは文化委員会に付託になりましたことでございますので、すべては当時の速記録に明らかでございまするけれども、一言粗筋だけを御紹介申し上げたいと存じます。
しかも先日行われました伊能忠敬翁誕生日の記念祭のごときは、それこそ千葉縣全体がこぞりまして、この偉大なる文化人を顯彰いたしましたので、文化委員会からもわざわざ武藤專門員及び安部能成博士のごときりつぱな方々が寸暇を利用されましておいでくださいまして、盛大なる祭典を行つたようなわけであります。