1976-03-04 第77回国会 衆議院 予算委員会 第23号
問題というのがございまして、限られた工場で関係者、要注意、要観察あるいは要治療というようなことが明らかになりますと、非常に関係者も心配をいたすというような事情がありまして、必ずしも公表するということにしない、非常に慎重な態度をとっているわけでございまして、そういう意味で私ども従来これを明らかにしてまいっておらないわけでございますが、いまお尋ねの関係のところを申し上げますと、十八名の内訳は、日信化学武生工場
問題というのがございまして、限られた工場で関係者、要注意、要観察あるいは要治療というようなことが明らかになりますと、非常に関係者も心配をいたすというような事情がありまして、必ずしも公表するということにしない、非常に慎重な態度をとっているわけでございまして、そういう意味で私ども従来これを明らかにしてまいっておらないわけでございますが、いまお尋ねの関係のところを申し上げますと、十八名の内訳は、日信化学武生工場
すなわち、日信化学工業武生工場で昭和四十年二月の災害で死亡しております一名でございます。それから日本ゼオン高岡工場で一名、これは四十二年の七月の事故でございます。それから東亜合成化学の徳島工場で三名、これは四十七年の六月の事故でございます。 以上でございます。
私は一つ一つ、これはどうなっている、これはどうなっているということを聞いてもいいが、たとえば日信化学の武生工場で働いていた人、あるいはまた東亜合成の徳島工場で働いていらっしゃった方、しかも、これは作業員三人が、四十七年六月に塩ビモノマーのガスを吸って倒れておる。こういうような事件があっても、その後の追跡調査あるいはそういったことが本省の方で全然わかっていないわけですよ。
それから日信化学武生工場で十年前に亡くなった三好登さん、日本ゼオン高岡工場に働いて八年前に亡くなった大井芳一さん、さらに三井東圧名古屋工場で働いた森正雄さん、こういった方々に対してはどういうふうにお考えでございますか。
また信越化学の武生工場の事件について、商工大臣は大体五%のものとして返還させているということでありますが、滋賀縣の農家で発見されたものが五百トンあります。これについては、解決策がまだはつきりしてないようでありますが、この五百トンはどのよう解決されたかを聽きたいのであります。また五%としてなぜ政府は計算したか。あの中には四%のもが非常に多かつたのに、どうして五%として計算したか。
第二は、信越化学武生工場の件でございますが、同工場は、昨年八月から十月におきまして、御指摘のごとき事件を起した事実がありましたので、農林省と連絡の上、その後始末に当つたのでありますが、かくのごとき低品位石炭窒素二千百四十五トン、金額にいたしまして一千三百三万円は、本年三月末限りをもちまして、肥料配給公團へこの返済方を完了した次第でございまして、同社は不当取得はいたしておらないのでございます。
○國務大臣(鈴木義男君) 田口君の御質問は、信越工場武生工場の不正肥料配給事件の司法処理はどうなつているかということであつたようであるが、私としては、この報告を受けた記憶がありませんので、檢察局長を呼びまして尋ねましたところが、本廳としても、この報告をまだ受けておらないそうでありまして、すべて全國の事件は全部本廳に報告されるのではないのであります。
○山添政府委員 化学肥料に対してわれわれの通常の感じといたしましては、大体これを信用しているという建前といいますか、そういうつもりでおりましたが、この間の武生工場のような今までにない未曽有の事件が出來いたしたことにつきましては、非常に遺憾に感じているのであります。この取締りにつきましては、なるほど戰爭中各地方の肥料分析等の施設が破壞せられております。
武生工場がたまたまこういう不良な肥料を配給いたしましたことを動機として、今後ぜひ各工場が良心に訴えて、責任ある肥料を生産するように商工省、農林省としても指導していただきたいと思いますが、人間のやることでありますから、また機械のやる仕事でありますので、万一の場合に、計画通りに十分なよい肥料が必ずできるとも言えないのでありまするから、どうかひとついずれの面におきましても、経費をよけい使わずして、効果の上
○山添政府委員 武生工場の問題につきまして不当利得という点につきましては、実は一六%として公団が買つた。それを今度五%に引直した、價格を下げたわけです。從つて農家に対しては五%に対して通常肥料に対する八掛の値段、こういうことにいたしております。事故品として……。