1956-04-06 第24回国会 参議院 本会議 第33号 ところが、閣議におきましては賛否両論が戦わされまして、なかなか決定に至らず、再三遷延して参りましたが、前に申し上げましたように、四月三日及び六日の閣議において、遂に事実上武山否定に決したのであります。しかも奇怪千万なことは、正力国務大臣は三日の閣議には出席されない。しかもあらかじめ白紙委任状を根本官房長官に渡しておいたよしでございます。 曾禰益