1971-10-26 第67回国会 衆議院 本会議 第6号
朝鮮に対しては、終始、武力北進、滅共統一を叫ぶ韓国のファッショ・かいらい政権を支持し、不法にも、それが全朝鮮を代表する合法政権であるとの立場に立って、日韓条約を結び、朝鮮民主主義人民共和国に敵対、封じ込めの政策をとってまいったのであります。
朝鮮に対しては、終始、武力北進、滅共統一を叫ぶ韓国のファッショ・かいらい政権を支持し、不法にも、それが全朝鮮を代表する合法政権であるとの立場に立って、日韓条約を結び、朝鮮民主主義人民共和国に敵対、封じ込めの政策をとってまいったのであります。
その次に、「ただいま言われるような武力北進ということは私はあまり耳にしておらない、かように思いますので、この機会に、ただいまお尋ねになりました事柄、これは条約局長でいいかと思いますが、一言私の感じました点を申し上げ、南から北を攻めていくようなことはただいまの状態では考えられないということ、そのことを一言お答えいたしておきます。あとは条約局長からお答えいたします。」
「井手君の本会議の質問の中に、武力北進ということばがありました。私はあまり聞かないことばで、最近はこういうことばを聞かない、あまり聞かないことばですということでお答えいたしたのでありますが、その武力北進について何か特別にお聞き取りのものがあれば私は教えていただきたいと思います。
その点は御了承いただきますが、同時にまた、ただいま休戦協定をいたしておるわけでございますから、例に引かれましたような武力北進だとか、あるいは南進だとか、こういう事態は、この休戦協定を順守しておる限りにおいては問題にならない、そういうことは起こり得ない、かように思います。
いま申し上げましたように、韓国が武力北進をして伸びた場合、あるいは、北鮮民主主義人民共和国が武力南進をしてその現在の管轄権が圧縮された場合、それはそのまま変化をしてくるのでございますか。すなわち、日華条約のような変化を事実上に発生してまいるものと理解すべきか、いかがでありますか。
自分は武力北進ということは聞かない、しかし私の耳にするのは共産主義による統一だという。そんなことをだれが言っておるのでしょうか。だれも言っていないではありませんか。(佐藤内閣総理大臣「皆さんが言っておる」と呼ぶ)いや、皆さんと言うが、だれも言っていない。私は、それはぜひひとつ総理に聞いてもらわなければならぬ。総理が平和的統一を推進すると言うから、総理に聞いてもらわなければならぬ。
本会議並びにこの席で過般来問題になっておりますのは武力北進ということばでございます。武力北進、南から武力で北進するということで、それを皆さん方が盛んに言っておられる。しかし私は武力北進ということばは最近聞きません。あまり私が聞かないことばでございますということを申し、それよりも私どもが耳にするのは、共産主義による南北統一、そういうことばでございます。
○佐藤内閣総理大臣 井手君の本会議の質問の中に、武力北進ということばがありました。私はあまり聞かないことばで、最近はこういうことばを聞かない、あまり聞かないことばですということでお答えいたしたのでありますが、その武力北進について何か特別にお聞き取りのものがあれば私は教えていただきたいと思います。
したがいまして、わが国が、武力北進、武力で全朝鮮を統一することを国是とする韓国政府と基本関係を結べば、当然の反応としてわが国は北朝鮮と対立関係に立たざるを得ません。ここに本条約の軍事的性格があるのであります。(拍手)また、逆に、わが国が北朝鮮と何らかの接触をはかろうとすれば、必ず韓国政府からの反発と抗議を招くでありましょう。現に国際電気標準会議の経過を見ても明らかであります。
ただ、お話のうちに武力北進ということばをお使いになりましたが、私は、武力北進ということばは最近は聞かないように思います。これはだいぶ前にそんな話があったようですが、こういうことは聞かない。むしろ、今日で聞いておりますのは、北鮮自身が、共産主義による南北の統一、こういうことをはっきり言っている。この点のほうが、これは最近の話でございますから、御記憶を訂正されるほうがいいかと思います。
第三に、韓国を朝鮮唯一の合法政府と認めることによって、アメリカと朴一派のいわゆる武力北進を支持し、ここに東北アジアにおける侵略の拠点をつくるものであります。およそこれほど無法乱暴な条約が世界のどこにありますか。およそこのような条約でありますから、その附属協定、すなわち、在日朝鮮人の法的地位に関する協定では、あからさまに在日朝鮮人の基本的権利を踏みにじって、国籍選択の自由さえ奪っております。
(拍手)この韓国民衆の支持すら得られていない朴政権を、おこがましくも朝鮮におけるだだ一つの合法政権と認め、これと国交を結ぼうとするのでありますが、このことは、政府が進んで朴政権の武力北進の野望に油を注ぎ、南北朝鮮の軍事衝突をけしかける結果になり、朝鮮民族の統一の願望をたたきつぶしたことになりましょう。
ただ、この勝共の意味が、武力によるいわゆる武力北進という、一時李承晩大統領時代にとっておりました方針を変えて、軍事政権になりましてから捨てております。朴大統領自身も、一、二度武力北進の意向はないということを言っておりますので、これは政治、経済的な意味においての勝共統一、そういうふうに了解しております。
第二は、武力北進と普通いっておりますが、北ベトナムのほうにまで戦争を拡大することによって、直接北ベトナムなりその背後にあると称しております中国との武力対決の中で打開策を求めよう、こういういき方、これが第二として考えられるものだと思うのです。
○後宮政府委員 食糧事情等の窮迫のために一面そういう暗い面もあることは否定できないと存じますが、北鮮との関係につきましては、御承知のとおり、李承晩大統領が武力北進ということをモットーとしておりましたのに対しまして、現在の朴議長は、もっぱら、国連の介入と申しますか、国連の世話による平和的な南北統一ということをモットーとするということを軍事政権設立以来順守いたしておりまして、それによって韓国の国際的地位
昨年 私は前の国会での質問において、いわゆる請求権問題の解決方式として、六月の軍事革命後、一時は軍事政権が武力北進を唱えるのではないかという憂慮が一部にございましたが、同政権は革命後間もない六月二十四日に外務部長官談話をもちまして、これを正式に否定いたしまして、国連方式による統一を主張することを確認いたしております。
○杉原荒太君 次にお尋ねいたしたいのは、朴政権は南北統一の方式に関する基本的態度について、対外的にどういうコミットメントをしておるか、李承晩はしばしば武力北進を唱え、南北統一のため同盟国の援助が得られない場合には、単独でも武力を使用する旨を声明しております。
それから、韓国の性格の問題でございますが、韓国民がどういう政権をつくられるかということは、私どもが容喙すべき問題ではないと思いますが、現に大韓民国は五十一カ国から承認されておる政権でございまするし、国連憲章を尊重いたしまして武力北進はやらないという建前をとっておりまするし、近くまた民政の方へ移管しようという決意で準備を急いでおるということでございまして、細迫先生がおっしゃるように一がいに相手にすべき
〔床次委員長代理退席、櫻内委員長着席〕 ここに自由党と民主党との内政、外政にわたる政策を詳しく検討する時間を持ちませんが、韓国民ことごとくが念願してやまぬ南北鮮の統一問題に対するこの両党の考え方を見ますと、一は武力北進、一は平和的統一を主張するところに大きな相違を見出すことができると思います。
また韓国の李承晩は武力北進統一と言っておる。おれは武力で北を統一するのだ、機会があれば北を武力でもって統一するのだ、こういうことを呼号しているように承知している。この台湾の蒋介石の大陸反攻の行動、あるいは李承晩の武力北進統一といったような行動が現実に現われるとしますれば、それがかえってアジアにおける脅威と緊張を増大するという結果にも、そういう種をまくことにもなると私は思うのです。
○島上委員 李承晩大統領は事あるごとに武力北進統一ということを言っておる。これは私どもの希望する南北の平和的統一ということとは反対だと思う。