また、武内大使が日本に帰っておりますこの機会に、この種の問題について十分理解を持って、そしてワシントンへ帰ることが望ましい、かように考えておりまして、御指摘にもありましたように、東京は東京、ワシントンはワシントンでそれぞれ交渉するつもりで、ただいま実情等について詳細に調べておるような次第であります。 私は、たいへん早急に結論が出てくることが望ましい、これは御指摘のとおりであります。
私は武内大使に、いま日本の国会でもこういう議論をしておるから、この法律案と公述の結果を外務省に報告してくれ、日本政府に報告しなさい、こう私は言ってきました。私は、現実に、法律とそれからいまの公述書を持ってきて、いま、うちの渉外でこれの翻訳をさしているわけです。どこの国でも、金があまりかかるというと、実はそういういろんな手を使う。
まだ時間もあることですが、武内大使とかなり突っ込んだ意見もかわされたということであるし、それからラスク長官もいろんな意見を議会で証言されておる。これらと関連して、日本がもしアメリカのこれらの多数の閣僚を迎えて会談をするというならば、どういうことを中心に討議をされるのか、この機会に伺っておきます。
ないとすれば日本のとるべき態度はただ一つ、もういわゆる国際的な常識となっておる、一応日本が破棄するということ、スタートラインに日本とアメリカが並んで、日米航空関係はどうでしょうかということを公平の立場に立ってきめるためには、もう破棄以外には道がないというように、これは日本におけるところの大新聞あるいはまたアメリカにおけるところの日本の武内大使、あるいはその他の人々もそういうような意見を持っておられるのでございますが
これを包括してアメリカは交渉するのであって、一つ一つの部分については話し合いをせないということが報道され、またアメリカにおきます武内大使の談話等におきましても述べられておりますので、この交渉はなかなかむずかしいだろう、こういうことが報ぜられておったのでございますが、アメリカ側は今度の交渉に対しまして、やはり包括的、いわゆる一括交渉のかまえをして当たってきておるのか、これを部分的に切りくずして話し合いをしようとしてきておるのか
武内大使が十日から開かれる東京における日米正式交渉の運営方法等について、向こうと打ち合わせております。その中でおそらく武内大使が受け取った感触だろう、かように私は考えております。私も肥田委員がいまおっしゃるように、アメリカの態度がそう初めから軟化してくるとは予定しておりません。しかし、向こうも東京に来てやるということは、正直に申しますと、非常に渋ったのです。
○町田説明員 先月末にマン国務次官と武内大使の間で交渉を再開することについて大話し合いがございまして、その話し合いに基づきまして非公式会談を現在やっている段階でございます。したがいまして、ただいま先生の御質問の点でございますが、わがほうといたしましては不平等を是正するという趣旨で非公式会談を続けているところでございます。
政府としては、駐米武内大使を通じ、ラスク長官をはじめ国務省の上層部に対して、最近の米国内の動きに対し深い遺憾の念を表明し、米国政府の善処方を数度にわたり要望してまいりました。また、去る二十五日、私はライシャワー米国大使を呼んで、日本の立場を説明するとともに、本問題に対する日本政府の深い関心と遺憾の意を伝えました。
同じ日に、政府としましても、日本政府の遺憾の意を表明しますとともに先方の注意を喚起するようにワシントンの武内大使に訓令をいたしました。
先般来私の伺っているところによりますと、ワシントンの武内大使が先方と非公式にお話し中であるというふうに伺っております。運輸省といたしましては、できるだけ早く非公式な交渉が進みまして次の正式交渉という時期が早く来ることを期待している次第でございます。
最近また武内大使を通じて瀬踏み行為をされておるというのでありますけれども、一体休会の扱いばかりやっておりまして、こういうアメリカ側のかまえ方で、この市場を求めることが可能なのか、なぜこの不合理な協定を打開するために破棄をして、出発点を変えて、あらためてその後の路線を確保しようとしないのか。
ただいま武内大使もいろいろ肝胆を砕いて、折衡の糸口をつくるべくせっかく努力をいたされておるところでございますので、政府といたしましても、この問題につきましてはねばり強くわがほうの主張を強力に主張していきたい、かように考えておるような次第でございます。
いま行司役でもございませんが、武内大使がせっかくまたいろいろとごあっせんをいただいておる次第でございますから、私どもといたしましてはふんどしを締めまして、ひとつしっかりがんばりたいと考えておるような次第であります。
現在のところはワシントンにおきまして、日本から派遣されております武内大使と先方の国務省との間で非公式な折衝が続けられておるという段階でございまして、この折衝の成り行きいかんによってなるべく早く再開をして、ぜひニューヨーク乗り入れを獲得したい、かように考えております。
○松浦国務大臣 一時休会になっておりましたが、現在武内大使との間に向こうでいろいろとその後の変化に応じて下交渉いたしております。その結果、向こうからいろいろ言ってまいりましたら、こちらから乗り込んでいって、どうしてもニューヨーク、ビヨンド、大西洋を経て世界一周の権利を、不平等の条約を平等に直すべくどこまでも努力する覚悟でございます。
しかし、いまは武内大使をして下交渉を進めておりますが、近く本交渉に入る予定であります。これだけはどんな困難を克服いたしましても、大西洋を横断いたしまして世界一周の航空路を獲得すべく努力いたす決意であります。
○椎名国務大臣 これは、武内大使からも話し合いでやるべきであるということを強く申し入れてありますから、そういう乱暴な措置には出ない、こう思います。
これと並行して、在米の武内大使からラスク長官に会見を求めて、同様の申し入れをいたしております。これは結局、四条後段における「日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全に対する脅威が生じた」と認識されて、そうして、これに関する両国の協議が、以上申し上げたような方式によって行なわれたものと、かように解釈しております。
また、一方、駐米武内大使がラスク長官を訪問いたしまして、そして、これらの問題に関するわがほうの意見すなわち、できるだけ問題の不拡大、そしてできるだけ早く円満に平和を回復するよう希望を申し入れ、向こうがこれを了承したという事実があるのでありまして、これらのことがすなわち四条後段の協議に該当するものと考えております。
○穗積委員 武内大使がラスクに会ったのは……。
いま一つは、武内大使は出先で非常によくがん張っておられると思いますが、事、外交に関してみますと、万般をお考えになって、外務省自体あるいは外務大臣自体のお立場は弾力的になりやすい場合がある。いま長谷川君からもお話があったが、これは総理を中心にがっちりしたスクラムを組んで正々堂々とお進めいただいても、日本国民はこれに対して文句を言う人は一人もいない。
なお三十日、きょう武内大使がラスク長官に会って、さらに話し合いをいたしております。今日までの会談の状況はこのような次第であります。
この九日に私は羽田を出発いたしましてニューヨークにまいり、 ニューヨークで、前田副会長はもうヨーロッパのほうに出かけておりまして、松井国際局長にお目にかかりまして、いろいろな状況を聞き、そして一緒にワシントンにまいりまして、ワシントンの大使館で武内大使あるいは鶴見参事官等といろいろ懇談をいたしまして、国務省にまいったわけであります。