2014-03-13 第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
一つの例で、整備新幹線を延ばす計画が非常に出ていますけれども、果たしてその整備新幹線を増やしていくことと、必要なことは必要なのかもしれませんが、社会保障と優先順位を考えた場合に、私は社会保障の方が直近の優先順位、財政というのはやっぱり最後は正義論というか公正論で最優先課題を考えていくべきだと思いますので、そのときの例えば一例でいうと、整備新幹線なんかは私は社会保障の方が優先順位じゃないかなと思っております
一つの例で、整備新幹線を延ばす計画が非常に出ていますけれども、果たしてその整備新幹線を増やしていくことと、必要なことは必要なのかもしれませんが、社会保障と優先順位を考えた場合に、私は社会保障の方が直近の優先順位、財政というのはやっぱり最後は正義論というか公正論で最優先課題を考えていくべきだと思いますので、そのときの例えば一例でいうと、整備新幹線なんかは私は社会保障の方が優先順位じゃないかなと思っております
そのときの、そこからが憲法原理の話になってくるわけでありますけれども、憲法には立憲主義という大変大事な実現目的があるわけですが、その際に、仮にロールズの正義論に立った場合には、じゃ、正義って何なんだと。
ですから、やはり政治の世界、行政の世界は正義論とか筋論も通しませんとね。今、世の中大変でしょう。職場の問題とか、もう福祉、年金、医療、その他いっぱい問題でしょう。そういう中で、少なくともやはりこういう議論のできるようなところはきちっと襟を正していかなければいかぬと思います。 そこで、質問の一番に入りますが、通告した一番です。
今委員がおっしゃるように、これはイコールということ、あるいはイコール・イン・アマウント、イコール・イン・ボリュームでもいいですが、そういうふうに考える考え方というのは、これは算術的、均分的な公平ということでまことにわかりやすいんですけれども、人類の歴史でもう一つの正義があって、そして、そちらの正義の方が正しいんだ、例えば、ハンディキャップの人にもっとたくさんの給付を上げることが正しいんだ、そういう正義論
そうしますと、一九七一年にJ・ロールズという学者が「正義論」という論文を書いておりまして、個人の自由、私有財産権、自由競争市場を最大限尊重することという論文を書いてあります。そしてまた、個人をできるだけ尊重すれば国家や政治は縮小すべきだというように説いているわけでございます。 実は、七〇年安保、日本では盛んなころ、直後でございます、冷戦構造の時代。
これは何となく、ちょっと物知り顔で言えば、ロールズの正義論か何かを思い出すんですよね。最も弱い者を上げることが我々にとって重要なんだよという何か価値観を教えてもらったような気がするんですが。 そのことは別にして、この西村先生は、構造改革は何もしていないというのは誤りだが、大きな効果があったと見るのも適切でない。
(1)リベラル—コミュニタリアニズム論争 今日の政治哲学の起点をなしているのは、ハーバード大学の哲学者だった故ジョン・ロールズの「正義論」で、この中で、彼は、契約論を再生させて、正イコール権利を中核とする正義の二原理を提出し、リベラリズムを隆盛に導きました。
自由と平等をどう調整するかですが、これはちょっと難しい話になりますけれども、この調整に初めて成功したのが、ジョン・ロールズの「正義論」です。ジョン・ロールズというハーバードの哲学者がおりますが、それが三つの正義というのを出しまして、順序づけました。第一位が自由、第二位が機会の平等、第三位が結果の平等じゃと。
○阪本参考人 いやいや、国際社会における正義論について、私は解答を持っておりません。 しかし、こういういわゆる市民社会や国家との関係においては、正義をいろいろな分類の仕方でアプローチしなければならないと考えています。ちょうど平等についていろいろな分類の仕方があるのと同じように、正義についてもいろいろな分類の仕方があります。
それがおっしゃったシューマッハー、あるいはその時代にかなり言われたことでございまして、ジョン・ロールズの正義論なんかもそういう理論に立っておりました。
しかし、このアメリカ絶対正義論なるものが、国連総会決議で厳しく批判されたパナマ、グレナダへの軍事侵攻やイラクへの一方的攻撃のみならず、米国防関係文書そのものが米軍は国益のためには先制攻撃も行うと公然と明記していること、そして現に、何ら国連決議もない今日のユーゴ無差別爆撃によってもその破綻は明白ではありませんか。
しかし、こうした正義論が 現実には世間の心理を動揺させ、恐慌の誘因に つながっているのである。ここを引いて、我々の野党の対応を、まさにそういう同じような状況に陥れているんじゃないか、そういうようなことを言う方がいますが、これはそこの部分だけとるのはフェアじゃないんですね。 これ、よく後を読んでいただくとこんなことが書いてあるんです。
政府の安保堅持論の背景には、アメリカは世界平和のために行動している、だからそれに協力するのは当然の国際的義務だという議論、アメリカ正義論とでもいうべき議論があります。これは政府の安保政策の大前提となっていますが、この前提そのものが世界政治の現実とはかけ離れた空論だというところに、実は安保条約をめぐる最大の問題があります。
○稲葉委員 この論文を読みますと、いかにも法律的な論議というものを十分にしないで、そしてまず、感情的とは言っていませんけれども、感情的正義論というかそういうようなことで出発をしたというふうに理解できるようにとれるのです。この論文を問題にすること自身がおかしいと言えばおかしいのですけれども、「これは、あらかじめ法律論議を詰めないで、まず事件に手をつけたと疑われる余地がありはしないか。」
その歳入については、この際増税をやらなければならぬと思いますけれども、百五十億円ぐらいの特別措置を改正したことでは間に合いませんので、本当はもっと本格的にやってもらいたいと思いますが、しかし不況で会社の利益も三分の一に落ち込んで、倍になって六割だか七割しか返ってないという状況ですから、いたずらに正義論だけは私は言いにくいと思っているのですよ。
○内田国務大臣 私にやれというから私にやらしていただきますが、いろいろ田邊さんのお話の中でお尋ねがございましたので、私は法律論にも触れ、財政論にも触れ、また正義論にも触れ、いろいろな趣旨から御説明をしましたところが、よけいな答弁は要らない、法律論だけについて言え、おれが聞いたことを言え、こうおっしゃいましたので、それは修正案を出された、その修正案においては擬適を適法の保険対象として認める修正案でございましたから
そういう点も考えますと、私はどうしても競輪というもの自体をそう簡単な道義論から、社会的正義論から、簡単に割り切って、そうしてこれをことごとくギャンブル・スポーツであるから、悪であるから、悪であるからといって、これを即時おやめということはないと思いますけれども、廃止すべきだというようなことに対して、私は根本的にきわめて批判的であり、ただいまのような意見を持っているわけでございます。