2010-03-23 第174回国会 参議院 総務委員会 第6号
したがって、今の概括的授権の方式を取っている日本のやり方にしても、その統治の主体である、統治の権力を正統化させている国民主権というものからしても、国民が、地域の住民が自らの権限にかんがみ、自らの責任と参加によって地域をつくっていくということが極めて大事だと思いますし、私たちの考え方に明確な一つの論点を持ち込んでくださいまして、大変大事な考え方であるというふうに思います。
したがって、今の概括的授権の方式を取っている日本のやり方にしても、その統治の主体である、統治の権力を正統化させている国民主権というものからしても、国民が、地域の住民が自らの権限にかんがみ、自らの責任と参加によって地域をつくっていくということが極めて大事だと思いますし、私たちの考え方に明確な一つの論点を持ち込んでくださいまして、大変大事な考え方であるというふうに思います。
あるときにおいては統治の主体、つまり国権、これは他国の権限からもだれからも侵されることのない唯一無比の排他的な権限ということで定義をしている場合もございますれば、あるいは国民主権という場合の主権というのは、これはまさに国家に対して主権を正統化させるその原点となるもの、それは国民であるということでございまして、西尾先生がお話をされているとおり、私たちは今までその統治の主体の一部を、権限を授権していくんだという
なお、このピグー税については、本来、使途を特定して課するのではなくて、つまり、それを温暖化対策とかのために特定して取るという人もいますけれど、時々、環境税という言葉で、環境目的に使うという人がいるんですけれど、実はこのような考え方というのは正統的な経済学から見れば、ちょっと正統化は難しいと思います。
他方で、裁判員制度をとるということによって、例えば裁判官の権威の不足みたいなものを補って、司法の正統化をより強めることになるかということをお聞きになっているんだと思うんですけれども、私自身は、先ほども申し上げたように、裁判官は憲法によって司法権の担い手として認められ、そして先ほど言ったような形で、職権の行使の独立を認められているということで、権威という正統性の淵源という点では十分だろうというふうに考
言うまでもなく、およそ政治的決定には正統性と実効性が欠かせないのでありますけれども、国連は固有の強制力も経済力も持っておりませんから実効性に欠けるのはやむを得ないのであって、国連が果たし得る、また果たしている機能は何よりも正統化機能であると私は考えております。
最近、イギリスでは、議会の機能を、立法機関だけれども正統化を目的としたものだというふうに言われているのでございます。ごろ合わせですが、立法というのはレジスレーションでございますね、レジティメーションだ、正統化だと、それが大事だというふうに言っております。つまり、採決は一瞬であります。しかし、それに至る審議、これが大事だと。
そのほか、PKOの受益国に支払ってもらうというようなこともしたことがありますし、あるいは最近の傾向としては、PKOに実際出かけていく国に、こういう俗な言葉を使うといかがかと思いますが、丸投げといいますか、安全保障理事会はPKOの正統化機能を果たすけれども、予算に関しては実際にミッションに行く国にやってもらうというようなこともされますし、あるいは加盟国の自発的拠出で賄う、例えば利害関係の強い国がそのPKO
それで、そこでは確かに、間接的に経済的なものであろうとも規制は正統化されないというようなことが書いてございますけれども、私どもの意見といたしましてはココムのコミットメントを守らないで対象地域に抜け駆け的に我が国が輸出を行いますことは、ココム参加国——これは西側主要国でございますけれども、との健全な貿易関係を維持するために支障となりまして、我が国の貿易の健全な発展に反するという条項にも該当するわけでございますから
大蔵省は、科学的根拠よりも増税路線を正統化することを優先をして成長率を決定しているのではないか、そんな印象を与えておりますが、大蔵大臣の意見を伺いたいと思います。 また、大型間接税につきましては予算委員会で大きな議論になったところであります。
そういったときに今度脅威論を表に前面に出しつつ、そして軍拡を正統化しようというような、そういうふうな行き方にいま変貌しつつあるんではないかということを非常に恐れるわけであります。 少なくともレーガン政権がいま何を意図し、確かに八月十三日にブレジネフに対して首脳会談の呼びかけを行ったことは知っております。しかし、それがまだ全然具体化してない。できれば年内という推測もあるようです。
なお私たちは日本が将来国際場裏に出まして、いろいろな国々の人たちとお互いに共存共栄の道を開いていかなければならないのでございますけれども、そのためには日本みずからが国際緊張を緩和させて、お互いに思想は異にいたしましても、平和共存し得るところの、私たち日本人の平和と自主独立の道を世界の大きな広場に見出していかなければならないのでございますけれども、岸内閣が必要以上に南ベトナムを正統化し、北ベトナムを抹殺