2004-05-25 第159回国会 参議院 内閣委員会 第15号
要は、ジェンキンスさんら三人の御家族の来日の何らかの手掛かり、確証とまではいってないと思いますが、手掛かりが今後の日朝国交化、正常国交化交渉の再開の条件であると述べられたんですね、川口大臣が。これ、具体的にどういう事実があれば、三人の方の、じゃ日本に来るんだなという、こういった我々が心証を得られると、そういう、どうすればそういった心証を得られると川口大臣は思われたのか、お聞かせください。
要は、ジェンキンスさんら三人の御家族の来日の何らかの手掛かり、確証とまではいってないと思いますが、手掛かりが今後の日朝国交化、正常国交化交渉の再開の条件であると述べられたんですね、川口大臣が。これ、具体的にどういう事実があれば、三人の方の、じゃ日本に来るんだなという、こういった我々が心証を得られると、そういう、どうすればそういった心証を得られると川口大臣は思われたのか、お聞かせください。
○松下正寿君 それでは現在の段階においては必ずしも中華人民共和国と正常国交開始を目的としていない、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
それにもかかわらず、日韓の不和の状態はすでにもう十年も経過しておるのでありまして、このままにほうっておくことは韓国のためにも日本のためにも東亜の平和のためにもおもしろくないというそっちの方の要求から、正常国交を李承晩政権とだけでも早く開いておきたいというつもりでやっておるのであります。
しかしながら、今日日韓の間に正常国交のないという事態が、もう十年も続いておるのでありますから、そこで南鮮の政府とだけでも早く国交を回復して、それからあとの統一ということには別に進んでいっていいのじゃないかと思っております。
そういう意味におきまして、日本と韓国とが終戦後十三年もたって、いまだに正常国交が回復されないということは、非常に遺憾なことであります。
次に、賠償問題の解決につきましては、インドネシアもヴェトナムも、できるだけ大乗的な見地からこれを決定しろというお説に対しましては、私も賛成でありまして、大乗的な見地からこれを早く決定して、そうしてこれらの国との正常国交関係を開きたいと、かように考えております。
なお、フィリピンは、昭和二十六年九月のサンフランシスコ平和条約に署名はしたのでありまするけれども、賠償問題が解決されない限り批准は行わずとの方針をとり、従って、わが国との正常国交関係は回復されず、今日に立ち至っておるのであります。
○永岡光治君 郵便というものは私は国境を越えて、まあ正常国交回復があろうとなかろうと当然これは平和的な使命を持つ事業でありますし、そういう意味から考えて当然これは自由に郵便の交換ができることが最も望ましいと考えておりますが、まだ国交が回復されていない国は、中共のみならずあろうかと思うのです。
この最恵国待遇は賠償が解決し、正常国交が回復すれば、平和条約によって当然日本に与えられるのでありまして、その際は日本の貿易というものは、対フィリピン輸出及びさらに貿易全体というものは急速度にふえる。これは今の最恵国待遇の関係及びアメリカとの貿易依存というものが日本に振りかわるという、この二つの点から日本の輸出が急速度になると思うのであります。
日本がアジアにおける民主国家として新興アジア諸国との間に正常国交の樹立をはかることは、ひとり平和外交推進の見地より重要であるのみならず、日本の置かれた地理的条件よりして喫緊の事柄であると思うのであります。 最も緊密な関係にあるべき日韓両国が、依然として正式国交を樹立し得ない状況にあることは、政府の最も遺憾とするところであります。
(拍手) 日本がアジアにおける民主国家として新興アジア諸国との間に正常国交の樹立をはかるということは、ひとり平和外交推進の見地より重要であるのみならず、日本の置かれだ地理的条件よりして喫緊の事柄であると信じます。 最も緊密な関係にあるべき日韓両国が依然として正式国交を樹立し得ない状況にあるのは、政府の最も遺憾とするところであります。
松本全権はこれを大所からもまた数字をあげても、詳細にかつまた非常に強く要求をして、この問題は交渉自身の問題でない問題であって、交渉を離れてもこれは解決しなければならぬ、さような問題であるわけであるから、今、日ソの間に正常国交を回復して友好関係に進んでみたいという場合には、特にこの問題が必要であるか、かような問題を解決することによってさらに交渉は円満にいくのであるから、むしろこれを先決問題としてすみやかに
今度の何は、戦争を平和にするという、戦争状態をやめて平和の正常国交を回復するということでありますから、戦争によって生じたことは、これは全部解決しなければならぬのであります。そこで、この問題のごときは、戦争によって始まった、非常にこれは見本的なものであることは争われぬことでありますから、これは当然解決してもらわなければならぬと思います。第一に取り上げます。そういう方針になっておりますから……。
そうした場合に、もしも話がうまくいかなかった場合、日本から持っていった話に先方が応じなかった場合にはそのまま交渉を打ち切られますか、それとも一応そういう問題はあとにしても戦争を終えて正常国交にするというような方式をとられますか、いかがでしょうか。
すなわち、平和維持の主眼点は、共産主義国との正常国交の回復の方にあると考えて、サンフランシスコ講和条約、安全保障条約及び国連協力を打って一丸とする現行の安全保障体制を忌避する風潮が強いのでありますが、これでよいと思われますか。またそういう風潮をつくること自体が、鳩山内閣の本来ねらっておられる方針なのでありますか。
つまり、先ほどあなたの言われた平和外交ということの今日における意義は、ソ連、中共との国交調整だというと、平和維持の主眼点は共産主義国との正常国交の回復の方にあると考えて、講和条約、安保条約、国連協力を打って一丸とする現行の安全保障体制を忌避する風潮が現実に強いのであります。そして、それが現実に国内の共産主義の勢力を強めておるのであります。
米英仏等の国々はソ連と正常国交関係にあります。アメリカもイギリスもフランスも、ソ連と正常国交関係にあるのであります。ありながら今日のように激しい対立状態にありまして、実にしばしば戦争の危険を感ずるときがあったのであります。ここにも、共産主義国とつき合っても戦争を誘発する危険は必ずしもなくならない現実があるのでありまするが、総理はこれをどう思われますか。
特に、中共との国交調整の問題がだいぶ議論されたようでありますが、これはわずかな短かい国会の論議におきましても明らかにされたごとく、現在の日本政府とそれから台湾政府との間の正常国交がある以上は、結局中ソ、特に中共との関係におきましては、わずかに貿易の拡大促進が、現段階に残され、おるところの政府の施策のようになってくるのであります。
かくのごときことは、両国の正常国交関係の回復の一日も速かならんことを希望する我がほうにとりまして、大いなる損失と申さなければならないので、あえて急速に国会の承認を要請することとなつた次第であるということでございます。
そうなりますことは、日緬間の正常国交関係の回復の一日も速かならこんとを希望する我が方にとり、大きな損失と申さねばなりません。よつてここに歳末、年始にかけての御多端な時季であるにもかかわらず、あえて本委員会の側開催を仰ぎ、速急御審議を煩らわすこととなつた次第であります。 本案は今申上げました通りに前内閣の遺産でございます。
かくのごときは日緬間の正常国交関係の回復の一日もすみやかならんことを希望するわが方にとり、大なる損失と申さねばなりません。よつてここに歳末、年始にかけての御多端な時期であるにもかかわらず、あえて本委員会の御開催を仰ぎ、速急御審議を煩わすこととなつた次第であります。つきましては右事情を了とせられ、慎重御審議の上、すみやかに御承認あらんことを希望いたします。
しかるに各方面にいまだ正常国交を回復せざる箇所があることを遺憾に思つております。その際ビルマの尊敬すべき互譲の精神によりまして、ここにまず第一にこの条約並びに協定の結ばれるのを得まして、国交回復の緒につき、アジアの各国との友好関係の窓口があいたことは、まことに御同慶の至りであります。
○下田説明員 ただいま賠償のための平和条約であるというお話でございますが、これはお説の通り本末転倒でございまして、わが方としては一日も早くビルマを含む策南アジア諸国との間の正常関係を回復いたしたいと念願いたしておるのでありまして、ただビルマ側においては賠償問題が解決しない以上は、平和条約の締結ができないという態度でありますから、賠償問題の解決ということは正常国交関係回復の手段であるわけであります。
ことに多くの国と正常国交が回復しました場合におきましては、正式な在外公館等も多数日本では設置をいたしまするし、またあらゆる国際会議等にも、それらの国、またソ連、日本等も出まして、いろいろ打合せの機会等も従つて多くなるのではないか、こういう機会は今後多く恵まれて来ると存じます。