1971-02-18 第65回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
政府委員(志場喜徳郎君) 数字の点につきましては、後ほど担当課長から申し上げさしていただきますが、公社債市場の正常化あるいは育成という問題、これは広義の資本市場の一環といたしまして非常に重要な問題であり、また、これがわが国の場合は遺憾ながらいままで問題意識はございましたものの最もおくれておるという分野であろうかと思うのでありまして、今後、私どもは、あらゆる機会をとらまえ、また、措置を通じまして、その正常化、育成
政府委員(志場喜徳郎君) 数字の点につきましては、後ほど担当課長から申し上げさしていただきますが、公社債市場の正常化あるいは育成という問題、これは広義の資本市場の一環といたしまして非常に重要な問題であり、また、これがわが国の場合は遺憾ながらいままで問題意識はございましたものの最もおくれておるという分野であろうかと思うのでありまして、今後、私どもは、あらゆる機会をとらまえ、また、措置を通じまして、その正常化、育成
同時に、公社債市場の正常化育成という問題もかねての懸案でございますが、幸い本年の二月以降、公債条件も含めまして、長期債券金利の条件改定が行なわれまして、正常化への一歩前進というふうになったわけでございますけれども、今後健全な換金市場、流通市場を整備するという観点から、あくまでも個人消化をますます進めまして、その正常化のための基盤をつくりたい。
○志場政府委員 私ども証券事務当局といたしましては、まず公社債市場の正常化、育成という問題が基本的な政策ともいいますか、関心事でございます。そういう見地から、先ごろ行なわれました債券の条件改定も、実勢と発行条件の乖離を今日の事態においてできる限り改善するという意図で行なったわけでございます。
第三点は、外債の募集も相当効果があって、国内金利体系の正常化のためにも、金融市場の正常化、育成をはかったらどうか、公社債市場の育成をはかったらどうかということでございましたが、全くお説のとおりでございまして、政府も、私もあなたの言われるとおりの方向で日夜努力をいたしておるわけでございます。