1969-02-12 第61回国会 衆議院 予算委員会 第9号
そしてそれを正力大臣は受けて、運用について厳格を期するという答弁をなさっていらっしゃる。それをいまの科学技術庁長官が抵触しないなんというような態度を持することはできないのです。明らかにこれは食い違いであります。だから、その点を重要視しておるのであります。官房長官、どうでしょうか。食い違いがあると言っておるのです。
そしてそれを正力大臣は受けて、運用について厳格を期するという答弁をなさっていらっしゃる。それをいまの科学技術庁長官が抵触しないなんというような態度を持することはできないのです。明らかにこれは食い違いであります。だから、その点を重要視しておるのであります。官房長官、どうでしょうか。食い違いがあると言っておるのです。
そこで、私どもその衆議院の修正を了として、きょうあたりこの研究所法案は上がるものと思っていたのでありますが、先ほどから政府委員の御説明なり、正力大臣の御答弁によりますというと、前回のお話とちょっと違うのであります。
○阿部竹松君 前回の委員会と本日の委員会で政党役員ということで論じられましたが、前田代議士が衆議院から来られて修正説明をされるときに、正力大臣もおられたはずですが、そのときのあなたの御発言と、きょうの豊田委員の質問に対するお答えと、それから椿委員の質問に対する御答弁とは全然違います。
○阿部竹松君 正力大臣の御答弁は、政治家でありながら、哲学者のような御答弁で、それができればわれわれ心配しませんけれども、そこで、このように政府が投資をして、大体現在の構成人員から何名ぐらいふえる、このお仕事をやる場合ですね、それをお伺いしたいと思います。
そこで正力大臣も来られましたので、特に一言最後にこれは要望として申し上げておきたいのですが、この放射能の許容量というものに対する観念、これは放射能を出すいろいろな施設、原子炉等の施設の安全性に対する観念と不可分のものなんです。厳密に言えば、これは生物学的にいって放射能の安全性というものはないわけです。放射能は絶対にないことが最も望ましい状態である。
先ほど私は理事会において社会党を代表して申し上げたように、理化学研究所法案の本日の審議に入る前に、さきの委員会において西川委員から突発的な質問が正力大臣に行われ、正力大臣としては、事態が明瞭でないのでこれに対して返答することができないので、当惑された問題があったはずなのです。
正力大臣は非常に精励に本委員会にも御出席下さっておるのですから、また、この次も出て下さることを期待して、きょうは十一時までというのを若干延びましたが、お帰りになってけっこうだと思います。
だから、そのことについて学術会議に諮問をされたかどうかということをお聞きしておるのですが、午前中私がほのかに聞いたところによると、何か個人的に茅さんだとか、兼重さん、特に兼重さんは正力大臣と原子力委員会で席を並べておられるわけですから、茶飲み話ぐらいでちょっと御相談できたような話と承わったのですけれども、そういうことで片づける筋合いのものではなくて、やはりこれは正式に文書なり何なりをもって、日本学術会議
○秋山長造君 学術会議の事務総長が見えておるはずですから、そちらへお尋ねしますが、ただいまの正力大臣のお話では、これは科学技術の問題は、もう常に学術会議に諮って、その意見を尊重してやっておるというお話なんですが、一体、学術会議に事実いろいろな問題が諮られて、そしてその意見が十分尊重されておるのかどうか。
今の正力大臣の御答弁は、またまことにおかしいと思うんですね。科学技術庁というものは行政権はないのですか、一体。科学技術庁には行政権はないのですか。科学技術庁長官には行政権はないのですか。行政庁の長官でしょうが、あなた。科学技術庁というのは行政庁でしょう。科学技術庁では行政権がないから、今度は行政権を持たなくちやいかぬ……。今度のは諮問機関ですよ。
○小笠原二三男君 もう時間が切れましたからこれでやめますが、正力大臣にわざわざ御出席願ってとうとう質問できなかったのですが、簡単なことですから、二点だけ正力大臣にお尋ねします。
対英動力協定の問題ですが、私どもの正力大臣もしばしば国会でお話しております通り、最大の問題は、何と申しましても、輸入する動力炉が安全であるかどうかという点が一番の中心問題でございますので、安川ミッションが帰りました上、この点を十分確かめまして、そうして確信を持ちましたらば、それに伴いました対策、補償の問題その他法律的な事項等を検討いたしまして、できますればできるだけ早目に協定の調印に入りたいというふうに
○国務大臣(唐澤俊樹君) 基地を中心としての密輸のことで、今正力大臣からお答えいたした通りでございますが、御承知のように、関税特例法がございまして、米軍の軍人、軍属、要員は無税で品物を受け取っておるわけでございます。この関税特例法の特典をもって所持しておりまするものを、普通の人に譲り渡す際に初めて犯罪になるわけでございますが、そのときに許可を得なければなりません。
○前田(正)委員 そうしますと、法律的にこの会議はそういうふうなことになっても、今度大蔵大臣としては、その経済基盤強化資金というものをやるということに議員として賛成されておって、先ほど話した通り、科学技術庁の正力大臣と大蔵大臣との間が了解済みということになれば、大蔵省としては大臣のきめたことに従うことは当然だ、行政官庁として大蔵大臣が賛成しておられることに対して大蔵省の事務当局は従わないということですか
この法案を提出するに当って、正力大臣と大蔵大臣とが国務大臣として相談されてきめられたことでありますから、それは今言ったように、会議の議員としての大蔵大臣じゃなしに、この法案を政府として決定するに当っての国務大臣としての了解事項だと思うのでありますけれども、その点は大蔵大臣としてそういう方針であるということになれば、大蔵省がそれに従うのは当りまえじゃないか、こう思うのです。
○前田(正)委員 大体異論はないようでありますからまあいいようでありますけれども、要するに私が申し上げているのは、この法案を提出するに当って、政府としては経済基盤強化資金の中の科学技術のものはこの会議に当然かけて、項目をきめていくことになるわけでありまして、先ほど大臣から御答弁になりました通り、正力大臣も大蔵大臣も承認しておられることでありますから、ぜひ一つそういう点について遺憾のないように、この会議
一昨日は正力大臣から政府資金は六億八千万、民間資金は四億三千万、合計十一億一千万ということになっておりますが、まず第一にその設立の際の資本金は十一億一千万円、こういうことになるのですか。
さっき正力大臣も言ったように、職員の待遇改善等をやりやすい、その意味で特殊法人にもしたらしいし、あえて国家機関のあまりきつい制肘を受けないで済むようにすることも、特殊法人理化学研究所を作る目的であるとするならば、その精神からいっても、あえてこれを載せなくても、もっと職員自体をお互いに信頼し得る立場で、少くともここにいる人はみな技術者でしょうが、技術者にしても事務員にしても、こういったところにおける就業規則
正力大臣、どう思われますか。
そこで、それでは正力大臣にお伺いします。英国が七月の終りに一般協定の第一次草案というものをわが方に示しております。ところが、その免責条項の部分が十二月に大きく変り、一月九日にはまた大きく変っております。英国はそのとき免責条項の修正は、いかなる理由でこのような修正を出したか、当然これは外務省としてもお聞きになったことと思います。
きょうお話を承わって、われわれも非常な欠陥に驚きましたが、正力国務大臣におかれて、すみやかにこの事態を収拾して、軌道に乗せて、相当な費用を計上するように自分は要望いたしますが、正力大臣の回答を求めます。
その点については、正力大臣が文部大臣と話し合いをして、やはり基本大綱をきめて、体系を整備されんことを私は希望いたします。 以上のことを申し上げて、最後に正力大臣の感想を伺って、私の質問を終ります。
五年先、十年先を期待いたしまして、私は強く、実は所管外でございましたが、正力大臣にも意見を具申したわけでございます。従いまして、私は今ここでこれが五年先に料金がどうなるだろう、どの程度の計算でできるだろうということは申し上げられませんが、画期的に飛躍的にわれわれ人類を稗益するものが生まれてくるだろうということを期待いたしております。
こういう面から、これは文教委員会でまた別の日にお願いしなければいけないと思いますが、正力大臣に対しては私はただ、学校教育を通じて科学技術の振興をしようといううたい文句でなくて、さわりだけでなくて、ほんとうの意味の学校教育、理科学教育の拡充というものはどうしたらできるのか、もちろんあとでは予算措置がもっと大幅に必要になると思いますが、今からでももっと真剣に、実際科学教育を振興しようという立場に立った一番大事
○佐々木(良)委員 もしほんとうに科学技術の振興を考えられるならば、国務大臣としての正力大臣は、むしろ科学技術庁の長官なんかより行政管理庁の長官になられた方が手っとり早いと思います。これは言うまでもないと思いますけれども、行政官庁の中で技術官吏と一般事務官との状態をごらんになってごらんなさい。
正力大臣は、読売新聞がかって出された「日本の婿殿」という本をお読みになったかどうか。あれを読むと、技術提携ということによって、日本の産業はまさにひさしを貸しておもやをとられるという状態である、将来は憂うべきものであるということに結論がきておるわけなんです。
今の第一点は、クロレラの研究をしておるというお話ですが、これは先般正力大臣の代理で吉田政務次官も日本クロレラ研究所の発会式においでになりまして、私も参りました。ところが、あなたの方でも研究をしていらっしゃる。あるいはまた東京大学やその他でも研究しておるというような状況ですが、これの研究過程並びに現在の状況はどんなふうであるかということを一ぺんお聞きしておきたい。
しかしながらこういうことであったのだということであるならば了承しますけれども、私は少くとも科学技術庁としてはもう少し正力大臣のあの堂々たる御抱負を実現する事務当局としては、もう少し科学的な立場で御善処が願いたい。こういうことを御要望をするわけです。了承しました。
○齋藤委員 時間もありませんから、私は予算に対する御質問は後日に譲りたいと思いますが、本日科学技術振興対策特別委員会に特に正力大臣の御出席を願いまして、いろいろ質疑応答を重ねたのでありますが、その中で一番重要な問題は、大臣と事務当局との間において、予算の編成に大きな根本方針の食い違いがあるということです。
○篠原説明員 けさ午前中に正力大臣が見えられまして、いろいろ御答弁されました点につきましては、十分趣旨を体しまして、予算の面で訂正すべき点がございましたならば十分訂正いたしまして、御趣旨に沿うように努力いたしたいと思います。
○篠原説明員 ただいま齋藤先生からお話がありました通りでございまして、正力大臣がこの臨時国会に御出席できない状況になりましたことは、まことに残念でございます。東大病院にずっと入院をいたしておりまして、経過は順調でございますが、何せ相当お年を召しておられますので、主治医も非常に心配をしておられまして、できるだけ静養されるように御指示がございまして、目下入院加療中でございます。