2012-04-19 第180回国会 参議院 総務委員会 第10号
○又市征治君 確かに、歌舞伎町火災後の十一年間で、防火管理者の届出率であるとか消防計画の届出率であるとか、あるいは小規模雑居ビルの消防法令違反率などというのは、書類上の数字は改善されているんですよ、それは、確かにそうだと思うんです。
○又市征治君 確かに、歌舞伎町火災後の十一年間で、防火管理者の届出率であるとか消防計画の届出率であるとか、あるいは小規模雑居ビルの消防法令違反率などというのは、書類上の数字は改善されているんですよ、それは、確かにそうだと思うんです。
○政府参考人(久保信保君) 現行の防火管理者の制度でございますけれども、これは昭和三十五年の法改正によって設けられておりまして、平成十三年に発生いたしました歌舞伎町火災、これ以降は防火管理者の選任につきまして継続的にその取組を強化してまいっております。
予防には事前の立入検査、命令がかぎになりますけれども、驚いたことに、歌舞伎町火災が起きた二〇〇一年をピークに、さっき山下さんがおっしゃったように、立入検査件数がどんどん減って、実施率は二五%までに落ちている、命令件数は若干増えているけれども。
○政府参考人(東尾正君) 確かに、新宿歌舞伎町火災においてはどなたが権原を持っているかということが大きな問題となりまして、消防法やその関係法令の改正によりまして、共同防火管理などにおいては所有者の責任を重く見るという考え方が現在の消防法の一般的な特定防火対象物に対する規制でございます。 今回の問題につきましても、この辺は議論となりました。
歌舞伎町火災から二年五か月が経過をいたしました。私も、当時二回質問させていただきましたが、あの直後の調査結果で九二%の小規模雑居ビルに違反があった、こういうふうに報告がされました。徐々に是正はされてきたというものの、この一月現在でまだ五六%が違反だと、こういう報告を聞いております。実際の改善は誠に遅々としたもの、大変消防庁として努力をされたんだろうと思うんですが、こういう状況にあります。