1947-12-06 第1回国会 衆議院 本会議 第73号
なお、確定金額の中においても、戰災等による證拠書類亡失のため證明不能の金額が、総決算において歳入に九千五百余万円、歳出に二億五千六百余万円、特別会計において歳入に三億八千百余万円、歳出に十億余万円、またこのほか款項不明のものが相当にのぼつております。これらは、檢査院ができるだけ実地檢査の結果を参酌し、諸般の事情を勘案して、檢査を済ましまたは済ませたこととして檢査確定をいたしたものでありました。
なお、確定金額の中においても、戰災等による證拠書類亡失のため證明不能の金額が、総決算において歳入に九千五百余万円、歳出に二億五千六百余万円、特別会計において歳入に三億八千百余万円、歳出に十億余万円、またこのほか款項不明のものが相当にのぼつております。これらは、檢査院ができるだけ実地檢査の結果を参酌し、諸般の事情を勘案して、檢査を済ましまたは済ませたこととして檢査確定をいたしたものでありました。
なお戰災によりまして一般會計において款項不明なものは歳出において二萬二千餘圓、目不明のものが二百四十七萬餘圓ということに相なつておるのでございます。會計檢査院の批難事項に關しましてはただいま政府當局から御説明のあつた通りでございまして、これも先ほど中央氣象臺で申し上げましたごとくに年度の區分を亂つたものでありまして、會計法規に違反した事態なのでございます。
その次にやはりこの戰災の關係によりまして、決算の款項不明というものが相當にあるのでございまして、歳入の關係におきましては、五百八十萬餘圓というものが款項不明でございまして、その大部不は大藏省關係の五百十五萬餘圓がそれであります。その他各省に幾らかづつあるのでございます。 次に決算額と日百銀行との證明額、政府の方で支出をいたして決算をいたします。