2002-10-30 第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
我が国を取り巻く経済及び産業の諸情勢は、欧米諸国経済の先行きが不透明な中、消費の停迷と設備投資の落ち込みにより国内経済は低調に推移する一方で、我が国産業の国際競争力が低下するなど依然として厳しい状況にあります。 このような状況のもと、景気対策を初めとして、中小企業対策、エネルギー対策など解決すべき問題は山積しております。
我が国を取り巻く経済及び産業の諸情勢は、欧米諸国経済の先行きが不透明な中、消費の停迷と設備投資の落ち込みにより国内経済は低調に推移する一方で、我が国産業の国際競争力が低下するなど依然として厳しい状況にあります。 このような状況のもと、景気対策を初めとして、中小企業対策、エネルギー対策など解決すべき問題は山積しております。
ただ、最近、一次二次の石油シヨック等が大きな原因でありますが、欧米諸国経済はインフレ、不況あるいは失業等に悩まされ、そうして大幅な国際収支の不均衡などの諸困難から依然として抜け出せない状況にあるわけであります。
ことに、欧米諸国経済には一向に改善の兆しがみられず、むしろ雇用問題は、ますます深刻の度を深めております。こうした状況を背景に、わが国に対するいら立ちと不満がさまざまな形で表面化してきております。わが国市場の開放の要求は一段と高まりを見せており、また、相互主義に名をかりた保護貿易主義的主張も見受けられるに至っております。通商摩擦の再燃は、一刻の猶予も許されない状況となっております。
ことに、欧米諸国経済には一向に改善の兆しが見られず、むしろ雇用問題は、ますます深刻の度を深めております。こうした状況を背景に、わが国に対するいら立ちと不満がさまざまな形で表面化してきております。わが国市場の開放の要求は一段と高まりを見せており、また、相互主義に名をかりた保護貿易主義的主張も見受けられるに至っております。通商摩擦の再燃は、一刻の猶予も許されない状況となっております。