1994-03-23 第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
日本の選択は欧米諸国側につくかアジア諸国側につくかというような形で既に論議が始められています。恐らくどちら側に行っても、それほど日本にとったはいい選択だとは言い得なくなってきているのが現状じゃないかと思います。 そういう点で、現時点から発想していくとすれば、日米基軸方針というのがアジアとのつき合いの中でどういう問題点を持つのか、そういうところで考え直していく必要があるのではないかと思います。
日本の選択は欧米諸国側につくかアジア諸国側につくかというような形で既に論議が始められています。恐らくどちら側に行っても、それほど日本にとったはいい選択だとは言い得なくなってきているのが現状じゃないかと思います。 そういう点で、現時点から発想していくとすれば、日米基軸方針というのがアジアとのつき合いの中でどういう問題点を持つのか、そういうところで考え直していく必要があるのではないかと思います。
対中円借款の具体的な取り進めぶりについて、欧米諸国側においてこれをというような具体的な条件といったものはございませんが、我が国としましては、中国国内の情勢の推移、国際的な動向等を見きわめながら、種々の角度から主体的な検討を続けていくということで引き続き見守っているところでございます。