1975-03-20 第75回国会 参議院 商工委員会 第9号
まず第一点は、日本の企業の技術格差は小さくないと私も思いますけれども、武田薬品あるいは業界として、欧米企業と対等にこの法案が通った場合にやれるかどうかという点が一点。 それから第二点は、物質特許のメリットとデメリットをどのようにあなたは見ていらっしゃるかという点が第二点ですね。
まず第一点は、日本の企業の技術格差は小さくないと私も思いますけれども、武田薬品あるいは業界として、欧米企業と対等にこの法案が通った場合にやれるかどうかという点が一点。 それから第二点は、物質特許のメリットとデメリットをどのようにあなたは見ていらっしゃるかという点が第二点ですね。
「粗付加価値構成をみると、わが国企業は欧米企業に比べて金融費用、減価償却など資本費負担の比率が大きく、これに対して欧米企業は人件費の比率が高いのが目立っている。」つまり賃金の比率が非常に低いということを通産省の公式の文書で出している。たとえば同じ本にこういうあれがあるんです。
さらに、資本取引の自由化の進展に伴い、わが国の中小企業も欧米企業との一そうきびしい競争に直面するものと予想されます。 政府といたしましては、このような状況に対処して、四十二年度においては、協業化、共同化を中心とした中小企業の構造改善を推進するとともに、設備、技術、経営、労働面における中小企業の体質強化及び金融、税制面、その他中小企業をめぐる事業環境の整備に重点を置いて施策を講じました。
さらに、資本取引の自由化の進展に伴い、わが国の中小企業も欧米企業との一そうきびしい競争に直面するものと予想されます。 政府といたしましては、このような状況に対処して、四十二年度においては、協業化、共同化を中心とした中小企業の構造改善を推進するとともに、設備、技術、経営、労働面における中小企業の体質強化及び金融、税制面その他中小企業をめぐる事業環境の整備に重点を置いて施策を講じました。
従って、規模の拡大と技術革新において欧米企業におくれをとらないよう、格段の努力が必要でございます。この点にかんがみまして、化学繊維工業は前述しましたように法的規制の対象とすべきではありませんが、各企業がその自己責任を果たすためには、それぞれの企業が国際競争にたえ得るよう、自主的に必要な協調をはかることが大切であると考えております。