1956-03-01 第24回国会 参議院 商工委員会国産車振興に関する小委員会 第1号
また、乗用車の輸出の可能性を考えてみましても、現在気筒容積で四千CC級の乗用車はアメリカの車でございまして、また千五百とか、六百CC級の車は欧洲車がそれぞれ大きな国内の需要にささえられて世界市場を独占している状態でありまして、日本としてはわが国のもっと大きな需要層を対象とするとともに、非常に安い車を作って輸出をはからなければならない、こういうふうな気持もあるわけであります。
また、乗用車の輸出の可能性を考えてみましても、現在気筒容積で四千CC級の乗用車はアメリカの車でございまして、また千五百とか、六百CC級の車は欧洲車がそれぞれ大きな国内の需要にささえられて世界市場を独占している状態でありまして、日本としてはわが国のもっと大きな需要層を対象とするとともに、非常に安い車を作って輸出をはからなければならない、こういうふうな気持もあるわけであります。
従いまして本年度といたしましては、国産車で六千、それから欧洲車で二千それからドルの車は二千を入れまして、これを外人に売るごとによりまして、従来外人の乗つておりました車、従いまして外貨予算の面におきましては欧洲車、ドル車を含めまして四千ということで、その前提の下に上期の予算を組んだ次第であります。なおこのほかに行政協定によりまして軍人軍属は本国から自分で車を取寄せることが可能でございます。
○政府委員(佐枝新一君) 只今の井上さんのお話は、多分今の六百ドルという枠が三百万となつておりまして、一つはポンドの二百万ドル、オープン・アカウントとの百万ドル、これが欧洲車の運用で、それから残りの三百万ドルは米国車の輸入でありますけれども、これはデーラーの外国人を対象としており、従つて在留の外国人に売れば売るほど二五%の割増しもついて殖えますから、これを別枠にしてやつたらどうか、こういう御意見かと