1955-07-12 第22回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
○矢口政府委員 これまたまことに御同感でございまして、先ほどの欧州国家間移民委員会と同じように、この方面にも力をいたして、日本の移民を送り出したいというので、そういう意図はかねがね持っておりますが、現にそれと関連のありますことで、御承知でございましょうが、カシミターという宗教家が東京においででありますが、この人が先日来非常に熱心に、南米の各地に若干でも日本人を入れるような基地を作りたいというので、各国
○矢口政府委員 これまたまことに御同感でございまして、先ほどの欧州国家間移民委員会と同じように、この方面にも力をいたして、日本の移民を送り出したいというので、そういう意図はかねがね持っておりますが、現にそれと関連のありますことで、御承知でございましょうが、カシミターという宗教家が東京においででありますが、この人が先日来非常に熱心に、南米の各地に若干でも日本人を入れるような基地を作りたいというので、各国
○石坂委員 移民外交問題の次の問題は、いわゆる欧州国家間移民委員会が加盟する意思があるかどうか、その加盟の見通しはどうかということであります。最近このことが日本の新聞にも出ておりますが、これは御承知の通りに、昭和二十七年二月に発足いたしまして、欧州の移民を出す国々と米大陸、豪州等二十六カ国が加盟いたしているということでありますが、加盟国の分担金は年約五千万ドルといわれております。
○政府委員(矢口麓蔵君) 私たちの現在承知いたしておりますものにつきましては、欧州につきましては先ほど申し上げました欧州国家間移民委員会でございますか、というものを組織いたしまして、アメリカがリーダーシップをとって、欧州における移民を海外に送り出すということの一つの運動がありますが、これは東洋には現在のところ及んでおりません。
構想の一端を御披露申し上げしまして、秘密も何もございませんから御披露いたしたいと思うのでありますが、一つは、御承知の通り欧州国家間移民委員会というのがございまして、これILOという国連の一つの機関の下部機構ではございませんが、それと連係のある機関でございます。これはその経費の六割方を北米合衆国が出しまして、あとの四割方を欧州各国が出し合って、欧州の人間を中南米に送り出す一つの機関でございます。