1999-12-10 第146回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
そうしたことがありまして、きょうに至るもまだ訪日はないわけでございますし、今月六日に行われました平和条約締結問題日ロ合同委員会の次官級分科会で、ロシア側から年内の訪日はない、来年春の訪日を考えている旨のお話がございました。 今、議員は二〇〇〇年までと言うんだからこの十二月三十一日までだろうというふうにおっしゃいましたが、二〇〇〇年じゅうであってもそれは一つの幅として考えていいのだろうと思います。
そうしたことがありまして、きょうに至るもまだ訪日はないわけでございますし、今月六日に行われました平和条約締結問題日ロ合同委員会の次官級分科会で、ロシア側から年内の訪日はない、来年春の訪日を考えている旨のお話がございました。 今、議員は二〇〇〇年までと言うんだからこの十二月三十一日までだろうというふうにおっしゃいましたが、二〇〇〇年じゅうであってもそれは一つの幅として考えていいのだろうと思います。
一日及び二日には平和条約締結問題日ロ合同委員会の次官級分科会が行われまして、国境画定委員会及び共同経済活動委員会が開催されました。この協議では、先般の私とイワノフ大臣の話し合いを踏まえて、日ロ双方の提案について双方の事務レベルが引き続き精力的な話し合いを行ったと承知しております。また、交渉をさらに進めるために、私の訪ロを五月末に実施する方向で調整を進めることで一致したわけであります。
そして、先般の次官級分科会においては共同経済活動委員会の第二回会合が行われました。その結果、双方は、北方四島周辺水域における操業枠組み協定のもとでの新たな形態の協力を行う可能性を模索するため、漁業分野の専門家の参加も得て、審議官級の作業グループを早期に立ち上げることで一致しました。
また、先般の次官級分科会においてはロシア側より、今月末を目途に調整することとなった私の訪ロ時までに大統領訪日の具体的な時期を決められるようにしたいという考えが示されておりますし、政府としては引き続き外交ルートを通じて調整を進めていく考えであります。
また、両首脳の合意に基づき、既に先般の次官級分科会において国境画定委員会及び共同経済活動委員会第一回会合が行われるなど、精力的に交渉が行われております。 今週末には、御指摘のようにイワノフ外相が訪日されるわけでありますが、イワノフ外相とは平和条約締結問題日ロ合同委員会の議長間会合を行い、外務大臣レベルで率直な話し合いを行う考えであります。
この首脳会談を受けて、本年に入り、先月二十一日に平和条約締結問題日ロ合同委員会の次官級分科会がモスクワで行われ、そのもとで、国境画定委員会及び共同経済活動委員会の第一回会合が開催されました。 今後は、今月二十一日からイワノフ外相が訪日することとなっており、私自身も春にはロシアを訪問する予定です。本年はさらにエリツィン大統領の訪日も予定されております。
○高村国務大臣 今御指摘ありましたように、一月二十一日にモスクワにおいて、平和条約締結問題日ロ合同委員会の次官級分科会のもとで国境画定委員会と共同経済活動委員会の第一回の会合が開催されたわけであります。その際に双方は、東京宣言及びモスクワ宣言に基づき二〇〇〇年までに平和条約を締結するため、引き続き精力的に作業を進めることで一致をしたわけであります。
本日二十一日、モスクワで平和条約締結問題日ロ会議の次官級分科会が開かれます。エリツィン大統領の健康悪化が報じられる中、ロシア側の領土問題での軟化は予想しにくいものがありますが、橋本前総理が提案した、平和条約で国境線を画定し、北方四島の帰属を決め、四島の施政権返還に道筋をつけるという我が国の主張に沿って問題が解決するよう、改めて努力すべきであります。
本日、モスクワで平和条約締結問題日ロ合同委員会の次官級分科会が行われますが、同会合におきましても、かかる考えに基づき、ロシア側との協議に臨む考えであります。このような努力により、エリツィン大統領が本年の早い時期に訪日され、平和条約交渉が一層前進することを期待いたしております。 最後に、対ロ支援等についてお尋ねがありました。
この五月六日、日ロの外務次官級分科会が開かれまして、まず確認したいのですけれども、この外務次官級分科会で、領土問題について、我が国はどのような説明をしたのでしょうか。また、合意が得られたとすればどのようなその内容だりたのでしょうか。具体的に、できるだけ具体的に、お答えできる範囲で結構でございますので、お願いしたいと思います。
さらに三点目としては、日ロの首脳は、クラスノヤルスク合意の実質的な前進、そのための作業の加速化を図るとの決意を表明いたしまして、平和条約締結問題日ロ合同委員会次官級分科会を早急に開催させるという合意をいたしました。 それに基づきまして、六日に、モスクワで私ども外務省の丹波外務審議官とロシア外務省のカラシン次官との間でこの分科会が行われたところでございます。
去る六日に開催されました、これはモスクワで開催されておりますけれども、平和条約締結問題日ロ合同委員会次官級分科会におきましては、川奈での首脳会談での両首脳の合意を踏まえまして、クラスノヤルスク合意の実質的な前進、そのための作業の加速化ということで日ロ間で一層尽力すべきだということで合意したところでございます。
そして、その中で、平和条約交渉というものについて、今次の首脳会談において、平和条約に関するクラスノヤルスク合意を実現するため首脳間で真剣な話し合いを行った結果、先ほど申し上げましたような原則を申し上げ、さらに、クラスノヤルスク合意の実質的前進及びそのための作業の加速化を図るとの決意を新たにし、次の次官級分科会を近く開催することとした。これは、二人とも合意をし、公表したことでございます。
それで、本年一月二十二日、モスクワで次官級会議を開催いたしまして交渉の枠組みを立ち上げ、二月二十二日に両外相問で平和条約締結問題日ロ合同委員会議長間会合、さらに三月二十六日には合同委員会次官級分科会を行いました。こうした形で、クラスノヤルスク以降、一つ一つそれぞれの会合を通じまして積み上げてまいりました。
なお、この問題をさらに具体的に詰めていくために、三月中、すなわち今月中に次官級分科会を行うことを一致いたしておりまして、同分科会は今月二十六日に、カラシン外務次官、我が方は丹波外務審議官との間において詰めていきたいと思っておりますので、こうした問題について、よりそれぞれ専門的な立場で具体化するべく作業を進めていきたい、このように考えております。
今後は今月下旬に次官級分科会を開催する予定ですが、さらに四月のエリツィン大統領の訪日や、六月ごろを目途に調整しているチェルノムイルジン首相の訪日等の機会を通じ、さまざまな分野での協力を進めてまいります。領土問題を解決して平和条約を締結し、日ロ関係の完全な正常化を達成するため、今世紀に起こったことは今世紀中に解決するとの姿勢で全力を尽くす決意であります。
今後は、今月下旬に次官級分科会を開催する予定ですが、さらに、四月のエリツィン大統領の訪日や、六月ころを目途に調整しているチェルノムイルジン首相の訪日等の機会を通じ、さまざまだ分野での協力を進めてまいります。領土問題を解決して平和条約を締結し、日ロ関係の完全な正常化を達成するため、今世紀に起こったことは今世紀中に解決するとの姿勢で、全力を尽くす決意であります。
三月に次官級分科会を行うことで合意するなど、日ロ平和条約締結のプロセスを前進させることができましたが、実はこの平和条約締結問題日ロ合同委員会の第一回目も開くことができたことは大変意義深いことだと思っております。