2009-04-02 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
他の法律に類似の規定があるからといって横並びを主張するのは、自らの提案の論拠のなさを証明しているだけであり、ましてや、法的に農家そのものとみなされる農業経営体である農事組合法人まで含めるのは、この提案が全く法的な検討もなされないまま出された欠陥法律案であることを証明しています。この点は我が党の岩永委員が当委員会で質疑したとおりであります。
他の法律に類似の規定があるからといって横並びを主張するのは、自らの提案の論拠のなさを証明しているだけであり、ましてや、法的に農家そのものとみなされる農業経営体である農事組合法人まで含めるのは、この提案が全く法的な検討もなされないまま出された欠陥法律案であることを証明しています。この点は我が党の岩永委員が当委員会で質疑したとおりであります。
したがいまして、欠陥法律案ではだめだ、したがって審議は十二分に尽くすべきだ、こう考えておる立場でありまして、そういう立場からお伺いをするのであります。 衆議院では二国会やった。我が参議院に参りましたのが十一月十八日からなんです。それから審議時間は、衆議院の全体的な審議時間から見ますと約四分の一ぐらいしか今まで審議をしておらない。
重要な論点として、この九法律案にミスや適切さを欠く箇所が多くあるとして、これを欠陥法律案だとする主張がなされました。もちろん、しょせんは人間のつくるものでありますから、完全無欠のものはありません。豊富なスタッフの手によってつくられる内閣提出の法律案でも、時として正誤やミスが出るのであります。ましてや、補助するスタッフの決定的に不足な議員立法でありました。
欠陥法律案だと言わざるを得ないと思うんです。 次に、次のような国民の皆さんから出ている率 直な批判といいますか、疑問にどういうふうにお答えになるか。よく聞いていただきたい。 それは、本法案によりますと、ある新経営主体、新しい経営主体が、本法二条によりましてある国立病院の土地等の譲渡を受けた場合に、当該新経営主体は国立病院の土地を何割引きという値段で安く手に入れることができる。これが一つ。
つまり、いわゆる俗に言って欠陥法律案云々の応酬をめぐる問題提起がある。先ほどから私も横で伺っておると、必ずしも政府側の各閣僚の答弁は、そのピントを鋭く射ているものとはとても認められない。しかし、それは政府側と野田理事の応酬であるが、私が新たに提起したいのは、いやしくもこの法案は、木野晴夫理事を先頭にして、民社党、さらに新自由クラブ、三党の共同提案になっている。つまり、国会次元の問題である。