1988-05-10 第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
○松本(邦)政府委員 今回の改正によりまして創設をいたします欠陥機械の改善命令につきましては、機械等を使用する者がその機械の欠陥の存在を認識できない場合がございます。
○松本(邦)政府委員 今回の改正によりまして創設をいたします欠陥機械の改善命令につきましては、機械等を使用する者がその機械の欠陥の存在を認識できない場合がございます。
○松本(邦)政府委員 我々が欠陥機械と呼んでおりますのは、例えばいろいろな特定の危険の可能性のありますクレーン等の機械については、一応の構造規格のようなものを定めております。その構造規格のようなものに合致をしていない機械、これを欠陥機械と称しておるわけでございます。
そういった審査を通じまして、構造規格等に合致をしないいわゆる欠陥機械の発見に努めているわけでございますが、それ以外にも個別の監督指導等におきましても欠陥の機械を発見するようなことがございます。
しかし、一番根本は、これは欠陥機械ではないかと私は思うのです。荷物を運ぶという点では確かに有用かもわからぬですけれども、しかし、安全という点では欠陥機械ではないか。だから、ひとつ大臣、よく調べて、これは早急に基準局長督励をしていただいて、構造ももう一遍検討といいますか、かなり大幅な構造改善をやらなければならない。労働省に言わせますと、五十四年に規格をつくりましたと。
○原田立君 農業機械使用中のものがほとんど事故の原因になっておりますが、農業者の不注意が約七〇%、残りの三〇%の原因が欠陥機械あるいは整備不良の農業機械と言われております。 そこで、いまあなたの言われておったのは、農業者の不注意、未熟さによって起きる事故、これに対してはポスターや何かを使ってやろうと言うのだけれども、そんなポスターぐらいじゃ事故は解消しませんよ、あなた。
それから機械の中に欠陥機械もやはりいろいろ出てきますね。たとえばある調査によりますと、五十年中にメーカーに対して回収または補修を命じた欠陥機械の機数が二十九万機に達しているというふうなデータがあるのです。やはり機械は、値段とかみ合わせて、売る前のチェックというか指導というのがどうも問題だと私は思うのです。
したがって、白ろう病の発生についても、新聞報道によれば、こういう欠陥機械を導入した責任は、死者まで出したという責任は林野庁に大きな責任があるということで、林野庁の歴代の長官あるいは営林局長、署長に対して告訴、告発をした組合もあります。
だから、部品の問題も当然ですが、この欠陥機械を農民に売らせないという一つの義務づけを全機種にわたってやってもらわなければならないと思うのです。そうなると、場合によっては、法改正なり、あるいはおたくの方の政令の改正なりをやる必要が出てくると思うのですが、いまのは、その辺まで含めての大臣の御答弁ですか。
いまいろいろ御指摘ございましたが、今後とも重要性をさらに認識をいたしまして、欠陥機械というようなものが、あるいは安全性に欠ける機械が出回らないように一層指導を強めていかなければならない、こういうふうに考えて、その体制をいま整備しつつある段階でございます。
○安倍国務大臣 いまお話しのように、その機械が欠陥機械であるということならば、これは大変なことだと思います。昨日お聞きしたばかりでございまして、いまの御質問に基づいて、いろいろの点については早速調査をいたさせます。