1950-08-31 第8回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第5号
最初に小貝川地区の災害状況を申しますと、八月の豪雨により利根本流の高水位による逆流のために、小貝川の水位は高須村では六日午前七時十一メーター余に達し、遂に七日午前一時十五分ごろ字大留地先の堤防約九十メーターは遂に決壊し、欠所は二百メーターに増大し、このため高須村、六郷村、相馬町、取手町、山王村、寺原村、小文間村の二町五箇村は一面の泥海と化し、刻々水魔にのまれていつたのであります。
最初に小貝川地区の災害状況を申しますと、八月の豪雨により利根本流の高水位による逆流のために、小貝川の水位は高須村では六日午前七時十一メーター余に達し、遂に七日午前一時十五分ごろ字大留地先の堤防約九十メーターは遂に決壊し、欠所は二百メーターに増大し、このため高須村、六郷村、相馬町、取手町、山王村、寺原村、小文間村の二町五箇村は一面の泥海と化し、刻々水魔にのまれていつたのであります。
○政府委員(岩沢忠恭君) 復旧費と申しますと從來、例を挙げて申しますと道路なんかでは、道路が水のためにすつかり欠所になつて通れなくなつた。これは元の通りにやれば結構なんですけれども、河川は、元の通りにやつてもよい場所がありますし、それで持てるような場所があるのです。