1950-04-29 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第22号 櫛淵中将の隷下の師団長でございます。この方は八月の十七日に陣地におきましていろいろ処理せられた後、専属副官と高級副官を席を外させまして、谷川の音のする見晴しのいい所で処理済み後、自決せられました。その当時の高級副官に、日頃、自決した場合には介借を頼むということを言われておつてそうであります。呼ばれましてその旨を命ぜられ、高級副官は状態を見て介借を申上げた次第であります。 魚澤清太郎