1949-05-21 第5回国会 衆議院 文部委員会 第24号
その請願の要旨は、昭和二十三年十二月三日付をもつて手藝科の独立並びに手藝教員檢定制度の復活に関して請願いたしましたところ、特に御採択いただき欣幸に存じておるのでありますが、別紙要項の通り手藝教育の振興に関して請願いたします。どうぞ重ねて御採択くださいますよう願い上げます。請願の趣旨は朗読を省略いたします。
その請願の要旨は、昭和二十三年十二月三日付をもつて手藝科の独立並びに手藝教員檢定制度の復活に関して請願いたしましたところ、特に御採択いただき欣幸に存じておるのでありますが、別紙要項の通り手藝教育の振興に関して請願いたします。どうぞ重ねて御採択くださいますよう願い上げます。請願の趣旨は朗読を省略いたします。
本請願の要旨は、現行の專門学校入学者及び実業学校の卒業程度檢定制度は、今回の学制改革に伴い廃止される由であるが、新制高等学校は義務教育修了者数に比して收容力が少いだけでなく、諸種の事情から、向学心に燃えながら新制高等学校の過程を修了できない独学者または通信教育を受けた者に、ひとしく進学の機会を與えるため、新制高等学校卒業程度の檢定制度をすみやかに実施されたいというのがこの請願の趣旨であります。
○江口証人 檢定制度につきましても、これ原案にありませんでしたから私申上げませんでしたが、できますれば檢定は特に今後多うございましようから、委員会なんか或いは現場の教員とか、或いは教員廰の事務員とか、或いは教員養成施設の学校の先生達などというものから構成したものを、これで檢定委員会を作つておくということは必要だろうと考えております。
つまり我々の意のあるところがお分りになるならば、この文部大臣の檢定制度というものが現実に行われておつても、その制度そのものがやはり能率的に民主的に運営せられる面に十分の努力を拂う必要があると思うのであります。私はそう考えておるのであります。昨年度の檢定の実績に徹しましてもそういうことは言えるのじやないかと思うのであります。如何なものですか。
○政府委員(稻田清助君) お話のごとく教科書行政におきましては、今後檢定制度の充実ということが中心になつて、多くその方角に強力に推進せねばならんという点につきましては、私共もとよりそういう点について考えております。昨年の檢定制度の実績でありまするが、これを檢定制度を昨年実施する場合には十分議論もあり、考慮をされたのであります。
御質問にありましたように昨年檢定制度を実施いたしました場合は、文部省著作のものといえども、新教育の日本歴史の教科書はなかつたのでございます。またコース・オブ・スタデイにもなかつたのであります。
第六は教科書の採択についてでありまするが、教科書の檢定制度実施後、当分の間は採択についての研究が不十電であると考えまして、差当り都道府縣教育委員会のみにその事務を行わせることを適当と考えたのであります。
教科書についていろいろとお話がありましたのですが、教科書につきましては、御承知のように、國定教科書というのは止めまして、そうして檢定制度にするということに現在方針が変つております。
教科書等につきましても、現在のところは国定教科書も一つの基準としては編纂いたしておりますけれども、將來はいろいろの教科書ができるようにいたす方針でありますし、それは檢定制度でもつて、特色のあるものができるようになつておるかと思います。
三、予防接種法に基いて強制接種する予防液の国家檢定制度を改善し、これが施行を嚴密に行うこと。 四、予防液製造所を整備し、資材の配給を確保し、以て優秀品の頒分を図ること。 右決議する。 尚委員会審査省略を要求しております。
○谷口弥三郎君 只今の檢定制度を変えて頂いて、尚その上に今後は製造所というものを、これを大いに整備する必要はなかろうか。
○谷口弥三郎君 只今の予防液の檢定の方法でございまするが、これに対しまして現在やられておる抜取り式は、これはどうもああいうようなためにこういう失敗を起したのであるからして、今度は檢定制度を変えて、どうしても汲取式にする。
國務大臣の演説に対する質疑(前会の続) ————————————— 請 願 第一 消防吏員に司法警察権の一部を付與に関する請願(第五号) 第二 医薬品類に対する取引高税免除の請願(第一一号) 第三 旧新井崎軍用地跡地有償拂下の請願(第一四号) 第四 清涼飲料水に対する課税軽減の請願(第六〇号) 第五 質屋業に対する取引高税免除の請願(第一五条) 第六 手藝料の独立並びに手藝教員檢定制度
新聞出版用紙割当事務廳設置法附則第三項の規 定に基く同法の継続に対する國会の確認を求め るの件(内閣提出、議決第二号) 請願 一 教育予算増額に関する請願外十六件(石川 金次郎君紹介)(第二七号) 二 山形市立科学研究所における超短波研究費 國庫補助の請願(海野三朗君紹介)(第五 三号) 三 教育金融金庫設置の請願(黒岩重治君紹 介)(第五四号) 四 手藝料の独立並びに手藝教員檢定制度
現代日本の産業、経済、貿易、風潮、生活各般の実情にかんがみ、日本独特の手藝を振興させることは焦眉の急策であり、その基調をなすものとして、学校における手藝科の独立と手藝教育檢定制度の復活を、急速に実施していただきたいというのが請願の趣旨であります。その理由といたしましては、戰後疲弊したわが國の國力を回復するためには、貿易國策を強力に推進することが肝要であります。
————————————— 十二月十日 山形市立科学研究所における超短波研究費國庫 補助の請願(海野三朗君紹介)(第五三号) 教育金融金庫設置の請願(黒岩重治君紹介)( 第五四号) 手藝科の独立並びに手藝教員檢定制度を復活す る請願(黒岩重治君紹介)(第五六号) の審査を本委員会に付託された。
暫定措置案の方から申しますると、来年の四月以降につくりまする教科書の製造発行につきましては、初めて檢定制度を実施いたしますにつきまして、なるべく多くの機関をこうした検定教科書の編纂のために用意しなければならない。またその審査に対しましても相当期間を置くというようなこともいたしまして、教科書に関する臨時措置法の規定によりまして、日本全國に展示会を開きましたのが八月の末でございます。
○稻田政府委員 本年から檢定制度を実施いたしたのでございますが、これを実施するにつきまして考えましたことは、十分に準備をいたしまして出発するか、あるいは一刻も早く制度を実施して、実施した上においてだんだんにこれを充実させて行くかという二つの問題があつたのでございますが、教科書図書委員会においてもこの点について十分審議せられた結果、ともかく一刻も早く実施した上でということで、本年から実施いたしたわけであります
そもそも小学校、中学校、高等学校程度の学校におきまする教科書に関しましては、この度檢定制度が実施せられまして、この制度は從來國定制度を取つておりました小学校にも及ぼされるようになつたのでございます。これは或いは教科書を編纂いたしましたり、或いは教育者が教科書の選択をいたしたりしまする場合におきまして、從來の画一主義を打破いたしまして、廣い範囲において創意を発揮せしめる趣旨に出ておるのでございます。
○政府委員(稻田清助君) 先程申しましたように、五月六日の答申が骨子でありまして、これを根本として、この度の檢定制度の全般に亙つて計画をいたしたのであります。
本法案の要旨は、教科書の檢定制度の実施に伴い、文部省著作教科書のほかに多数の教科書の出版が予想されるが、現在の経済事情に鑑み、教科書の需要供給の調整をはかり、発行を迅速確実にし、適正な價格を維持して、学校教育の目的達成を容易ならしめようというのであります。
○圓谷委員 この法案が教科書の需要供給を円滑にすることと、さらにまた檢定制度によつて、りつぱな教科書をなるべく地方の状況に適したように配給するという目的でできておるのでありまして、至極結構な法案と思うのでありますが、ただ問題は、第十一條の價格が、文部大臣の許可によつて決定されるという問題であります。
○稻田政府委員 お話のごとく、檢定制度を布きました以上は、われわれといたしましても、檢定制度の助長発達という点に全力を傾けて、その方法を考慮しつつあるわけでございまして、いささかもこれを阻害するようなことは、毛頭考えていないのでありますが、御心配のごとく、定價によつて圧迫を受けはしないかという問題につきましては、先般も申しましたように、定價のきまる前に、需要供給の方がきまつてくるわけでありまして、そこできまりました
○黒岩委員 檢定制度をとるかとらぬかということについて、両論があるように承ります。すなわち民主党の伊藤氏からは檢定制度をとらねばならぬ、社会党の田淵氏からは反対である、こういう御意見でありますが、私はここに矛盾を感じます。
○伊藤(恭)委員 私は一昨日稻田局長から、やはり將來は檢定制度が根本であつて、ただ、今すぐに檢定制度にいかぬから、当分の間暫定的に國定もまじえていく、そうして檢定制度がだんだん完成していつたならば、全部が檢定制度になるということを、一昨日はつきり言われました。
○稻田政府委員 教科用図書委員会は、その他檢定制度及びそれと関連する廣汎な事項にわたり答申ぜられた。そしてこの法案の目的とするところは、その答申に現われた教科書の発行に関する現定であり、それ以外の答申事項についても、それを軽んずる意思も毛頭ない。
○稻田政府委員 檢定制度を実施した以上は、その教科については新しい國定の教科書の編纂はやらないつもりである。さしあたりは、今までの國定は檢定と並行して行われ、その選定は先生に任せることになる。
これは業者側から言えば尤もな話で、たとえ一銭でも安くするということは、これは当然なことだと思いますが、併しその程度がございますので、今後檢定制度の門戸開放に際しては、その定價を從來のような方法で抑えておつては、良い教科書はできない。又完全迅速に配給もできないということを痛感する次第でございます。
先程申上げました檢定制度の採用ということは、至上命題でありまして、これの積極的な有効な具体化に好意を以て当ると、第一條を見ますというと、消極面の統制に重点が置かれておつて、何か明るい助成的な精神が見られない。できるだけこの仕事を達成するために便宜を図つて、容易にしてやろうという当局の意図が薄いのではないかと感じられます。
和田さんよりはむしろ文部当局の方かも知れませんけれども、或いは黒岩さんがお分りになるかも知れませんけれども、本年度新らしくこういう教料用図書檢定制度にするとこにして、文部省だけに任して置くときには、例えば社会科ならば、或る学年の一册一單化だけを一年間やつて、六單元出るのが出ないから、紙なんか不足しないでしようが、今回のようになりますと、これは一齊に必要なる單元が全部教科書として取られるということになりましよう