1949-10-24 第5回国会 参議院 法務委員会 閉会後第10号
第三の調査の結果において縷述せるところを本項において要約するならば、先ず兜岩の魚供養事件に関しては、これが北水事件との間には何らの関連もなく、又岸本檢事長、野尻檢事正等がこれに参加したことも別に非難に値する事柄ではない。
第三の調査の結果において縷述せるところを本項において要約するならば、先ず兜岩の魚供養事件に関しては、これが北水事件との間には何らの関連もなく、又岸本檢事長、野尻檢事正等がこれに参加したことも別に非難に値する事柄ではない。
じて行きたい、例えて申しますと、これが若し通過いたしますならば、五月の三十日、六月の一日は東京におきまして、六月二日、三日は京都におきまして、七日、八日は高松、それから十、十一日は別府、二十二、二十三は山形におきまして司令部のウオーレン氏が特に出席いたしまして、私とそれから末弘中労委員会長それから高橋檢務局長、これらが揃つて各地に出掛けまして、そうして地方の労働委員会の委員、それから地方の知事、檢事正等
要するに、四月二十四日の午前十一時ごろより、兵庫縣廳の知事室において、知事、副知事以下の首脳部、神戸市長、檢事正等の一行が、朝鮮人の教育問題、学校問題について善後策を協議しておりますときに、いわゆる三々伍々と集まつた者が結局縣廰を占拠いたしまして、十三日に檢束いたしました者以下を解放するとともに、学校問題についてそれぞれ処置しましたことが不当であるとして、情勢がそうなつてまいりましたので、遂に撤回した
警察に集会届を出したら、知事やら縣の警察部長や神戸市長、神戸助役、裁判所の檢事正等首脳部十七名が、二十四日午前九時半ごろ知事室に集つてこの対策を練つていた。それまで何回面会に行くも、断わられたり逃げられたりしているので、その情報が傳わると、朝鮮人が続続集まり、あとは新聞に出ているような結果となつた。
本日この暴行その他に参加いたしました者、全部これを檢挙する、こういう方針を決せられまして、夜の十一時ころ知事、市長、檢事正等を招集せられまして、非常事態を宣言するとともに、これらの檢挙について協力すべきことを命ぜられたのであります。
それでメノファー司令官は夕刻遅くお帰りになりまして、それでこの事件の概要を知られて、非常に驚いて第八軍司令部と連絡の上断乎たる処置をとるということに相成りまして、知事、檢事正等を夜十一時頃招集をされまして、事態かくのごとくなつた以上非常事態の宣言を行う、一種の戒厳に近い態度をとる。
その後、神戸地区の司令官メノハー代將が帰つてこられまして、この事態を廳きまして、非常に驚かれるとともに憤られまして、第八軍司令部と連絡をとりました結果、非常事態の宣言を行うということを声明せられまして、知事、市長、檢事正等を夜の十一時ごろ召集せられまして、今日暴行を働き、デモに加わつた朝鮮人並びに日本人は一齊に檢挙する、ゆえに助力せよ、こういう命令を受けまして、その晩から檢挙に着手したわけであります
○庄司(一)委員 総理にお伺いしたい点は、阪神地方における去る二十四日のいわゆる朝鮮人関係の騒擾事件に関連して、兵庫縣の縣知事並びに地方檢察廳の檢事正等のとられた官吏としての態度、すなわち教育行政上一旦政府が閉鎖命令を出しておるにかかわらず、強談あるいは脅迫等によつて、朝令暮改的にその政府命令を撤回した。
ただいま申し上げましたごとく、これら知事、市長、檢事正等現地責任者の責任はその從たるものでございまして、政府の責任といたしまして、今日の朝鮮人が自己の自由意思によつて日本に在留いたしておるのでございまするからして、この朝鮮人が日本に留まりまする限り、どこまでも日本の法律に從わなければならないことは周知の事実であります。