1948-05-22 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第6号
事件の起つたのは、大體松山機關區の方からたくさんの項目にわたる要求が出されており、その要求がとうてい容れられないというようなことで、交渉が長引いておりましたところ、區内の攪亂分子の煽動によつて職場大會が開かれて——これは一種の山猫的の爭議行為になると思いますが、機關士の一部が病氣と稱して集團的に缺勤を始めたために、今御指摘になつたように、三月の十四日以降から列車の消える數字が増大して、遂に三月十七日
事件の起つたのは、大體松山機關區の方からたくさんの項目にわたる要求が出されており、その要求がとうてい容れられないというようなことで、交渉が長引いておりましたところ、區内の攪亂分子の煽動によつて職場大會が開かれて——これは一種の山猫的の爭議行為になると思いますが、機關士の一部が病氣と稱して集團的に缺勤を始めたために、今御指摘になつたように、三月の十四日以降から列車の消える數字が増大して、遂に三月十七日
次は松山機關區の機關庫の爭議についてお尋ねをしたいのでありますが、當時私はこちらにおりまして、ただ新聞によつてそれを知つた程度であります。當時の地方の新聞の見出しによりますと、乘客の宿泊料を獻上して、その宿泊料を勞働組合がもらつて列車を運轉した、こういう見出しになつておる。
井谷正吉君より道路運送委員會委員の人選に關する件、松山機關區の爭議問題に關する件、鐵道運賃値上げの取扱いに關する件について緊急質問の申出がありますので、これを許します。井谷正君。
その他に北海道及び東北六縣というものが、寒冷地の第二地域給として當局で考慮され、研究されて、これも今井給與局長が努力を拂つておられることは十分わかるのでありますが、現實に冬を迎えての今日をどうするかということに對して、非常に家庭をあげて惱んでおるのでありまして、その實情を申しますと、石炭車が完全に驛へ到著するかしないか、去年、おととし、さきおととしにおける石炭不足の北海道住民が、いかに用品庫、機關區
鐵道の驛とか機關區とか電車區とか、そういつたような現業官署がここに入るのであります。それから電信、電話及び郵便官署、これはいずれもやはり現業機關だけであります。從つて地方遞信局のような電氣事業の監督をするようなものは入らないと思います。それから簡易保險及び郵便貯金官署、これも現業官署として除いたのであります。
講習所生徒、特定郵便局長を含め四十萬三千二百十四人であり、これまで總人員と豫算人員との差額は國鐵全遞各勞組の言によれば『各省のやりくり用に使われていただけ』とのことである遞信總人員を作業別にみると共通事務七萬三千五百、郵便八萬六千、電信四萬、電話五萬二百、爲替貯金六萬七千八百、保險四萬九千八百、建設三萬五千八百でこれが勞働協約で定められた勞働條件で働くと十四萬人の缺員となる、又國鐵も驛十五萬四千、機關區八萬七千
といたしましては、御承知のように炭質向上運動を商工省を中心として強力に展開をいたしておりますが、私どもの方といたしましても粉炭をそのまま使わずに固形化して使う、竝びにピツチの配給をでき得る限り受けましてピツチ煉炭についてもできる限りの増産を圖り、その他乏しい、又比較的種々雜多な石炭ではありますが、春から夏期にかけましては御承知のように石炭の節約時間でありますので、この機會にできる限り貯炭態勢を強化して機關區
それの一番の根本は驛長であるとか、あるいはまた現場長、機關區長であるとかいう現場の長を組合員とするかしないかという問題でございます。それも經營協議會におきましては現場の長は組合員としないということで協定が成立したのであります。
この飢餓鬪爭ということは非常に困つた問題でありますが、極端なのは、函館の機關區、追分、岩見澤その他二、三の機關區というものは、食糧のないという事情から動きがとれない。これについての事情は、二、三日前運輸大臣まで北海道の新聞の記事を參考に差上げてあるのであります。函館機關區のごときは、新聞の誇張した報道であろうと思いますが、約五割ぐらいが買出しのために缺勤をしておる。その記事を差上げておきました。