1949-05-17 第5回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号
その点については、われわれも全部が協力しまして、費用の非常にむずかしい際ではありますけれども、特に外務省そういう機関設置に対しては、費用をかけてでも、この問題はひとつ貫徹するように有効な方法を講じてもらいたい。かように考えますが、大野局長。お考えでもあれば承りたいと思います。
その点については、われわれも全部が協力しまして、費用の非常にむずかしい際ではありますけれども、特に外務省そういう機関設置に対しては、費用をかけてでも、この問題はひとつ貫徹するように有効な方法を講じてもらいたい。かように考えますが、大野局長。お考えでもあれば承りたいと思います。
共産党は何とか打開の策がないかというので、やはり正式に引揚者の大会にもかけ、あるいは共産党の党機関にもかけてこれから準備して大きく動こうとしておるわけです。その点御了承を願いたい。それだけ言つておきます。
おそらくこの委員会は点のかせぎ合をする機関じやないと思う。選挙のために使う機関じやないと思う。万全を期してあらゆる障害面をほんとうに除去して、日本の同胞を迎えるというのであるならば、もつと官僚自身もまじめになるべきである。くれぐれもこれをお願いします。それから私たちがこの前から政府にいろいろ質問しておりますところの資料を逐一残らず発表してもらいたい。それで御答弁を願いたいのです。
併し実際には、我々年中歩いて見ますと日本全國どの府縣においても一つも漏れなく教育委員会というものは完全に教育廳の下請機関になつておる、農地委員会は農民の力がなかなか強いからこれは違いますけれども、そこで労働委員会というものを教育委員会のようにしてはならない、これはもう言うまでもないと思います。
それから罷免の問題でありまするが、これは從來の規定にも一部ありましたし、明確を欠いておつた点でありまするが、欠格條件がでました場合に、これを罷めて貰う、活動ができないというような場合、或いは非行があつた場合にこれが罷めて貰うということはこれは行政機関の一つでありまするが、労働委員会の委員として当然だと考えるのであります。
この意見を具体的に持つて行く、殊に現在の新憲法下におきまする一つの組織といたしまして、これを持つて行くという場合に、或いはこれと関連して考えます場合に、さような制度は具体的に申しますならば、いわゆる裁判所制度、これは立法機関にも行政機関にも左右されないところの司法機関である。
次に、あらためて今日水谷委員から動議の出ました修正案、長野縣所在の上田繊維專門学校を信州大学の繊維部といたしまして、これに併合する件でございますが、この上田繊維專門学校は、わが蚕糸界に最も権威あり天下に名をなしたる指導機関でございますから、この学校が今回新制大学に併合せられました以上は、長野縣民並びにこれに関係しておられます多数の後援者の熾烈な希望をぜひとも生かしていただき、同校に在学しておる生徒たちに
なおその短はお互いに補うべく、言葉は惡いが、いわゆる國会の出先機関であるのが政府であります。もし政府が惡ければ、國会自身の罪であるという、この心構えで行かなければならないと思うのであります。小林委員にいたしましても、どこへ行つても発言ができる。
それから或いは対日理事会に対して要望すべきことがあれば、ここで結論を出していいでしようし、それに当局に対して要望する必要があれば、それも亦よろしいし、或いは國民諸君に対して國権の最高機関たる一つの参議院の特別委員会として國民に要望し、或いは注意を促すというような必要があれば、ここで論じてよかろうし、大体今申上げたように、私も北條君の三項目説に從つて、その一つ一つに必要に應じて部門を設けて記述して行く
以上のごとく交通上、産業上、はたまた観光上、枢要にして欠くるところなき好条件下にあるにもかかわらず、現在関係地域の交通機関を見まするに、ほとんど見るべきものなく、一部区間の乗合バスと沿岸小型機船の航行数艘あるのみでありまして、これら地域住民はもちろん、國家資源の活用、産業の振興開発に障害となり、かつ関係住民の國家再建意欲に大きい暗影となりつつ、今日に及んでおるのであります。
○關谷委員 本請願の要旨は山田線平津戸、茂市両駅間に位する間馬川井村は、昭和二十三年の水害により、運輸機関を奪われ、村民唯一の生活資材である木材、木炭等の搬出が困難となり、ために村民は生活に困窮しておる。ついてはすみやかに前期両駅間の鉄道を復旧するとともに、各線開通に至る期間は、臨時に自動車を運轉せられたいというのであります。政府当局の御説明並びに全委員の賛同を得たいと存じます。
公團廃止後の販賣機構の改変、酒税の徴收機関の整備等につきましては、目下鋭意研究、準備を進めたおるのでありますが、これらの整備につきまして、尚若干の時日を要する見込であります。政府といたしましては、これらの整備をまつて経済安定本部総務長官の命令によつて酒類配給公團を解散し、同時に酒類配給公團法を廃止したい考えでありますので、法律廃止の時期を政令によつて定めることとしたのであります。
即ち貸金業を行なおうとする者は、予め大藏大臣に届出書を提出し、その受理書の交付を受けた後でなければ、貸金業を行うことができないものとし、又、預金等は正規の金融機関のみが取扱い、貸金業者は專ら金錢の貸付又はその媒介のみを行うこととするため、貸金業者は預金、貯金、掛金、その他何らの名義を以てするを問わず、不特定多数の者から、これらのものと経済的性質を同じくする金錢の受入れをしてはならないことといたし、更
○田中(織)委員 この点はもちろん金融檢査官によつてやるので、税の関係だとか、そういう大藏省の末端機関というようなものがやるのでないことは、明確になつたのでありますが、私はこの金融檢査官による査察の運用いかんによれば、ここにまた私はやみ貸金業者の発生する原因が生れて來ると思うのでありまして、この点は査察の必要なことは十分認めるのでありますが、ともすればたとえば税務当局の帳簿その他の捜査というような関係
○田中(織)委員 その地位を濫用しと読めばよいので、本來の職務遂行上起る問題は第十五條にいうところの場合ではない、こういう御説明でございますが、最近の金融機関によるところのやみ金融というものは、金融機関の役職員個人の立場において行つておるものもありましようし、かなり上と下と話合いの上で、組織的に行われておるものもあるやに聞くのでありまして、その点につきましては、たとえば会社設立の場合の拂込資金の問題等
○磯田説明員 金融機関の役職員がその地位を利用しと申しますのは、これは端的に申し上げますと、その地位を濫用しというようにお読みいただいたらよいかと思うのであります。すなわち金融機関の役職員がその他來の職務の遂行に伴つてやるものは含まれません。
○説明員(河合庄平君) 審議会の方は船員保險の根本原則を決めるようなまあ中心機関でございますので、それは六名の委員というように規定したのであります。ところが社会保險診療協議会とか算定協議会とか、これらは健康保險とかそういう他の社会保險とも関係いたしますので、政令で決めることにいたしました。
でございまして、どうせこれはもう國民が必要とするものであるから、地方財政で賄うという形に行くであろうし、或いは又國民の寄附というような事柄にも便乘しながらでもこれは継続されて行くであろうと、そういう氣が、一應我々は持たれているのではないかというように考えざるを得ないのでございますが、今度のこの簡易郵便局法案にありましても、この事業の必要だということから、特に地方の対落などの実情を考えますと、どうしても通信機関
それには、「郵政省は、左に掲げる國の公共事業を一体的に遂行する責任を負う唯一の政府機関とする。」そうして一、二、三号に分けて「郵便」、それから「郵便貯金、郵便爲替及び郵便振替貯金」「簡易生命保險及び郵便年金」とこうなつておりまして、第二項の方には「郵政省は、前項の事業の外、前項の事業に附帶する業務、電氣通信省から委託された業務及び印紙の賣さばきに関する業務」とこうなつております。
第二点といたしまして、現在窓口機関のないようなところは相当辺鄙なところだと思いますが、今後設けられる窓口機関は皆簡易郵便局でおやりになる御方針であるかどうかという点でございます。 第三点は、現在の無集配局は段々に簡易郵便局に切替えをする方針であるのかどうか、又この取扱事務量が増加して行けば、昇格をして無集配局が特定郵便局に切替えられて行く方針かどうか。
今研究機関その他を現実に設置する計画は持つておりませんけれども、檢査標準の問題と関係させまして、各檢査所ごとにこれを統一して十分に理解せしめ、また技術の向上をはかるための各種の訓練的な方法を講じたい、かように考えおります。
それは各工場、また各檢査機関のところに参りまして、檢査の実際を指尋しますと同時に、必要がありますれば、実際に抜取り檢査をする予定であります。
○説明員(杉山知五郎君) 只今御質問になりました預金部資金の運用の件でございますが、大体一週間くらい前に司令部の方と打合せをいたしまして、その後も交渉を継続しておるわけでございますが、今知り得ましたところでは、金融債の消化、社債の消化、金融機関への貸付、これは預金部としてはやるべきでないという一應の返答があつたのでございます。
○説明員(杉山知五郎君) 今お話しの実はこういう継なぎの問題でございますが、先般來日本銀行を中心といたしまして、何とか継なぎの金を面倒見なければいけないというので相談はやつておるのでございますが、その際に市中金融機関の態度といたしましては、將來見返資金で必ず引受けてくれるということでないと結局自分の危險になる、自分の危險においてやることはどうも困るということで、なかなか資金の面倒は見ないというのが実情
御承知のように長期資金の金融機関というものがないのであります。そこで一番問題が長期資金については起らざるを得ない。その継なぎ資金というものは、どうしても市中銀行の性格から言つて若し出すとすれば、例えば危險がなくても長期であるということにもうす慎天問題があるわけなのです。特に農林水産につきましてはそういう問題が最も多いのじやないか。
さらに、その内容といたしまするところの自治委員会の構成でありまするが、自治委員会の構成につきましては、原案よりやや進歩したとは申しながら、その委員の選出において、衆参両院議員の一名を認め、あるいは都道府縣並びに市町村の行政機関の代表者を入れ、さらにこれに決議機関の代表を加えたということは一段の進歩であるかのごとく見えますが、きわめてわれわれが遺憾に考えまするものは、その中に、当然加わるべき地方公共団体
本案は、國家行政組織法の施行及び行政機構の改革に伴い、從來総理廳の外局でありました経済安定本部を、現下のわが國における経済安定の基本的施策の立案とこれに関連する各行政機関の事務の総合的調整の任務を遂行するため、國家行政組織法第二十四條に基きまして、昭和二十五年五月三十一日をもつて終る臨時的の機関として設置しようとするものであります。
御承知のごとく、内務省の解体によりまして一應地方公共団体の自主的体制は確立せられましたが、事実は、地方公共団体は中央において自己を代表し、自己の立場を主張してくれる正当な機関がありません。この点において、はなはだ心細いものがありましたので、地方自治に関する総合的連絡調整機関を政府部内に設置せられたいとの要望は、全國地方公共団体一致の主張でありました。
只今のお説のごとくに、人権を擁護するという大きな使命を持つておる限りにおいては、本当にそれを名実共に擁護し得られるべき実力ある機関でなければならんのじやないかと私は思います。若し現在の制度では、到底國家の財政のためにできない、或いは何かのためにできないというようなことでありましては、一体如何なる制度がありましても何にもならない。
日本弁護士連合会は、弁護士及び弁護士会の指導、連絡及び監督に関する事務を行うことを目的とする公的の機関ではありますが、その運営は挙げてその会の自治に委ねられ、何人からも行政上の監督を受けることなく、又何人に対しても法律上特段の責任を負うことはない完全な自治機関であると考えておるのであります。
○松井道夫君 只今の御答弁で、原案作成者の御意図は分りましたが、ただ一点確めて置きたいと存じますることは、日本弁護士連合会が、國法上完全な自立機関であつて、他の如何なる機関に対しても責任を負わず、又他の如何なる機関よりもその監督を受けるものじやない、と申しますことは、現在の憲法上、國法の構造上といいますか、行政権というものの建前上、憲法上における建前上、そこにいささかの疑問もなく考えられておるのか、
○安孫子政府委員 食糧営團が持つておりました什器、備品につきましては、閉鎖機関の管理に属しておりますもので、ただいまそれを借りて使つておるという形でございます。その後基金によりまして買つたものは、これは政府の備品として処理をされておるわけでございます。あるいはお話の点からはずれるかもしれませんが、従来借りておりました備品什器等は、相当長いこと使つておりますので消耗して参つておるものもございます。
われわれといたしますと、配給台帳は、御存じの通り末端配給機関が持つておるものでありまして、実際人口との上にいろいろ動きやかわりが起ります。從つて人口の動態を正確に押さえることが必要であり、單に配給所から報告されて参ります人口だけを基礎にして配給量をきめるということでは、いろいろな問題が横たわつて参ると思います。
ところがつぶれたという報告は政府にするでしようが、それとこれとごちやごちやになりはせぬかという危険がここにあるのですから、よほど区わけということは、同じ人が使つておりますから、同じ末端配給所で利用するのですから、むずかしいのじやないかと考えるのですが、いつその公團の閉鎖機関が持つておりますこの什器を、公團が全部買つてしまつたらどうか。そうしたらやつかいなことはなくなる。
○木村(榮)委員 そうしますと、簡單に言えば全般的な運営の面における諮問機関である。諮問機関的な役割を果す場合もあれば、あるいはまた場合によつては相当の権限を持たすことも、それは内容によつて違つて來る、かように解釈してさしつかえありませんか。
○土橋委員 およそ國会議員は立法府の最高機関であるのであります。從つてそういう立法府の最高機関を、政府の自治委員会議というような機関の中の一構成要素にするということは、私は非常に遺憾なことだと思うのであります。
原案はこの地方自治委員会議というものが諮問機関になつておる。ところがそれが改正案によつて、議決を経なければならないということで議決機関になつた。それは一つの進歩だと思つて、私どももこれに対して賛成でありますが、しかしながらもしこれが議決機関になつたとすれば、地方自治委員会議の議長の選任方法は当然かわるべきではないか。
○國務大臣(本多市郎君) 実状を調査して、その実状に副うようにと申上げたのでございますが、これは勿政府機関を通じての調査でありまして、その各省各廳の実状について最も詳しい調査をできるものは各省各廳であります。
昭和二十四年五月十六日(月曜日) 午後二時十九分開会 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 ○行政機関職員定員法案(内閣送付) ―――――――――――――
○國務大臣(本多市郎君) 今回の行政整理に際しまして、各地方の出先機関等から非常に陳情がありまして、これが或いは出先機関の職員等といろいろ計画して行われているのじやないかということで、そういうことであるならば、誠に好ましからんことであると考えてはおりますが、まだそういうふうな通牒を出したということは私は聞いておりませんので、調べまして次回に御返答申し上げたいと思います。
まして犯人檢挙あるいは犯罪の防止、犯罪の搜査ということは、これは警察官吏に負わされた責任でありまして、古物業者も含めた國民大衆は、つまり主権者として、自分の社会生活を非常に安心なものとし、愉快に営業し、生命、身体、財産等の必要なものを守り、基本的人権を擁護する、そういう必要から、國民の機関として警察をこしらえたのでありまして、言つてみれば、警察官吏は、この古物業者も含めた人民の、いわゆる從僕であります
当局の説明をいろいろなされておりますが、現在内まわりをやつております都市から反対の陳情が出ており、さらに反対の請願の出ていない横浜、名古屋でも同じだと思いますが、ほんとうにこれらの機関と打合せになつた事実が疑わしいのであります。研究されたと言つておりますが、それは警視廳だけの研究で、全國的の打合せが行われていないのじやないか。
○中川(以)政府委員 まず澱粉糖業原料資金の融資についてお答えいたしますが、生産業者の原料購入資金の順位は貸出優先順位表上葡萄糖乙、水飴丙となつておりますが、丙順位の場合も一件五十万円までは金融機関の自主的判断によつて融資の道が開けておりますから、業者の信用程度いかんにより順調に融資を受け得ることになつておりますが、なお必要の場合は日銀による融資あつせんの方法も考慮できると考えるのであります。
この請願の要旨は、政府は輸出絹、人絹織物の生産の振興をはかるため、一万台の力織機の増設を命じたのでありますが、工業者別割当決定時の價格は、増設計画立案当時の設備の價格よりも、十億円程度も値上りになつたのでありまして、ために自己調達資金では復元できなくなり、関係金融機関から一億円復元資金として融資されることに決定しましたが、これでもなお昭和二十四年度第一・四半期に自己調達不可能額十億円に達するまで、引続
○中川(以)政府委員 地方公共團体の行う土木事業その他の公共事業に対する融資は、地方公共團体の地方債として本年度においては一定の総額の範囲内において、その資金を供給する建前にいたしておりますから、金融機関の融資順位とは直接の関係はないものであります。
○堀眞琴君 確かに運用の点も問題だと思いますが、例えば國会を議決機関として設置する場合と、國会を諮問機関として、例えば大政翼賛機関として設けるという場合と、どちらをあなたは民主的だとお考えになるのですか、ちよつとお尋ねいたします。
○政府委員(河野通一君) 今度できます新らしい審査会は、諮問機関ということでやつて参つております。只今大藏大臣から御説明がありましたように、この度会計士の管理委員会を整理いたしましたのは、行政機構全体の簡素化という点からしまして、行政機関としての委員会を整理する。
現行の特別調達廳法によると、同様の規定があるが、これは現在政府の機関ではなく、独立の法人であるので、主務大臣の指定した調達業務を、各省の委託があるときは調達できる能力のあることを規定したにとどまつている。そうして実際上も指定は全然行れておらず、この規定は空文になつている。特別調達廳は、この設置法で政府の機関となるので、各省との間に権限の紛済を來たすようなことは認めるわけに行かない。