2004-03-18 第159回国会 参議院 環境委員会 第2号
○岩佐恵美君 環境省として、その機械化移植工法について、移植された個体の活着状態のみでなく、個体群の長期的かつ安定的な世代交代が確保されるか否か等、藻場としての健全性という観点も含めて、総合的に判断される必要があるという意見を述べていますよね。この基準からしたら、今の手植え移植の結果はそれを満足しているというふうに言えるのでしょうか。
○岩佐恵美君 環境省として、その機械化移植工法について、移植された個体の活着状態のみでなく、個体群の長期的かつ安定的な世代交代が確保されるか否か等、藻場としての健全性という観点も含めて、総合的に判断される必要があるという意見を述べていますよね。この基準からしたら、今の手植え移植の結果はそれを満足しているというふうに言えるのでしょうか。
ただ、その後、昨年の五、六月ごろに大変沖縄は台風が多うございまして、モニタリング等の結果を見ますと、かなり台風による被害というものが特に浅場において出ておったということもございまして、昨年の七月でございますか、機械化移植工法のモニタリングが一年程度必要だというような意見も出されました。
このような趣旨から、例えば現在進められております機械化移植工法の試験に当たっても、また手植えによる移植地においても、藻場全体の生態系の保全若しくは生物生息域としての機能としての把握という見地が必要ではないかと、そのような形で私ども、内閣府に対して既に御意見を申し上げているところでございまして、内閣府ではこの御意見に基づいて、例えば手植えにおける移植地については、単に藻場の活着状態だけではなくて、移植藻場
それで、伺いたいんですが、尾身大臣が機械化による海草の移植は可能としたこの評価、十月八日に海上工事に着工して、皆さんは機械化移植工法の有効性を確認できたのですか。これは大臣、お願いします。
具体的には、一つは、海草の移植に当たっては、あらかじめ計画が作成され、公表される必要があること、二つは、機械化移植工法の実用化に当たっては慎重な判断が必要であること、三つ目は、クビレミドロの移植については、工事実施前に、技術が確立したことの確認に万全を期す必要があることなどを申し入れたところでございます。
話を聞いた事柄は、海藻の移植について、あるいは機械化移植工法の評価について、また希少種と言われますクビレミドロの移植技術について、こういうものについてどういう考えで今後進めようとしていくのか等々お伺いをしたところでありまして、こういう今内閣府からお伺いをしたことに対して、早急に環境省としての考えを内閣府の方にお示しをしたいと、そういうふうに思っているところであります。
これは、機械化移植工法の有効性を確認するということで、試験工事として埋め立て予定地内の藻場において行ったものでございます。 先生お話しのとおり、その後の発育状況、これにつきましては五月及び七月に追跡調査を行っておりまして、いずれも良好に生育をしておったところでございますけれども、九月に台風十六号が一週間以上にわたりまして沖縄付近を迷走いたすという異常な気象条件がございました。