2007-03-23 第166回国会 衆議院 外務委員会 第4号
最後に、大手自動車部品メーカーに係る事件につきましては、これは同社に勤務する在日中国人が、同社所有のノート型コンピューター一台を借り受け、保管中のところ、社内データベースから大量の機密データをダウンロードした上、自宅、被疑者宅などに持ち出して、自己の用途に供する目的で、結局、このノート型コンピューターを横領したものということで、愛知県警が三月十六日、通常逮捕したものであります。
最後に、大手自動車部品メーカーに係る事件につきましては、これは同社に勤務する在日中国人が、同社所有のノート型コンピューター一台を借り受け、保管中のところ、社内データベースから大量の機密データをダウンロードした上、自宅、被疑者宅などに持ち出して、自己の用途に供する目的で、結局、このノート型コンピューターを横領したものということで、愛知県警が三月十六日、通常逮捕したものであります。
○達増委員 次に、先ほど武正委員も取り上げましたが、海上自衛隊の機密データ流出問題について伺います。 これは、本当に決してあってはならないことが空前のスケールで起きた事件だと思います。極秘の暗号書類、また訓練文書、そしてさらに海図ソフトなどなど、本当に諸外国がどんなことをしてでも手に入れたいと思うようなことが、海上自衛隊のある隊員のパソコンから流出をしてしまった。
昨日発覚した、海上自衛隊の機密データがネット上に流出した事件。民間においても、ヤマハ発動機による無人ヘリコプターの対中不正輸出事件など、外務省、防衛庁はもとより、民間企業においても、外交や防衛に関する機密に対して情報管理のずさんな実態は、危機的状況にあると言わざるを得ません。
ただ、過去、この種事案を刑事事件として検挙いたしました事例といたしましては、自動車協会倉庫に保管していた機密データ収録磁気テープを盗み出しまして、さらに別の磁気テープにコピーをして名簿業者へ売却したという事案、あるいは百貨店内に保管しておりました各種顧客リスト入力磁気テープをこれまた盗み出しまして、複製して名簿業者へ売却したという事案がございますが、いずれもこれは窃盗罪で問題をいたしております。