1949-05-16 第5回国会 衆議院 本会議 第30号
にありまするところの暴力の行使と相通ずるものがあり、さらに四月二日の大阪におけるデモに対する断圧、こうした眞に勤労階級の意思を表明するところの秩序整然たるデモ行進、あるいは労働組合運動に対しましても官憲に干渉の口実を與え、あるいはそれを誘発するがごとき規定にわれわれは反対するとともに、そうした規定が、すでにわれわれの反対にもかかわらず押しつけられていることによりまして、私は、本決議にありまするように集團的、機動的警備力
にありまするところの暴力の行使と相通ずるものがあり、さらに四月二日の大阪におけるデモに対する断圧、こうした眞に勤労階級の意思を表明するところの秩序整然たるデモ行進、あるいは労働組合運動に対しましても官憲に干渉の口実を與え、あるいはそれを誘発するがごとき規定にわれわれは反対するとともに、そうした規定が、すでにわれわれの反対にもかかわらず押しつけられていることによりまして、私は、本決議にありまするように集團的、機動的警備力
記 一、集團的、機動的警備力の調整に重点を置いて、警察組織の素質及び装備の改善に努めること 二、國家地方警察及び自治体警察間の調整を図り、援助協力の実を挙げしめること 三、科学的捜査に関する施設の増強を実施すること 四、警察官の教育及び待遇、厚生施設の改善に努めること 五、政府は時期國会の始めまでに右につき採りたる措置を衆議院に報告すること 右決議する。