2018-06-12 第196回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
ANA、全日空でこの一年半に発生した二件の機体損傷事例について伺います。 資料の二枚目を御覧ください。 一件目が二〇一七年二月三日です。羽田発松山行きのボーイング777型機で、出発前に貨物室のドアが損傷しましたが、これ気付かずに松山へ出発いたしました。折り返しの松山発羽田行き、さらに羽田発高知行きもそのまま運航しまして、高知空港到着後に発見をされて、以後の便は欠航になりました。
ANA、全日空でこの一年半に発生した二件の機体損傷事例について伺います。 資料の二枚目を御覧ください。 一件目が二〇一七年二月三日です。羽田発松山行きのボーイング777型機で、出発前に貨物室のドアが損傷しましたが、これ気付かずに松山へ出発いたしました。折り返しの松山発羽田行き、さらに羽田発高知行きもそのまま運航しまして、高知空港到着後に発見をされて、以後の便は欠航になりました。
昨年の事例では機体損傷後三便、今年の事例でも二便、損傷を抱えたまま飛行を続けております。ANAはこの点についてどう原因を説明し、国交省はいかなる指導を行ったんでしょうか。
○松本(文)委員 主脚部品の誤った使用、管制指示違反、引き続いて管制指示違反、非常口扉の操作忘れ、脱出装置の不作動、逆噴射装置の不作動、主脚の検査期限超過、検査内容不十分、検査体制違反、再修理期限超過、機体損傷への不適切対応、点検期限超過、とても覚え切れないほどの安全運航不祥事であります。それも、わずか一年間、二社にかかわるものでだけであります。 航空局長に伺います。
○近江委員 これも私、いろいろ調査しておりまして、私のところにも資料があるわけでございますが、ボーイング747—200型八一二便ですね、離陸時、強風に遭って誘導路から滑り落ちて機体損傷を受けておる。今報告がありましたように、非常に重大な欠陥がある。
ところで、その実況見分をして明らかにしたい事項といたしましては、本件の航空機が函館空港着陸前に油が不足したために不時着したというようなことを供述しておりますので、そういう運航機能の障害の有無とか、あるいは不時着いたしますときに空港の標識を損壊しておりますので、航空法違反の疑いがございますが、その結果の機体損傷の部位、程度、あるいはこの航空機をそのまま保管していく、あるいは将来返すということを考えれば