1995-04-28 第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
四として、橋げた落下を防止する落橋防止構造に関すること。五として、地盤流動が橋梁に与える影響等が示されたところでございます。 道路橋の耐震設計基準につきましても、引き続き委員会の審議を踏まえながら、これらの示された事項の検討を進める中で取りまとめてまいりたいと考えでございます。
四として、橋げた落下を防止する落橋防止構造に関すること。五として、地盤流動が橋梁に与える影響等が示されたところでございます。 道路橋の耐震設計基準につきましても、引き続き委員会の審議を踏まえながら、これらの示された事項の検討を進める中で取りまとめてまいりたいと考えでございます。
先生御指摘の東海沖地震対策以外の地域での地震対策ということで、現在JR東の地域でございますが、南関東地震に対応した地震に対しましての橋げた落下防止工の設置ということの工事を行っているところでございます。 東海道新幹線につきまして、東海沖地震対策以外の地域の対策については現在承知しておりません。
特に、この湾岸線の橋げた落下で十六人死亡して八十人が負傷しているということでございまして、この御遺族の方々へどのような対応をされておられるのか、これをお伺いさせていただきたいと思います。
○山中郁子君 本法案の提出の背景には、申し上げるまでもなく、例えば広島市における橋げた落下事故、あるいは私ども当委員会でも視察に参りましたけれども松戸市におけるトンネル水没事故、それからさらにことしに入りましてから綾瀬市の自衛隊の厚木基地の体育館工事での事故等々、そうした貴重な、そして悲惨な経験が背景になっているということは既に指摘がありました。
平成三年三月十四日に発生しました広島の橋げた落下事故、作業員五名と道路上の車に乗車していた十名が死亡、さらに作業員三名と道路上の車に乗車していました五名が負傷するという極めて重大な災害となったわけでありますが、水災害の調査結果が発表されまして、主に六つの原因が報告されております。
○北山政府委員 平成三年以降建設業で発生した死傷者五人以上の重大災害は、これは交通事故とか中毒は除きますけれども、先ほどの広島市の橋げた落下災害、それから松戸市での隧道建設工事における水没災害、厚木基地内の体育館プール等の新築工事における崩壊災害など八件ほどございます。
広島の橋げた落下事故に関して労働省が重層的下請構造のもとでの指導のあり方を今要因の一つとして挙げられております。 そこで、平成四年一月二十九日付で建設工事における安全対策を建設省が発表しておりますが、今申し上げましたこういう内容、重層的下請構造等の側面にこの安全対策が反映されているのですか。
○吉井(光)委員 次に、今三野委員からも質問のありました、いわゆる厚木基地の体育館建設事故の問題でございますが、御承知のように昨年は、広島の新交通システムの橋げた落下事故、それから草加の生き埋め事故、それから松戸のトンネル水没事故、このように大きな建設工事の事故が相次ぎまして、痛ましい多くの犠牲者を出したわけですが、こうしたことから、改めてやはり建設工事の安全対策が強く問われているわけでございますが
昨年三月の広島新交通システム工事現場の橋げた落下事故、また、昨年九月でしたか、千葉松戸導水路の事故に引き続いての、建設現場に起こりました重大な事故でございます。また、近年の労働災害の動向を見ますと、建設産業での死亡が全産業の四割を占めておるということであります。このような事態に対して、建設省はどのように考えておられるのか、まずお尋ねをいたします。
昨年、広島の橋げた落下事故、松戸の隧道水没事故あるいは移動式クレーンにかかわる事故等、一度に多数の死傷者を出す重大な災害が多発したわけであります。こうしたやさき、極めて残念なことでありますけれども、去る二月の十四日、海上自衛隊厚木基地の体育館建設現場におきまして、死者七名、当時聞くところによりますと出稼ぎの方がお二人いらっしゃった、負傷者十三名に及ぶ痛ましい事故が発生したわけであります。
ところが、九月二十五日の広島市議会の建設委員会、この橋げた落下事故につきまして、橋げたのたわみが事故の直接原因である、こうした労働省の調査結果をもとに広島市にその原因をある委員が問い直したところ、発注者であり道路管理者でもある広島市は、設計や製作に問題はないと、いわゆる設計ミスを否定いたしております。
そこで、先ほどからいろいろ問題になりました草加、松戸の事故でございますが、そもそもこの広島の橋げた落下事故の根本的な過ち、これはいわゆる工事をする側に、常識では考えられないとか、また絶対に起こり得るはずがあり得ない、こういった発想、観念から安全対策を考えているところにあるわけでございまして、この点が最も反省すべき点でありまして、また、どう反省したかが大事な点ではないかと思うのです。
五十九年四月十日、香川県、これも工事中の橋げた落下、五人が死傷。五十九年十二月、東京都の大田区で同じく作業中の橋げたが落下、作業員が五人死亡、十三人重軽傷。六十一年三月十八日、和歌山県、これもつり橋の架設工事中橋げたが落下、三人死亡、二人重傷。六十一年十月十四日、沖縄、これも工事中の橋げたが落下、一人死亡、十六人重軽傷。六十二年二月、神戸市で建設中の橋げたが落下、二人死亡、七人重軽傷。
国家公安委員長が、「広島の橋げた落下事故について「広島県警が原因を調べているが、通行止めもしないで作業をするのは狂っている。う回路を作るなどして危険性を回避すべきだった」と安全管理や交通規制面でのミスを厳しく批判した。」という記事が出ました。直接私が聞いたわけじゃなくて、これは新聞記事であります。同じように交通規制をするのが常識だという記事が随分出ましたね。
喜岡議員御指摘のように、広島市における橋げた落下による重大災害を初め、最近事故が多発していることはまことに遺憾でございます。従来より万全の安全対策に努めてまいりましたところでございますけれども、このことを極めて重く受けとめるとともに、かかる事故の再発防止のために関係方面に対しまして安全対策の徹底を強く指示したところでございます。
三月の十四日、広島市では工事中の新交通システムの橋げた落下事故が起こりまして、二十三人の方々が死傷いたしました。先週の土曜日には広島市で合同慰霊祭も行われましたし、遺族会もつくられました。私は改めて亡くなられた十四名の方々に心から御冥福をお祈りするとともに、けがをされた方々の一日も早い全快を願っております。 犠牲者の一人の弟さんは、葬儀のときにこういうふうにおっしゃっております。
話は全く違いますけれども、この間の広島の橋げた落下事故、私はこの委員会でちょっとポイントだけ質問しましたが、あれだって工期が短縮される、そこに集中的な人の配置が要る、人手不足である、だから孫請、ひ孫請まで動員して工事にかかる、そこには技術能力もない、あるいは適正な指導もない、工事の仕方の進捗についての指導もない、こういうことからああいう事故も発生してきたことは疑いのない事実なんですね。
今回の広島市における橋げた落下による重大事故を初め最近事故が多発していることはまことに遺憾だ、こう思っております。建設省といたしましてはこれらの事故を極めて重く受けとめまして、橋げたの落下事故につきましては直ちに担当官を派遣し現場の状況を把握するとともに、関係機関に対して類似の工事の緊急点検を実施しているところであります。また、安全施工についての通達も関係機関に対して出しておるところであります。
三月十四日、広島市内の橋げた落下事故で死者が十四人、重軽傷者九人。このような事故が相次ぎました。直接の原因はそれぞれ解明されるわけですが、大都市の建設工事は空間的にも時間的にも過密状態のもとで企業の論理とスケジュールで行われており、いつ大惨事が起きるかというふうに思います。
現地広島市におきましても学識経験者から成る委員会もできまして、その委員会に建設省からも委員として参加し原因究明に努めておるところでございますが、橋げた落下のメカニズムにつきまして幾つかのケースが考えられておりますけれども、原因としてはかなり絞られてまいっておるようでございますが、まだ最終的に解明されない部分もございますので、それをまず検討する必要があると考えております。
○諫山博君 広島市の橋げた落下事件について質問します。 新聞によりますと、警察は業務上過失傷害あるいは致死事件で捜査を始めたと言われています。これは当然のことです。