2019-04-22 第198回国会 参議院 決算委員会 第5号
小田川に架かっている橋よりも高い樹木があって、これ平成二十九年の河川整備計画には樹林帯と書かれていて、こうした樹林化が流下を妨げるというふうに書いてある。 ところが、これ災害が起こるまでこのままだったわけですよ。この後に言わば慌てて国交省の方で伐採をされました。
小田川に架かっている橋よりも高い樹木があって、これ平成二十九年の河川整備計画には樹林帯と書かれていて、こうした樹林化が流下を妨げるというふうに書いてある。 ところが、これ災害が起こるまでこのままだったわけですよ。この後に言わば慌てて国交省の方で伐採をされました。
当時、土がたまってしまうとか、ましてや樹林帯になってしまうとか、あり得なかったんですよ。それを国が管理するようになってこんな事態になっている。この真備の問題というのは極めて歴史的な問題です。 最後、ちょっと政務官に伺いたいと思うんですが……
ただ、常緑樹林帯だからといって、里山でなかったとは言い切れない。人はやはり燃料を採取しなきゃいけないので、きっと常緑樹であろうとも、まきを採取するということはやっていたのではないかということですね。 だから、森を守るといったときに、何もしないで守る、そうしたらリュウキュウウラボシシジミが保全されるかどうかということはわからないと私は思うんですね。
具体的には、砂浜の再生、湿地帯の保全、樹林帯の設置など、自然景観、環境等を保全する、あるいは地下水への影響等を考える、こうしたことでありますが、国交省としましては、環境への影響ができるだけ少なくなるよう、海岸管理者である県などに丁寧に対応していただく必要があると考えているところでございます。その上で、合意が得られた地域について、復旧が進むよう最大限の支援を行ってまいりたいと考えています。
そこで、大沢扇状地において土石流を捕捉するため、昭和四十四年から直轄砂防事業が行われており、遊砂地や砂防樹林帯が長さ四キロメートル、幅一・一キロメートルの広域にわたり整備されています。これにより、近年発生した土石流は下流へ流れることなく捕捉されており、また、堆積した土砂は除去した後、選別して公共事業に活用されているとのことでありました。
さらにまた、その周辺における松林を対象に、樹種転換、木を変えることですね、などによる保護樹林帯の造成など、総合的な対策を実施させていただいておりまして、森林病害虫等被害対策、約九億三千万円を予算措置させていただいているところでございます。 以上です。
今後とも、都府県と密接に連携しながら、公益的機能の高い保全すべき松林を対象といたしまして、各地域の被害状況に応じ、特別防除や伐倒駆除等による的確な防除、その周辺における松林を対象として、樹種転換による保護樹林帯の造成等の総合的な被害対策を実施してまいりたいと思います。
今後とも、東北六県と密接に連携をしながら、公益的機能の高い保全すべき松林を対象として、各地域の被害状況に応じ、特別防除や伐倒駆除等による的確な防除、その周辺における松林を対象として樹種転換による保護樹林帯の造成等の総合的な被害対策を実施してまいりたいと考えてございます。
土木構造物の導入を必要最小限に抑える、そして、健全な樹林帯の保全、育成をすることによって土砂災害を防止していく方向で今取り組んでいるわけでございますが、これらは、土砂災害に対する安全性を高めるということばかりでなく、良好な都市環境を保全、育成していく上でも役立つ対策だというふうに考えているわけであります。
樹林帯も効果的じゃないかということを、刈谷田川の破堤箇所を見て思いました。 今後、治水対策を、堤防の質を高めるという点から、堤防を強化する点から見直す必要があるのではないかと思います。そうしないと、豪雨が続いている昨今の気象です。再び豪雨になった場合に、同じような災害、また繰り返されてしまうのではないでしょうか。今後の堤防の強化について対策を伺いたいと思います。
最近の法改正で、ダム貯水池の樹林帯や河川敷の周辺緑地帯など、環境基本計画と調整を図るようにはなっております。しかし、この河川法に、先ほどの水の循環作用という概念を取り入れようとしても、現行の河川法ではどうしてもこれは読めないのであるというのが内閣法制局の見解でもあります。
これ以上小動物が生息できる樹林帯を減らせば繁殖率がさらに低下する危険があると警告をしています。 環境省として、先ほどデータを見られたと言っておられましたけれども、原石山を削っても繁殖に影響がない、そう評価をしているんですか。
それから、建設予定地とタシロランのある樹林帯の間には、緩衝となる樹林帯もございます。したがいまして、通常は工事の直接的な影響はないとされておるわけでございます。 そこへ加えて、なお念のため、もちろんこういうラン類の微妙な生態系その他につきましては研究すべき課題も多いことから、今後ともモニタリングを行う。
また、タシロランにつきましても、その生育地そのものについては今四百本前後というふうに言われておりますが、手が生育地そのものには加えられていないということ、それから建設予定地との間に緩衝帯という樹林帯をつくっておることから、工事の直接的な影響はないというふうに思っておるところでございます。
○大渕絹子君 そうしますと、従来、直轄工事区間においては市町村は一切、今回市町村で行う河川工事の例ということで挙げられておりますこうした側帯とか水防拠点等の整備とかあるいはこういう樹林帯などにおいても、市町村が要望をして直轄事業として行った場合には負担はゼロだったわけですね、従来は。
今回の新河川法では、河川管理施設としてこういう樹木を植える、樹林帯というものを創設することになりました。したがいまして、今回の石狩川、千歳川におきましても、関係自治体あるいは住民の理解を得て、樹林帯の整備について今後検討してまいりたいというふうに考えております。
○政府委員(山本徹君) 林野庁におきましても、先生御指摘のとおり、高知県の森林インストラクター会あるいは高知県の職員の方々等の有志の方で、四国山地における野生生物の生息地とそれを樹林帯で結ぶ緑の回廊の御提唱は、私ども承っております。
また、都市部におきましても、やはり都市を取り巻く樹林帯が防災のためにも環境のためにも必要だということで、都市山ろくのグリーンベルト整備事業というものも積極的に進めているわけでございます。
これは、河川がはんらんした場合にも被害を最小限に食いとめるために、河川周辺の樹林帯の保全あるいは洪水・土砂災害危険区域図みたいなものをつくって、それを公表して対策を推進するというようなことで述べておるわけであります。 後で事例も申し上げますけれども、災害地帯というのは必ず繰り返すのですね。
あるいは、先生御指摘の阪神・淡路の事例で申し上げますと、グリーンベルト構想ということで、そういう大地震時におきまして、上流からの土砂の崩壊を森林、樹林帯でとめるとともに、都市の山に向かってのスプロール的な発展を事前に食いとめておくことによりましてある意味では未然に災害を軽減する、そういう概念。
○政府委員(尾田栄章君) 先生ただいま御指摘の六甲山系グリーンベルト整備事業でございますが、これは上流からの土砂災害を防ぐとともに、下流と申しますか都市側からのスプロール的な開発のバッファーになる、そういう機能をあわせ持った樹林帯を山麓にずっと整備しよう、こういう事業でございます。