1974-02-27 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
降雨等によってその樹木自身が保水機能を持っておるわけだし、そして、その樹木の根が一定の保水をやっておるわけですからね。そして、結局、自然に水源機能を果たし、流域に水を自然的な状態の中で供給する役割りを果たしておる。そういうことの支障を防止するためにやるんじゃないですか。
降雨等によってその樹木自身が保水機能を持っておるわけだし、そして、その樹木の根が一定の保水をやっておるわけですからね。そして、結局、自然に水源機能を果たし、流域に水を自然的な状態の中で供給する役割りを果たしておる。そういうことの支障を防止するためにやるんじゃないですか。
この結果、果樹につきましての非常な大きな被害は、落果による被害が大部分でございますが、なおこの間におきまして立木に亀裂を生ずるとか、あるいは折損を生ずるとか、あるいは葉が枯れるとかいうような、樹木自身に対する損害がこのほかにも見受けられるわけでございます。
○齋藤(誠)政府委員 御指摘の通り、一応の農作物被害として、従来出しておる例によりまして、果実の落果に伴う被害額というものを出しておるわけでございますが、樹木自身に対する被害があることは当然でございます。そういう意味におきましてこそ、それに伴っての新値なり改植あるいは補植というような資金に対する措置を講じて復旧を促していこう、こういう考え方をとっておるわけでございます。