2019-12-04 第200回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
これを踏まえ、十一月七日に発表した対策パッケージでは次期作に向けた樹体の洗浄や樹勢の回復に必要な作業への支援として十アール当たり七万四千円の定額補助を措置しており、この中で農家が自力で行う土砂撤去も支援することとしております。 これらの対策により、被災された果樹農家が一日も早く経営再建できるよう、全力で取り組んでまいります。
これを踏まえ、十一月七日に発表した対策パッケージでは次期作に向けた樹体の洗浄や樹勢の回復に必要な作業への支援として十アール当たり七万四千円の定額補助を措置しており、この中で農家が自力で行う土砂撤去も支援することとしております。 これらの対策により、被災された果樹農家が一日も早く経営再建できるよう、全力で取り組んでまいります。
○国務大臣(武田良太君) この問題、詳細は農水省の方に問われていただきたいと思うんですけれども、泥出しに対しては、市町村等が事業主体となって土木的な対策工事を行う災害復旧事業による支援とともに、浸水被害を受けた果樹園地におきまして被災農家等が次期作に向けた樹勢回復等を行う果樹産地再生支援対策、また、農家等の地域共同活動による多面的機能支払交付金により支援をしているものと承知をいたしております。
○政府参考人(安部伸治君) 被災しました樹園地の復旧方法といたしまして、御指摘のとおり、果樹の樹勢を回復するために、樹木の周辺の土砂を一旦撤去、集積をいたしまして、その後に運搬処理するという方法があります。このような場合にも、災害査定等の手続をいただくことで災害復旧事業の対象となります。
このため、営農の継続を図るためにも、道路の応急復旧とパイプライン補修による当面の水の確保、農業機械の補修や確保等を進めて、農家が早急に防除やかん水、樹勢回復のための施肥等が再開できるように、国の強力な支援を要望されております。
また、今お話のありました福島県の事例では、平成二十六年に、葉や果実に穴をあけ、樹勢低下や果実の商品価値を低下させる桃せん孔細菌病が広範囲に広がったところでございます。
樹勢が弱い老木で発生が顕著でございます。 日本各地で古くから発生が報告されておりましたけれども、長い間その病原菌は明らかになっておらず、平成二十三年になって初めて病原菌チャアナタケモドキが特定されまして、診断が可能となりました。
昨年十一月の末に桜島や垂水市をお訪ねしたんですが、伺いますと、長年こうした灰が降るという状態がずっと続いているわけで、ですからミカンだとかビワだとか樹勢の衰えが大きいと。
そうした中、桃せん孔細菌病に関しましての感染、特に風雨による感染の拡大ということが言われておりまして、葉や果実に穴をあけ、落葉による樹勢低下、また果実の商品価値を低下させるという、本当に農家の方々は御心配な病気でございまして、特に福島県におきましては、広範囲で発生し、防除対策に苦労されているということは、委員がおっしゃったように、私ども農林水産省として承知をしているところでございます。
栃木県におきましては、条例に基づいて、今回の降霜それから低温による被害に対しまして、病害虫の防除、樹勢回復等のための農薬代、肥料代に対する助成措置等が適用されることになったというふうに承知をしております。 農林水産省といたしましても、被害を受けた農業者の方の経営安定に向けて、県と連携して適切に対応したいというふうに考えております。
今委員御指摘のように、果樹の場合には、翌年以降の生産に影響を及ぼすというのが一番特徴的でございまして、来年以降の生産に影響を及ぼさないように、できるだけ早い樹勢回復等に今努めておるところでございますが、その回復状況次第によりましては、改植ということも必要になってくるというように考えております。
樹体被害につきましては、現在、産地におかれまして農家の方々がかん水、水やりですね、それから施肥によりまして樹勢回復に御努力をされておりまして、そのおかげもありまして、現在、新しい芽が発生し、そしてそれが葉っぱとして展開をしてきているという状況と聞いております。 引き続き、県や市などと連携を密にしまして、産地の状況の把握に努めていきたいというふうに考えております。
それでも、水を掛けた木とそうじゃない木は樹勢の回復に随分違いがあるようで、そのことを希望に必死で今も頑張っておられるということなんです。 このせっぱ詰まった現地の取組を国としてもつかんで、技術支援など全力を挙げていただきたいと思いますが、いかがですか。
○政府参考人(中尾昭弘君) 現在、現地におきまして樹勢の回復の努力が続けられておりますけれども、その回復状況次第では改植が必要となるということもございます。これらの取組につきましては、国の強い農業づくり交付金によりまして優良な品種への改植を支援することが可能であると考えておりまして、あわせて、生産効率の向上に資する園地整備を推進することが重要であると考えております。
樹体被害は来年以降の生産にも影響を及ぼすことから、当面何よりも樹勢回復に努めることが重要と考えております。このため、かん水また施肥による樹勢の回復に取り組んでおられる農家に対しまして、県や市が用水の提供、樹勢回復に向けた技術指導及び資材費の補助等を行っているところでございます。
こういうところを守るというか保護するという、どのような対策をするのかということも、これまた具体的なケースとしていろいろ説明を聞きたいというふうに思いますし、それからもう一つは、これは先ほどお話ししましたけれども、我が栃木県では日光街道の杉並木、これはもう大変な距離を、宇都宮と日光との間だけでも一万三千本というふうな杉の木が植わさっておりまして、これは今、後ほど申し上げますが、大変枯れて、非常に杉並木の樹勢
一本の杉の木に一千万円の言うならばお金を出していただいて、そしてそのお金の果実でその杉並木の樹勢を回復をしようと、こういうことでやっているわけですね。 具体的には、今、五百三十二件の団体、個人が一千万円を出資して六百八十二本の杉のオーナーになっていると。
○玉沢国務大臣 樹木医制度は、今委員がおっしゃられたわけでございますが、岩國先生が出雲の市長さんをやられたときに、林野庁に御提言をいただきまして始まったものでございますが、大きな木とか名木とか、そうした木の樹勢回復、保全を目的として、樹木の保護に関する高度な知識と専門技術や地域の緑化の指導者たる資質を有する方を財団法人日本緑化センターが審査、証明するものであります。
ただ、大変気象条件もありまして、樹勢の問題もありまして、余りいい成果が得られなかったわけなんですが、実際に農業をみずからの生活の中で実践しながら戦後の農政をずっと見てまいりました一人として、大臣にいろいろ御質問させていただきたいと思うわけであります。 予算委員会で大臣にフードマイルズのお話をさせていただきました。
ところが、この土盛り事業、樹勢回復事業に、国は一円も出していないのです。これは県庁から指摘されました。これは再三思っていて、お願いしているそうです。こういう土盛り事業には、何億なんという金ではないのですから、差し当たりどのくらいかは別として、援助、補助金は出すべきだ、私はこう思います。これが一つ。 それから最後に、世界遺産への登録申請。
○近藤(信)政府委員 前半の、樹勢回復の事業の国庫補助のことにつきましてお答え申し上げたいと思いますが、この事業の意義にかんがみまして、文化庁といたしましても平成元年度までは国庫補助金を出してきたわけでございますが、平成二年度以降、栃木県の方で対応されてきている。
また果物その他でいえば、メロンなんかでは定植直後の浸水ということでありましたので、今後、樹勢の低下やあるいはまた病害虫の発生というものも予想されますし、その被害の増加がこれからもあるのではないかな、特に、収穫時になってみないとわからない面もあろうかと思いますので、ぜひ国においても当面の対応にとどまらずの対応、取り組みを御協力をお願いしたいと思います。お答えをいただければ……。
また、保全松林の総合的管理手法の開発調査報告書、この皆さん方の報告書を見ましても、樹勢の衰えは松くい虫被害を増大させる主な要因の一つであるといりふりこ書いております。だとしたら、樹勢を弱める大きな原因になっている環境汚染との関係を徹底して調査研究するべきだと考えます。簡潔にお答えください。
生産農家の人は、梅の木の衰弱、枯死は発電所が操業を始める前にはなかったんだ、被害園地は、発電所に向かって直線上にあり、季節風が吹いてくる北東方向にある、谷に濃い霧が出た後に梅畑の樹勢が衰えていっていること、酸性霧が原因だとしか考えられない、土壌改良も何もしないところで、しかも収量を上げているところでも梅枯れはしていないんだ、こういうことを口々にみんな述べているのです。
○斉藤(節)委員 これは四月二十一日の毎日新聞の夕刊でございますけれども、「森林の立ち枯れ」「オゾン層破壊で注ぐ」というようなことで環境庁が解明に乗り出す、こういう大きな見出しで出ていたわけでありますけれども、これはいろいろ酸性雨とかなんかで、森林の樹勢、樹木の勢力といいましょうか、樹勢がだんだん衰えてくるんだと思います。
ですから、そこのところの判断の見きわめというのは必要でございますけれども、樹勢が弱ってきているとかいろいろなことをそこで判断する必要がございますけれども、少なくともそれが感染源にはならないようにしたいということを基本的に考えまして、樹種転換を進めていくということでございます。
そこで社会党としては、松枯れというのは、虫だけではなくて、大気汚染とか手入れのやり方とか、あるいは樹勢の衰えたところ。に排気ガスなどのいろいろな事情があって総合的な対策が必要である、総合的なものでなければならないということで、松枯れ等というような言葉を入れて総合的対策をしろという要求を前々からしてきた。
樹木に関する天然記念物あるいは名勝につきましてもこのような状況把握に努めるとともに、特に必要な場合には樹勢の診断などの調査を行い、その結果に基づいて樹勢回復それから病害虫の駆除などの保護のための措置を講じております。
○小高説明員 被害を受けました果樹の樹体管理につきましては、塩害樹の被害影響度調査でございますとか、また被害対策試験を実施いたしますとともに、果樹試験場の専門家等から成ります果樹被害技術対策チームを現地に派遣いたしまして、被害実態の調査並びに技術指導の実施、技術対策チームと県指導者等によります技術対策検討会の開催等、技術指導の徹底を図り、樹勢の回復を指導しているところでございます。
被害を受けました果樹の樹体管理につきましては、果樹試験場の専門家等から成る果樹被害技術対策チームを現地に派遣しますとともに、被害実態の調査及び技術指導を実施するとともに、技術対策チームと県指導者等によります技術検討会を開催するなど、技術指導の徹底を図り、樹勢の回復を指導しているところでございます。