2006-11-09 第165回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
潮風害の被害でございまして、落葉、倒木等によりましておよそ十四億円の樹体被害が発生した、そして産地に甚大な被害を与えたというふうに承知をしております。
潮風害の被害でございまして、落葉、倒木等によりましておよそ十四億円の樹体被害が発生した、そして産地に甚大な被害を与えたというふうに承知をしております。
○政府参考人(中尾昭弘君) 長崎を中心といたしましたビワの被害につきましては、ただいまお話がありましたとおり、潮風害による落葉、倒木等の被害が出ておりまして、およそ十四億円の樹体被害が発生したというふうに報告を受けております。 樹体被害は来年以降の生産にも影響を及ぼすことから、当面何よりも樹勢回復に努めることが重要と考えております。
そういう意味では、四十三億円の被害が生じたときに、農業共済、ビニールでいえば約十億円ですし、樹体被害、サクランボとか木が折れて、そして収穫が不可能な状態になっているのが約二十八億円ぐらいの被害になっているというのは、資料で見させていただきました。 これらに対して、今言った制度資金の緊急融資とかそういう部分だけでは、私は不十分ではないのかなというふうに思うんです。
私が経営します果樹園の樹体被害あるいは水田、小さな犠牲者ではありますが、この状況というものがまさしく県下全域に今広がっておりまして、台風からやがて一月たつに至ります現在におきましても、各住宅の屋根にはたくさんの青いビニールシートがかかっております。青いビニールシートが間に合わず、農業用のビニールハウスのビニールをかけて雨露をしのいでいるという住宅も多く見られるわけでございます。
あわせて樹体被害、これはかんきつだけじゃなくて落葉果樹等にまで影響を受けておるわけですが、私の地元の旧農協管内ではことし一万三千トン出荷予定が六千トン台に下がりました。約四割出荷しかできない。いいところだけやられているという状態であります。
まず、果樹でございますが、今回の被害でございますが、落果、傷果、いわゆるそういう被害も発生をいたしておりますが、倒伏とか枝折れ、あるいは潮風を受けました枝枯れ、樹体被害がかなり出ているということを私どもも承知をいたしております。
また、農作物の被害につきましては、果樹の樹体被害などによりまして約二億円が見込まれているところでございます。 熊本県につきましては、農地・農業用施設が三千二百五十六カ所、林道が七百二十五カ所に被害が発生しておりまして、この被害金額は約百十九億円でございます。
このうち、果樹関係では、果実被害と樹体被害合わせまして二千百十六億円と過半を占めているわけでございまして、また、被害を受けました面積は十二万九百ヘクタールに及んでおりまして、果樹被害といたしましては先例のない甚大なものとたっておるところでございます。
○説明員(小高良彦君) 初めに、御指摘の改植、樹体被害の問題でございますけれども、災害に強くて生産性の高い産地を育成するという、いわば今後の果樹農業の振興に資するという観点に立ちまして検討をしていきたいと思います。
特に私どもは、リンゴの被害ばかりじゃない、全国的にはミカン園が塩害を受けておるということも聞いておるわけでございまして、まさにこの台風の被害は、樹体被害を受けたリンゴ園やミカン園、これらの問題に対して緊急に復旧をする新たな事業の是非を決定すべき極めて重要な段階にあるのではないかと思うのでございます。 これらの状況を踏まえまして御質問を申し上げますが、まず天災融資法の早期発動が必要と思われます。
特に、風速五十メートルから六十メートル以上の強風に直撃されたリンゴ王国、リンゴ産業県の青森県にありましては、全国のリンゴ生産量の約五割を占めておると言われておりますけれども、落果が予想収穫量の六五%以上の三十六万五千トン、樹上損傷が四万三千トン、これからの営農維持に最も大切な樹体において、樹体被害も全体の一割以上の五十六万七千本でありました。
それからもう一つ、樹体被害の回復というような点につきまして非常に大事なことは、当面技術的な対応をしっかりやるということではなかろうかと思いまして、先ほど官房長からの御報告の中にもございましたように、技術者の派遣というようなことをやっているわけでございます。
農林省は農林省で樹体被害の何か計算法を持っておるようだが、県は県で持っておるのでばらばらでしょう、これ。だから、出てくるのは皆違うわけです。私のところの青果連は、ミカンの減収なり品質低下のものが今の段階で百七十億、それから樹体が百五十億、三百二十億、こう言っております、果樹だけで。ところが、県の調査を見ると、県は樹体は三十億だと言って、大分違うのです、五倍くらい。
天災融資法についても据置期間がない、これじゃいけないというわけで、樹体被害等々の実情にかんがみても、実情に合うように救済の趣旨が生かされるためには具体的にせめて五年、十年の据置期間を配慮願いたい。あるいは自作農維持資金についても、三年のものを五年、十年ぐらい延ばしていただきたい。その検討のお約束をしてもらえませんか。
三重県下における台風十九号によります果樹の被害金額は、現時点の県からの概況報告によりますと、生産物とそれから樹体被害を合わせまして約三十七億円と聞いているところでございます。
そこで、その被害ですが、樹体被害も含めると百六十億円、落果量は十万トン、県内予想収量の二割やられております。洞爺丸台風に次いで、最近の津軽としては戦後最大の被害でございます。私も何度か現地を訪ねてみました。
さらに落葉が起こりまして、落葉による樹体被害、樹林が非常に衰弱するという現象が起こりまして、かなりの被害を見るようになったわけでございます。 現在調査はいたしておりますが、現段階では県の報告がございまして、県報告では全体の被害額が約六十六億、このうち果樹被害が六十四億。うち大要で申し上げますと、温州ミカンが四十億、晩柑が十億ということでございます。
第二点の、果樹の倒木、損傷等の樹体被害の対策の問題でございますが、確かに、特に台風十五号による災害におきましては果樹の受けました被害が非常に多うございまして、早速現地に果樹担当の専門官を派遣する等、その実態の把握に努めておるわけでございますが、現時点で把握いたしましたところによりますと、被害の主体は落果による果樹被害である、樹体被害の割合は小さいという点がございますし、また集団的な改植を必要とするような
○矢崎(市)政府委員 昨年の十二月以降の降雪、ことし二月末の寒波等により、果樹に近年にない樹体被害等が生じたため、すでにその対策として天災融資法の早期発動、果樹共済金の早期支払い、既貸付金の条件緩和等所要の措置を講じたところでありますが、今次災害において温州ミカンから転換した晩柑園に被害が多発している等の事情にかんがみ、関係方面からの強い要請等も踏まえ、農林水産省としては、さらに次の対策を実施することとしたいと
○高畑政府委員 今回の寒波によります樹体被害につきましては、先ほども申し上げましたように、全体的に見まして木全体が枯死して改植を要するものがどの程度になるか、まだ的確な見通しはついておらないわけでございますけれども、共同育苗圃の設置につきましては、被害樹体の萌芽の状況も見守りつつ検討してまいりたいと考えております。
四月三日公表しました農林水産省統計情報部の被害状況調査結果等によりますと、この大雪、寒波等による農作物全体の被害額は、樹体被害約五百億円を含め約一千二十一億円となっております。 これを作物別に見ますと、果樹が七百七十八億円、うち樹体被害約四百九十七億円と総額の七六%を占めており、このほか野菜約百六十五億円等となっております。
特に樹体共済の場合にはこれが特徴的にも出ておるわけですが、先ほどからも私申し上げておりますように、今度の被害についてどう救済していくのかという点で、樹体被害が非常に多いということですね。これが一つの特徴だと思うのですが、これに対してどう対応していくのか。特に、いま申し上げたように共済に入っておる人がまだ低い。
そのほとんどは温州ミカン、ネーブル、オレンジ、ハッサク等中・晩柑類の樹体被害と果実の被害でございまして、その関係の果実関係が百十四億円ということになっております。
○田代由紀男君 そこで、今度の災害の特徴は、樹体被害が大部分である、五百億は樹体被害であるという点でありまして、樹体被害というと、樹勢挽回に、さっきも申し上げましたように、大正六年の例をとると五年かかる。
に裏日本の豪雪についてはすでに御論議がありましたので、私はもっぱら、太平洋側で晴天が続き、西日本においては低温が目立った二月の下旬、二十六、二十七、二十八日ごろですが、ことしの冬でも最も強い寒気が日本海付近に流入し、西日本を中心に記録的な低温に見舞われたのでありまして、沖繩県を除いて全国的に果樹、野菜類の農作物に被害を及ぼしたわけであります、 それを統計で見てみますと、一千二十一億の被害の中で樹体被害
この被害は、県を隣にしておって、指定になっていない県もありますし、被害の状態から言いまして後で被害が出てくる県もあります、そういう点も踏まえまして、私が本日要望したことにつきまして、果樹の樹体被害等がまだ法になじんでいないという点も踏まえられまして、総合的な今後の善処方をお願いします。
加えまして、温州ミカン等を中心にしまして果樹にも樹体被害が相当大きな状況になっている。こういうことで、私ども、統計情報の調査と並行いたしまして、現地に係官を派遣いたしましてその実情把握もいたしておるわけでございます。 ただいま国土庁長官の方からお答えがございましたように、私どもも雪害と同じ扱いでこれに必要な措置をしたい、こういうことで現在作業を進めているところでございます。
○田中(恒)委員 それで、先ほども天野委員の方から御指摘がありましたが、今回の寒波、特に温州ミカンや中・晩柑類の災害の特徴は、何といっても樹体被害であります。木が枯れておるものもあるし、枯れかかっておるものもあるし、さらに蘇生していくものもある。さまざまでありますけれども、いずれにせよ、樹体被害でありますだけに、いけなくなったものについてはこれを撤去しなければなりません。
○矢崎(市)政府委員 今回の寒波被害の状況でございますが、温州ミカンにつきましては、比較的低温に強い果樹だと言われておりますが、西日本各地に落葉なり枝の枯死等のいわゆる樹体被害が非常に大きいというのが一つございます。 特に地帯別で申しますと、九州南部、中・四国等で、局地的に低温が非常に著しかった地域で被害も大きいということでございます。
御指摘の愛媛県におきましても、伊予カン、温州ミカンの樹体被害を主体に相当の被害が発生しておるということでございます。 農林水産省といたしましては、先般現地に係官を派遣いたしましてその実態の把握に努めておるところでございます。今後とも被害状況の的確な把握に努め、農業共済金の早期支払い、所要の資金の確保等、対策につきまして万全を期してまいりたいと考えております。