運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
14件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1

1974-03-12 第72回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号

これが四十一年度の調査でございまして、このときの結論を一口に申し上げてみますと、「長崎県厳原町における今回の検診によっては、イタイイタイ病患者と思われるものを発見することはできなかったが、尿検査血清検査などの異常所見が、特に樫根部落において多くみられることは、重金属による障害存在を推定せしめるものがあり、この点さらに詳細な追跡調査を実施する必要があるものと考えられる。」

重松逸造

1971-03-12 第65回国会 参議院 公害対策特別委員会 第4号

樫根部落に行ってみますと、昔使っていた井戸が全部コンクリートでふたしてあるわけです、使わないように。そういう事実御存じと思いますけれども、そういった井戸をもう一回やってみたわけです。そうしたらやはり〇・一五PPM、変わらない値が出ているわけですね。PHが五・三五と非常に酸性も強い。

内田善利

1971-02-17 第65回国会 参議院 公害対策特別委員会 第3号

土壌分析状況によりますと、ほとんどPHが五・一から五・九まで、もう五・四、樫根部落土壌調査PHが五・四、下原が五・二、小茂田が五・五、椎根が五・一、畑の場合が同じく四・七から七・〇、これは樫根です。下原が四・七から六・五、平均五・五、小茂田が四・五から五・二、平均四・九というのは非常に酸性土壌、どの地域を見ても酸性土壌なんですね。

内田善利

1970-12-16 第64回国会 参議院 公害対策特別委員会 第5号

と申しますのは、ことしの夏でございますが、現在の社長の前の社長がおいでの際でございますけれども、その当時の副社長つまり現在の社長とお二人で私を訪ねられまして、問題のこの対州鉱山の問題についていろいろお打ち合わせをした際に、前社長、それから当時の副社長つまり現在の社長、このお二人とも、なるほど樫根部落や床ノ谷部落というのは徳川時代から非常に掘っておった所で、非常に悪い技術のもとで相当カドミウム含有量のひどい

莊清

1970-12-16 第64回国会 参議院 公害対策特別委員会 第5号

内田善利君 時間がありませんので、これでこの問題は打ち切りますが、結局、樫根部落の上流のいわゆる鉱滓による被害については何らかの公共事業等で処理する方法があるということ、それから現在の汚染状況については、東邦亜鉛にはやはり責任があるのだ、責任がないということにはならない、当然今度の法案で汚染地区に対しては措置される、こういうことだったと思いますが、確認をしまして、もう一問お聞きしたいと思います。

内田善利

1970-10-13 第63回国会 衆議院 商工委員会 第36号

たとえば樫根部落なんかでは、非常に高いカドミウム検出された。その地区でとれた米だけが買い上げ対象になっていないのじゃないのです。あっちこっちの全くカドミウム検出をされていなかった水田から収穫をいたしました米も、買い上げ対象にならないのですよ。ほんとうに気の毒なんです。  また、客土をしなければならぬが、企業責任であるならば、企業損害の補償を要求できるのですよ。

中村重光

1970-09-03 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号

説明員中村健次郎君) いまのようなカドミウム汚染によりまして、政府がその地帯の米を買い上げないというような事態が起こりました場合に、当然そこの農家は損害を受けるわけでございますので、その損害につきましてはそのカドミウム汚染の原因が企業にあるということがはっきりしておる場合には、当然、企業責任で賠償するべきであるというふうに考えておりますが、樫根部落のように責任者がはっきりしない場合等におきまして

中村健次郎

1970-09-03 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号

説明員中村健次郎君) 四十五年産米予約につきましては、これはまだ米の取れる前に予約をいたしておるわけでございまして、四十五年産米がはたして一PPM未満であるかどうかということが樫根部落の中の一部、神田原地区の約八ヘクタールの地域につきましては四十四年産米保有米の濃度が一PPM以上でございますので、その地域の米は一応買い入れ対象にしない。

中村健次郎

1970-07-21 第63回国会 衆議院 商工委員会 第32号

最近改善はされておりますものの、先ほど御答弁申し上げましたとおりに、過去において、どういう地区でどういうふうに鉱石を掘ったり製錬したり、あるいは鉱石のかすを堆積させるというような施設をしてきたのか、ずいぶんあの地区で変化があったようでございますし、そういう排水の状況等も歴史的に見て逐次変わってきているようでございますから、そういうあたりを全部詳細に調べまして、そうしてそれが現在問題になっております樫根部落

荘清

1970-07-21 第63回国会 衆議院 商工委員会 第32号

しかし、現実に自覚症状を起こしている人というのは、樫根部落を中心として相当多いわけです。尿からカドミウム検出をされたものは、一人や二人ではないわけです。腰が痛いとか、いろんな障害が出ている。そういうものをあまりきびしく線を引かないで、それの疑わしいというようなものについては、検査から治療から一切公費で負担をする、そういう態度をとるべきではありませんか。

中村重光

1970-07-21 第63回国会 衆議院 商工委員会 第32号

中村(健)説明員 現在樫根部落で保有されております四十四年産保有米については、政府責任において回収すべきであるという御意見、ごもっともだと思うのでございますが、食糧管理法によって食糧庁がこれを買うということにつきましては、けさほどもお答え申し上げましたようにいろいろ問題がございますので、この問題につきましては、目下いろいろ政府部内において検討中  でございます。

中村健次郎

1969-04-18 第61回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号

しかも、現在の樫根部落あるいは床谷、それから下原でございますが、その辺の現在の畑あるいは水田のところには昔、大体西暦六〇〇年代から一七〇〇年ごろにかけてその部落の付近の鉱山が掘られたという記録もあるようでございますが、そういう昔掘られて堆積されたズリとかあるいは精錬のからみ、その上にすでに表土がかぶって、一見したところ普通の土地と変わらないというような状況にある個所が数カ所あるようでございますけれども

下河辺孝

1969-04-09 第61回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号

対馬東邦亜鉛の対州鉱業所のすぐ横、下流にあります樫根部落一宮アサさんという患者がいたのでございます。私は小林教授と一緒にこの一宮アサさんをおたずねをいたしまして、詳しくからだを見せていただきましたが、その臨床症状は富山のイタイイタイ病と全くそっくりでございました。

萩野昇

1969-04-09 第61回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号

同女は樫根部落で生れ、裕福な家庭で男子三人を出産し、昭和二十九年六十七歳で死亡した。看護にあたった家族の談話によると、」とありますが、これは萩野さんお聞きにならなかった、私がたずねて行って家族に聞いたのですが、その家族長瀬シゲさんです。現在大分別府療養所療養中の長瀬シゲさんのことであります。その長瀬シゲさんに私が会いまして、水をもらったり、それから看護したりしたことを詳しく伺った。

小林純

  • 1