1949-05-23 第5回国会 参議院 大蔵委員会 第34号
○政府委員(愛知揆一君) 第二十三條の「必要アリト認ムルトキハ外國爲替ノ賣買ヲ爲スコトヲ得」とございますのは、この日本銀行法が作られました当時においては、御承知のように横濱正金銀行というのが特殊銀行でございまして、原則的に爲替取引を横濱正金銀行を中心にやつておつたわけでございますが、それに対しまして必要ある場合はというのが現在残つているわけでございます。
○政府委員(愛知揆一君) 第二十三條の「必要アリト認ムルトキハ外國爲替ノ賣買ヲ爲スコトヲ得」とございますのは、この日本銀行法が作られました当時においては、御承知のように横濱正金銀行というのが特殊銀行でございまして、原則的に爲替取引を横濱正金銀行を中心にやつておつたわけでございますが、それに対しまして必要ある場合はというのが現在残つているわけでございます。
この点は日銀あるいは横濱正金銀行に関係のある問題でありますので、政府の財政計画、あるいは私ども今後予算の審議を進めていきます上において、参考資料になると思いますので、お尋ねを申し上げるのであります。
○小坂政府委員 この問題はなかなか今後といたしまして大きな問題が起ると思うのであります、横濱正金銀行という組織がありまして、これが日本の國際市場における活躍を非常に助成したということは事實でありますが、この正金銀行の機能というものが、終戰後いろいろ非難されまして、その後解體されたような經緯もございまして、日本の經濟の民主化という問題と關連いたしまして、今後そういう機構がどういうことになりますか、いろいろと
その意味において、その善悪は別問題でありますが、横濱正金銀行の存在というものは、かなり日本に好影響をもたらしておつたように思われるのであります。
それは、先日八月二十一日の本委員會におきまして、政府委員の福田銀行局長から金融機關再建整備法の一部を改正する法律案の御審議の際に、横濱正金銀行の改組の問題の經緯につきまして、メモにありますることを朗讀して説明があつたのでありまするが、これは速記に殘しますことは多少適當でないと思わるる點があるので、速記から除いて貰いたいという要求があるのでありまするが、左様取計いましてよろしうございましようか。
もう一人の書記につきましては、黒田能行君といいまして、黒田君は福岡縣の出身でありまするが、昭和十七年に東京帝國大學法學部政治學部を卒業されまして、今日まで横濱正金銀行に勤務をされ、主としてやはり財政經濟の調査に從つてこられた方であります。書記としてぜひ財政を研究したいという御希望でありまして、私より皆さんに御推薦をいたしたいと存じます。いかがでございましようか。