1949-07-07 第5回国会 衆議院 法務委員会 第32号
○梨木委員 それからもう一点伺いたいのは、横浜地檢内の粛正問題が表面化して、國会の衆議院でも取上げましたが、その後部内の空氣はどういうことになつておりますか。粛正を希望する人たちと希望しない人たちとの間において、まだ何がうまくない空氣がありますか。
○梨木委員 それからもう一点伺いたいのは、横浜地檢内の粛正問題が表面化して、國会の衆議院でも取上げましたが、その後部内の空氣はどういうことになつておりますか。粛正を希望する人たちと希望しない人たちとの間において、まだ何がうまくない空氣がありますか。
○橋本證人 横浜地檢内ではとうてい手が届かぬでしようから、われわれとしては、宣誓による証言を求め得るところの國会の方々に現地調査をお願いする以外に道はないと、方法論としては考えます。
○梨木委員 木船事件が表面化してから、横浜地檢内でいわゆる粛正派と反粛正派が非常に表面化して、何か対立しておつたような事実はありませんか。
○梨木委員 いわゆる木船事件というものは、横浜地檢内で起りまして、横浜地檢内部における綱紀弛緩問題が表面化したわけでありますが、その事件が表面化したことを契機といたしまして、横浜地檢内に粛正派とそれから反粛正派と申しますか、つまり地檢内のそういう不正、腐敗を徹底的に清掃しなければならないということを主張する檢事並びに檢察事務官、それからそれに反対する一派、こういうものが非常に鋭く対立しておつたというようなことを