1953-10-03 第16回国会 衆議院 農林委員会 第35号
それから横手鉱山はこれはごく規模も小さく、また昨年来硫黄の採掘を中止いたしまして、硫化鉱だけをやつております。水量も毎分〇・一立米というふうにほとんど問題にならぬ程度でございますが、将来本格的にさらにやり出すということになればこれも措置を考えなければならぬと思います。
それから横手鉱山はこれはごく規模も小さく、また昨年来硫黄の採掘を中止いたしまして、硫化鉱だけをやつております。水量も毎分〇・一立米というふうにほとんど問題にならぬ程度でございますが、将来本格的にさらにやり出すということになればこれも措置を考えなければならぬと思います。
それからいま一つこの小串と米子の中間に横手鉱山というのがある。この三つの鉱山が上高井全郡から下高井郡南部にかけて鉱毒を及ぼしておる。川俣委員の言われたように、鉱害というものに対しても、私は鉱山局はあまりでたらめ過ぎると思う。もちろんこれを設定した当初は、先ほどおつしやるように鉱毒防除を十分にやるというようなことを必ずおつしやつて設定したと思う。
それについて今までの横手鉱山の問題は、うわさに聞くところによると、新しい鉱脈を見つけて大規模の開鑿をするというような——これは実はうわさですから、どこまで真実であるかわれわれは知りませんが、そういううわさを聞いておる。もしこの横手鉱山を、再び現在掘つているやつを、新しい鉱脈が見つかつて大いに掘るということになつたならば、——ごらんになつたかどうか、一体あの松川の惨害はどうしてくれる。