1964-03-27 第46回国会 参議院 大蔵委員会 第21号
「国際収支改善のためには基本的には輸出振興をはかるべきであるが、まず当面は輸出入貨物の横取り比率向上による海運の運賃収入の赤字縮小をめざすことに着手し、」という、ついては「三十九年度は外航船の建造目黒を百万総トン以上にふやすべきである」——新聞に出ておるんですよ、新聞のとおりに言ったのですよ。
「国際収支改善のためには基本的には輸出振興をはかるべきであるが、まず当面は輸出入貨物の横取り比率向上による海運の運賃収入の赤字縮小をめざすことに着手し、」という、ついては「三十九年度は外航船の建造目黒を百万総トン以上にふやすべきである」——新聞に出ておるんですよ、新聞のとおりに言ったのですよ。
また日本の輸出入いたしております貨物のうちで日本船が積み取りました貨物量の比率でございますが、これを横取り比率と申しておりますが、昭和三十年度におきましては、輸出貨物の四六%を日本船で積み取っております。前年度は四一%でございましたが、今年度は四六%に上っております。また輸入貨物は、前年度四七%に対しましては、今年度は五〇%まで日本船で積み取りました。
○政府委員(佐々木義武君) これは船舶収入のみではありませんが、船舶収入に関しては手取り率と考えまして、外洋船舶の増加に従って横取り比率、あるいは回転比率等どういうふうになるか詳細検討いたしまして、外貨の数がこういうふうにふえると計算されております。