1986-02-07 第104回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
心から哀悼の意を表する次第でありますが、現地へ行って権現岳のあそこをずっと見たいと思っていたんだが、そうしたらふぶいていまして、それで全然見えない。これではしようがないなということで、三カ所掘り起こしていて、そのうち一カ所は残材を焼いていました。もう二カ所は家財道具を下へ運んでくるというところでありました。
心から哀悼の意を表する次第でありますが、現地へ行って権現岳のあそこをずっと見たいと思っていたんだが、そうしたらふぶいていまして、それで全然見えない。これではしようがないなということで、三カ所掘り起こしていて、そのうち一カ所は残材を焼いていました。もう二カ所は家財道具を下へ運んでくるというところでありました。
まず、今回の雪崩の災害の発生が予知し得なかったのかどうかというような点でございますが、今回の能生町村口のこの雪崩発生箇所は、権現岳の七合目あたりから発生したのではないかというふうに考えられるわけでございます。
○原田立君 権現岳中腹は急傾斜地で岩山のため、従来の工法、例えば階段を切る方法、山中に鋼製の防止さくを立てる工事、雪庇防止さくを設置するなどでは十分安全と言えないのじゃないか。新幹線並みの速さになる表層雪崩にも十分耐えられる防止策などを講ずべきではないかと思います。いかがです。
私も現地へ参りまして、あの権現岳の雪崩のふもとまで登っていくのに消防団長さんに御案内をしていただきながら、当日あの悲惨な事態の御努力をよく伺ってきたものでございますが、今後のいわゆる警戒避難体制についてのお取り組みの決意を一言お伺いをしておきたいと思います。
○三浦(久)委員 次に、林野庁にお尋ねいたしますが、これは権現岳の植林の問題でございます。 この柵口地区というのは、県の雪崩危険箇所には入っていなかったところですね。現地に行きまして、雪崩の進行経路等々について、これは一つの予想でございましたけれども、現地の人から説明を受けたわけであります。
対策工法といたしましては、ただいま先生もお話しでございましたように、発生源におきます発生予防工法、さらに発生した雪崩の被害を防御するための工法というものが考えられるわけでございますが、御案内のように、権現岳は大変急峻なところでございまして、どのような対策工事が可能でかつ有効なのかというような点につきましては、今後専門家等の調査もいたしまして現地に最も合った効果的な工法というものを融雪時期までに検討してまいりまして