2002-07-25 第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
患者の選択権、患者の権利という時代になったんです。もうヒポクラテスというのは知らしむべからずよらしむべしの時代の医の倫理で、あんなことを言っているから古いんですよね。そういう中で育てられた医者は、どんなにいい医者であっても患者の立場なんて分からないということが私よく分かりました。 私は、この間、もう数々の専門医に実は恥ずかしながら掛かりました。
患者の選択権、患者の権利という時代になったんです。もうヒポクラテスというのは知らしむべからずよらしむべしの時代の医の倫理で、あんなことを言っているから古いんですよね。そういう中で育てられた医者は、どんなにいい医者であっても患者の立場なんて分からないということが私よく分かりました。 私は、この間、もう数々の専門医に実は恥ずかしながら掛かりました。
それから「患者の同意撤回権」、患者が医師に同意を与えた後でも、考えが変わったら同意を撤回したり変更を求める権利がある。それから「医師を選ぶ患者の権利」、患者は医師を選ぶ権利があり医師を変える権利もある。
○山下義信君 私は提案者の意見と実は同意見でありますが、要するところ患者の方が要らないということに意思表示をしない場合に、医師の方が逆に処方せんを上げましょうかという聞き方をする、すなわち患者の意思を確かめる、その言葉づかいその他の状況が患者の選択権、患者の意思を動かし、左右させ、影響させるというようなことがない限りにおきましては、私はただいまの提案者の御意見と全く同意見でありますが、この点はよほど