2012-08-03 第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第6号
昨年十二月に金正恩新体制への権力移譲がなされました。また、多くの被害者御家族が高齢化する中、私としても、ことしを勝負の年と位置づけ、野田総理から御指示のあった北朝鮮との実効性ある対話の実現のため、全力で取り組んでおります。現時点では金正恩新体制を評価することは時期尚早でありますが、今後、金正恩体制が負の遺産を乗り越え、一定の新たな方向性を出すことを期待いたしております。
昨年十二月に金正恩新体制への権力移譲がなされました。また、多くの被害者御家族が高齢化する中、私としても、ことしを勝負の年と位置づけ、野田総理から御指示のあった北朝鮮との実効性ある対話の実現のため、全力で取り組んでおります。現時点では金正恩新体制を評価することは時期尚早でありますが、今後、金正恩体制が負の遺産を乗り越え、一定の新たな方向性を出すことを期待いたしております。
ことしは北朝鮮が拉致を認めて十年であり、昨年十二月には金正恩新体制への権力移譲がなされたわけであります。 今、横田さんのお父さんからのお話があったわけでありますが、私もそこはじくじたる思いで日々活動をし、また交渉しているところであります。 金正恩体制に移行して以降、北朝鮮側は、この拉致問題の解決に関して一定の解決したいという意欲を持っているのではないかと私は思っております。
最近報道されました金正日総書記の病気あるいは後継者への権力移譲の動向、あるいは北朝鮮の経済状況という御質問でありますが、まずは、北朝鮮のそうした内部の状況がどうであるかということについて、経済についてですけれども、さまざまな情報には接しております。食料事情を含めまして、経済は依然厳しい状況であると承知をしております。
何分にもあの国の中でどういうことが起こっているかというのは、通常の国よりもちょっとわかりにくい点があることは御理解いただけると思いますが、おおむね金正日さんへの権力移譲という方向で基本的には動いているのではないかと受けとめております。
もう一点、金日成主席が亡くなられてかなりの日数がたつわけですが、北朝鮮内部の権力移譲といいましょうか、そのことが形としてはまだきちんとした形がとられていないわけですが、その問題について何らかの見通しをお持ちでしょうか。
政府がこれまで公にした朝鮮半島分析は、「事態は平静に推移している」、「金正日書記への権力移譲は順調に進んでいる」の二点のみであります。特に、核疑惑問題はすぐれて我が国安全保障にかかわるだけに、日米安保条約との関係も憲法との関係もあります。そしてそれは、自社連立政権であるがゆえに、ひときわ複雑なものであることも予想はできます。