1954-11-10 第19回国会 参議院 決算委員会 閉会後第20号
なおついでに二十八年度の状況を申上げますれば、たばこ事業は千六百億の利益、樟脳事業は二千七百万円の欠損ということになりまして、総額は千六百三十億の利益になつております。これは二十八年度の状況であります。
なおついでに二十八年度の状況を申上げますれば、たばこ事業は千六百億の利益、樟脳事業は二千七百万円の欠損ということになりまして、総額は千六百三十億の利益になつております。これは二十八年度の状況であります。
○高野一夫君 もう一つ今度は樟脳関係のことで伺つてみたいのですが、これは決算委員会でこういうことを伺うべき筋合いかどうかわかりませんけれども、これは大蔵委員会か何かの係かも知れませんけれども、丁度お見えになつておる機会に伺つておきたいと思いますが、この樟脳事業についてのいわゆる原料楠の栽培なんかについてどうなつているか。
それは結局、樟脳事業というものの原料が何年先にはどのくらいになり、十年先にはどのくらいになるという見当をつけるためには当然必要なことだろうと思いますが。
次に樟脳事業予算額におきましては、収入八億六千六百七十九万七千円、支出七億五千六百四十二万九千円となつており、これを前年度予算額収入八億九百十二万円、支出七億三百八十六万七千円に比べますと、収入において五千七百六十七万七千円、支出において五千二百五十六万二千円をそれぞれ増加しております。
樟脳事業につきましては、我が国の特産品である樟脳或いは副産油は、セルロイドを初め香料、医薬品、フイルム、防虫剤などの原料であつて、これらの製品は重要な輸出品となつております。本年度は四千百十五万トンを売渡す計画でありますが、市況に必ずしも活発ではありません。現在我が国の樟脳生産ば台湾よりも多く、昨年度は三千七百七十五トンでありましたが、本年度は三千八百トンの生産を予定しております。
次に、輸入については、現行法では政府の指定した港湾による輸入は自由でありましたが、改正法では國内樟脳事業保護の見地から粗製樟脳及び樟脳原油については委託制を取り、再製樟脳、精製樟脳及び樟脳精油については許可制を取ることといたしたのであります。
それから只今黒田先生からも申されました通り、特に葉煙草を耕作する者と、こう明記した場合は、印刷代を儉約しないで、製塩業者とか、樟脳事業者というような者を加えると、非常に民主的に行くのじやないかと思います。聞きに行つたら、それも入つてゐるのだというのではなく、明記して置いた方が懇切丁寧で、却つてよいのじやないかと思いますが、これを削つたということは、政府で入れないということは、どうも塩屋はうるさい。