2012-07-31 第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
御案内のように、平成十八年度から三位一体改革の一環として地方に税源移譲が行われたところから、現在は各道県において取り組まれており、一方、国としては、サケ・マス資源の増大等のための地方公共団体、漁業協同組合等のふ化放流施設の整備については強い水産業づくり交付金により支援を実施しておりますし、また、道県を越えて漁獲されるサケ・マスの高品質化につながるよう、ふ化放流事業を実施している民間団体による耳石標識放流
御案内のように、平成十八年度から三位一体改革の一環として地方に税源移譲が行われたところから、現在は各道県において取り組まれており、一方、国としては、サケ・マス資源の増大等のための地方公共団体、漁業協同組合等のふ化放流施設の整備については強い水産業づくり交付金により支援を実施しておりますし、また、道県を越えて漁獲されるサケ・マスの高品質化につながるよう、ふ化放流事業を実施している民間団体による耳石標識放流
標識放流の結果、日本側で採捕された例もある、こういうように聞いておるところであります。したがって、日米間でもこれらの問題をきちっとやるべきではないか。
それから、標識放流につきましても、六年間で毎年一万個体ぐらいずつ標識をしておりまして、現にかなり広範に回遊していることがわかってきておりまして、七年から十年ぐらいかけないとまた帰ってきませんから、それの解析なんかもまだ今後に残された問題だというふうに思っております。
ただ、現在の段階における追跡調査の技術ということで申し上げますと、たとえばアワビなどにつきましては、これは、種苗生産によるアワビの稚貝というものは緑色をしておりますので比較的明確にわかるわけでございますが、たとえばカレイとかあるいはヒラメとかあるいはマダイといったようなものに移ってまいりますと、現在、標識放流、たとえばひれを切断、切除をするとか、あるいはタグピンをつけるといったような技術を開発しておりますけれども
たとえばアワビなどにつきましては、人工種苗によるアワビというのはそもそも色が緑色でございましてすぐに識別できるということもございますが、マダイとかクルマエビといったような魚種はその場でわからないわけでございまして、その場合には標識放流といったようなことが非常に重要になってまいります。
特に水産研究所、大学、道県等の水産試験場を動員いたしまして全部で調査船十六隻で各海域を分担しまして分布、標識放流、魚体測定、海洋調査といったようなことを行っておりますし、また、母船上では漁業監督官が漁獲物の種類ごとの魚体測定をいたしておりまして、かなり徹底的に資源の調査をやっておるわけでございます。
復帰後におきましは、昭和四十八年から東京都の小笠原の水産センターにおきまして、資源の調査の観点から主として標識放流を中心に、いわゆる人工ふ化放流試験を継続的に実施しております。また国といたしましても、ウミガメの増殖の観点から、東京都に対しまして五十五年度から、東京都の行っております同実験の中で特に種苗生産あるいは回帰率の向上のための研究に助成をいたすこととしております。
それから調査漁船は標識放流と、それから年齢の、さっきの話でございますが、年齢組成やらせるとか、そういうようなことをやっていこうと思っておりますけれども、基本的にお金が科学者が要求するところまで全部こないというところが残念ながら現実でございまして、私どもといたしまして、そういった科学調査の予算は極力ふやすように努力しなければならないと思います。
同時に、調査船を出しまして標識放流、そういうこともやりまして、資源がどういうふうな回遊をしているかということを四十一年来実施しているわけでございます。 さらに、ベーリング海なりそういった地域におきます、主として温度になると思いますが、海洋の環境調査、そういったものをずっと引き続きやっているわけであります。
しかしながら、資料数がまだ十分とは言えませんので、今年度、四十七年度はさらに引き続き標識放流に重点を置きましての標識放流調査等を強化いたしまして、漁場資然環境の解明をはかりまして、栽培漁業に適したところの魚種並びに培養方式、これについての究明を現在お願いをいたしておるということでございます。
○説明員(松下友成君) ただいま申し上げましたのは標識放流の結果に基づく結果でございまして、カニにいわゆる迷子札をつけまして、その結果どの程度移動するかということを調べておるわけでございます。
ただ、カニの標識放流等の観点からいたしまして、その遊泳距離は必ずしも固定的なものでなく、相当広範囲にわたっておるということは、われわれとしても従来の標識放流の結果等から材料は持っております。そういう点を材料として、今後問題が生じたときには交渉いたしてまいりたいと考えております。
そこで、東シナ海まで及ぶか及ばないかという問題は、標識放流その他の調査の結果から判断いたしたい、かように思うのであります。
これが調査をいたしまする内容といたしましては、ただいま申し上げましたように、鮭鱒の形態学的な調査、あるいは血清によりまする鮭鱒の系列の調査、あるいは標識放流をいたしましてその回遊の状況を調査するとか、こんな調査もいたしておる次第でございます。なお、各母船にはそれぞれ水産庁の監督官が乗り込んでおるのでございます。
これが調査の方法といたしましては、漁獲されました魚類の収集を行い、これが体長組成等の状況による資源状況の分析をやる、また、魚種によりましては、標識放流もやり、その移動状況を調べる、また、同時に、漁業の問題は海況変化という問題と密接な関係がありますので、そういうようなことにおきまする海洋監視というものにも従事いたしておるような次第であります。
○奧原説明員 科学的と申しますのは、試験場等におりまするその方面の専門の者が、漁獲された魚につき、あるいはまた場合によれば標識放流等のことをやりまして、そうしてそれによってつかみました事実を分析して得ました結論を申し上げておる次第でございます。
鯨の標識調査は、これは年々要求しておりますが、なかなか通らないのでございますが、どうしても鯨の標識放流をやらなければならないのでありまして、これを要求いたしております。 それから最後に四十三番でございますが、これは水産業技術改良普及事業の拡充でございます。内容的に一番の重点は、技術改良のための技術員の増員と、それから改良普及員の新らしい設置でございます。
○説明員(永野正二君) このアジア系のさけとアメリカ系のさけとを分つ線をきめますためには、これは相当数多く、而も或る程度長い間に亘りまして、只今申上げました標識放流というものをやりまして、それによつてどちらの方へ何パーセント上つたか、勿論行方不明になる魚も相当ございますが、それがアメリカの川で幾らとれたか、それからアジアの川、アジアの川と申しますと、カムチヤツカとかロ領を含んでおりますが、そのほうで
にしんにつきましても相当大量の標識放流によりましてこれの資源を推定いたしまして、一定の漁獲の制限高というものを設けておるようなわけでございます。