2009-06-16 第171回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
○政府参考人(本田勝君) 運賃改定に際しての実務のことでございますが、私どもが公示させていただきます上限運賃の算出手続でございますが、まず第一、標準的な経営を行っている事業者ということで、先ほど申しました小規模なあるいは零細な事業者の方とか事故を多発している事業者、あるいは従業員一人当たりの営業収入が低水準の事業者の方を除かせていただいた、まさに文字どおり、その地域における標準的な事業者の方を標準能率事業者
○政府参考人(本田勝君) 運賃改定に際しての実務のことでございますが、私どもが公示させていただきます上限運賃の算出手続でございますが、まず第一、標準的な経営を行っている事業者ということで、先ほど申しました小規模なあるいは零細な事業者の方とか事故を多発している事業者、あるいは従業員一人当たりの営業収入が低水準の事業者の方を除かせていただいた、まさに文字どおり、その地域における標準的な事業者の方を標準能率事業者
タクシーの運賃の決め方でございますけれども、標準的な経営を行っております事業者を標準能率事業者として選定をいたしまして、それらの事業者の平均の原価あるいは適正利潤というものを用いまして、個々の申請の査定を行うというふうにやってきているところでございます。
そして五十五年度はマイナス七百五十七円、一台一日というようなことで、これは福岡市標準能率事業者の推計であります。したがいまして、これは信憑性のある、陸運局などで扱う数字でありますが、このようにLPGの値段上昇などで収益が減っている。
○説明員(森英良君) 最低工賃の設定の場合には、当然その仕様における一単位当たりの単価がどのくらいであるかという実態調査も必要でございますけれども、同時に、それをつくるについて標準的な人はどの程度能率を上げられるかという点の調査をいたしまして、標準能率をもってある時間やった場合にどの程度の収入になるかということも当然調査いたしまして、その上で決めておるというのが実態でございます。
具体的には岐阜の場合には標準能率というところが問題になるわけです。これは岐阜の基準局の資料では、時間当たりの換算工賃が、いま言われたように経費を除いて地域の最賃を上回っておるのは確かなんです。しかし、換算の基準となる標準能率を見ると、一日八時間労働で紳士服地の場合に三十二メートル生産できる、こういうふうになっておる。
○森中守義君 それからその基準表によれば、たとえば「地域区分の基準」、それから「標準能率事業者の選定基準」、それに「事業収支状況の算定基準」、この三つに分かれていて、かなり適用外のものが多い。こういうようにこの基準からいけば、大体出されてきたものは要否検討基準のものさしにはみんなはまってくる、これだけふるい落とされているわけだからね。たとえば「原価標準基準」ですね、これにも六項の除外がある。
○森中守義君 この判定基準の中で「当分の間標準能率事業者の実績年度における事業収支率(適正利潤を含む)が一〇五%をこえる場合は、運賃改定の必要があるものとは認めない」、こういっておりますね。いまのタクシー業界を見た場合に、一〇五%の事業収支率というものは大体全事業者のどのくらいに当たりますか。
というのは八時間に換算いたしますときの標準能率が違いまして、それぞれの標準能率を設定いたしまして換算をいたします。そうして必要経費を除いて、その地域の雇用労働者の最低賃金あるいは雇用労働者の一般的な賃金と比較する。こういうぐあいに非常に複雑になるわけでございます。
そういう場合に、われわれとしては、もちろん類似業種あるいはその業界における一般的な賃金の上昇ということは、福祉国家における所得の安定向上という考え方から考慮に入れておりますけれども、その場合におきましても、能率的な人数で運営すれば、一体料金を構成する労務費としてはどれくらいでしかるべきかということを考慮に入れまして、その他原料の原単位あるいはその他の管理費の要素等々を検討いたしまして、一般的な標準能率
、それぞれ独立採算のたてまえでやっておりまするから、したがって、その給与ベースとそれから民間の給与ベースとどれだけの差があるか、私としてはここでつまびらかに御説明申すわけにいきませんが、しかし、この両者を比較いたしまして、公共料金を構成する労務費に非常に格差があって、そうしてしかもその格差の内容が、三公社、五現業のほうが人件費の使い方において非常に能率上おくれておるという場合には、むしろそうした標準能率
○野上元君 今あなたが発表されたのが、大体標準能率ということになるのですか。
現在NHKでそのような集金をして、一人の単位区分を限っておりますのは、一日の勤務時間、さらに一定の距離、その他の関係を勘案いたしまして、これは住居の稠密の度合いにも関係いたすと思いますが、一人で大体におきまして、距離、件数等の標準的なことを申しますと、三カ月集金の場合には、三カ月間に七千五百件を受け持ち得る、これが標準能率であります。
あるいはそれで売ったのじゃ変動費までは見られても、固定費まで見られぬという問題が起こると思いますが、一応そういう同一品種についての標準能率を前提にした労務費を見ておるわけであります。
從いましてこの際特に標準能率をかえないことにするということは、組合が主張しておりました点になつておるのであります。第四項、物價のはね返り問題については、他産業以上に配給されている加配米量につき今次値上り分に対する支給は原則として認めること、これは組合が強く主張しておつた点が認められておるのであります。
三、通常の状態においては上期下期間に季節差のあることは認めるが、炭鉱は目下回復途上にあり、急速に自立体制の確立が要請されている実情にかんがみ、この際は特に標準能率をかえないことにすること。 四、物價のはね返り問題については、他産業以上に配給されている加配米量につき、今次値上り分に対する支給は原則として認めること。
をするのではないかという御疑念、これもまことにごもつともだと思いますが、実は私どもの逓信事業におきましては、いわゆる一律の特別会計二割という原則を適用されることは、まつたく不合理であるということを強く主張をいたしまして、大体昭和九年から十一年当時、比較的社会情勢、経済情勢も落ちついておつた時代の業態の実情を調べましてその当時における各業種別の一人当のり取扱いの能率、そういうものをまず基礎にいたしまして、科学的に個人の標準能率